公園内は、平和祈念像や写真の「長崎の鐘」がある「願いのゾーン」、爆心地に近い「祈りのゾーン」、原爆資料館のある「学びのゾーン」などに分かれています。静かな気持ちで、平和に思いを馳せてみては。

オランダ坂沿いには、明治中期に建設された洋風住宅が並ぶ「東山手洋風住宅群」があります。一部は資料館となっており内部の見学も可能です。洋風の作りですが、屋根は瓦葺きになっているという珍しい作りです。

上陸ツアーでは、朽ちゆく炭鉱施設や集合住宅などが間近に見られます。ツアーを運行している会社は複数あり、それぞれ発着場所・時間・料金などが異なるるため、以下のリンクなどで、希望に合うツアーを探してみましょう。

軍艦島（端島）と同じく、かつて炭鉱のあった島「池島」。炭鉱は2001年に閉山されましたが、現在も島には住民がおり、公共交通のフェリーなどで渡ることができます。島内では、炭鉱施設や集合住宅跡を間近で見ることができます。

以下のリンクの日帰りバスツアーに参加するか、「長崎さるく」というサイトで事前に予約すれば、元炭鉱マンの案内で、トロッコ列車で坑内を見学できます。

池島は、長崎市の中心部から行くには少し時間はかかりますが、産業遺産に関心のある方には特におすすめです。じっくり見学したい方は、島内で宿泊もできます。

美しい景色にうっとりしてしまいます。晴れた日の日中には、雲仙や五島列島が見えることもあるそうです。山頂は公園になっていて、野外ライブステージもあります。

本当に、まるでヨーロッパの街に迷い込んだかのような錯覚に陥りますね。春夏秋には、夜に「光の王国」というイルミネーションやライトアップを行っており、夕方から訪れても楽しめるのが魅力です。

人気が高いのはなんといってもカピバラ！冬季には、露天風呂に入るカピバラたちを見ることができます。お湯に打たれてゆったりくつろぐ様子を見ているだけで癒されますね。園内では、カピバラの他にも、キツネザルやリスザル、サイやカバなど約200種の動物に会えます。

自然が豊かな五島列島。福江島へは、長崎港からジェットフォイルとフェリーが出ているほか、長崎空港から飛行機で行くこともできます。こちらは、美しい遠浅の砂浜とコバルトブルーの海が印象的な、高浜海水浴場。沖縄まで行かなくても、こんなに美しい海に出会えるんです。

隠れキリシタンの多かった島内には、古い教会が点在しています。こちらの写真は貝津（かいつ）教会です。木造で、和風の建築様式が取り入れられています。

※教会は観光地ではなく信仰の場です。マナーを守り、信徒の方への配慮を持って静かに見学するようにしましょう。

文人墨客や坂本龍馬など幕末の志士も訪れたという「史跡料亭 花月」。県指定史跡にもなっている格式の高いお店で、完全予約制となっています。伝統の卓袱料理はもちろん、長崎三大庭園に数えられる庭園も素晴らしいです。

たっぷりの具と、魚介の旨味のある濃厚な口当たりのスープ。写真の特上ちゃんぽんには、フカヒレや肉団子がトッピングされています。もちろん、皿うどんなど他の中華メニューも充実しています。

佐世保バーガーの名店「ハンバーガーショップ　ヒカリ」は、1951（昭和26）年創業の老舗。佐世保中央インターチェンジそばの本店（写真）と、JR佐世保駅近くの五番街店があります。

一口餃子の専門店「雲龍亭本店」。昭和の香り漂う「思案橋横丁」にあり、地元の人で賑わっています。

シンプルな盛り付けですが、もっちりとした皮とジューシーな餡が美味しく、つい食べ過ぎてしまいます。一口餃子の他にも、ニラとじなど卵とじ系のメニューもあります。

創業120余年の老舗和洋菓子店「梅月堂」は、長崎ならではのスイーツ「シースクリーム」発祥のお店です。カスタードクリームが挟まったスポンジケーキに、生クリーム・黄桃・パイナップルが載っているショートケーキです。

観光通りにある本店では、2階に併設されているカフェでお茶することもできます。

有名な観光スポット「眼鏡橋」の近くにあるカステラ屋さん「岩永梅寿軒」は、長崎市民にも評判の名店。

昔ながらの製法で作られたカステラは、もっちりしっとりした食感。販売数が限られており、午前中の開店後まもなく売り切れてしまうことも多いのだとか。

前田冷菓の「チリンチリンアイス」は、移動販売のワゴンで気軽に買える人気スイーツです。本記事でもご紹介した平和公園やグラバー園など、主要観光スポットでも販売しているので、夏の暑い日にいかがでしょうか？

美しいバラの形のアイスの食感は、アイスクリームというよりもシャーベットに近く、さっぱりとしています。こんなにきれいだと食べるのがもったいなく感じますが、溶ける前に食べましょう！