降り立つ北鎌倉駅そのものがすでに観光スポットとして独特の存在感があります。

駅のすぐ近くにはこんな朱色の門があります。料理店の看板らしき表札が下がっています。ここを通り抜けたら振り返ってみましょう。この先には無人の古い八雲神社があり、さらに進むと「雲頂菴」というお寺もあります。(※拝観はできません)こんな場所が駅の近くにあるなんて、映画のように知らないうちに神隠しに合ったような不思議な気持ちになってしまいます。

室内の座敷から見る庭園は、一幅の絵画のよう。静寂を感じる凛とした情景ですね。

紫陽花寺と言われ、梅雨になると数えきれないほどのあじさいが咲き乱れます。秋冬はとても静かで、枯山水の庭園や瓶ノ井庵(鎌倉十井の一)があります。

桜の季節には薄いピンクが可愛らしい桜小道を歩くのもいいですね。

美しい丸窓からの借景が美しい明月院の丸窓。

丸窓からの冬景色。

円覚寺といえば急で長い階段を上っていかなければなりませんが、高い場所にあることがこのお寺の最大の特徴です。

円覚寺山門と紅葉。燃えるような紅葉の美しさに心が浄化されそうですね。円覚寺では定期的に座禅会や写経会が行われており、どなたでも参加することが可能です。詳細は公式HPで確認して下さい。

ゆったりとした空間が取られ、くつろぎを感じさせてくれる美術館。常設だけでなく、さまざまな企画も行われています。

「たからの窯」では、誰でも簡単に陶芸体験をすることができます（要予約）。鎌倉の緑豊かな環境の中で、世界に唯一つしかない器を作ることができる体験は得がたいもの。

奥まった先に施設があり、陶芸体験に没頭できそう。

手を使って土だらけになるっていいものです。もしご興味があれば、挑戦してみてくださいね。

「グラスビーズ工房ぐりぐら」ではとんぼ玉の販売のほかに、季節に合わせたとんぼ玉作りを体験することができます。

秋の色を閉じ込めたとんぼ玉。
こんな季節感あふれるとんぼ玉を四季折々に作ることができたら素敵ですよね。

とんぼ玉製作体験は1回約30分。時間内で2個製作できるそうです。北鎌倉へのお散歩と同時に体験を希望するなら、ご予約を。他に定期的に通える、とんぼ玉教室もあります。

素敵なとんぼ玉を、Webショップで購入することもできます。こちらは工房の方が制作した作品。グラデーションによる色の変化とらせん状のリボンの模様が綺麗ですね。

お座敷からは、庭を眺めることもができます。椅子席も用意されています。

こちらが人気のビーフシチュー。じっくり煮込まれたやわらかい牛肉、お肉や野菜のエキスが溶け出したシチューは絶品です！

古民家をリノベーションし、シックで落ち着いた店内の「航 北鎌倉」。デートや、ご両親との食事にもおすすめです。

静かな場所でゆっくりと食事をとってみてはいかがでしょうか。

通り沿いに出ている、ちいさな看板が目印の「喫茶ミンカ」。見つけた瞬間なんだか嬉しくなってしまいます。

ケーキや、プリンなどの優しい味の手作りスイーツをいただくことができます。人気のカフェですが、ゆっくりとした時間が過ごせると大人気なんです。季節や、曜日によっては並ぶこともありますが、是非立ち寄っていただきたいおすすめカフェです。

ひ路花はワインと甘味処が一つになったお店です。ワインバーでは国産ワインと鎌倉野菜が、甘味処では定番の白玉あんみつを始め、白玉フォンデュなどの個性的なスイーツを楽しむことができます。

先ほどご紹介した明月院のさらに奥、30段ほど階段を上った高台に佇む「石かわ珈琲」。

香り豊かなコーヒーを静かな空間でいただけます。コーヒーはオーダー後、一杯一杯丁寧にドリップされます。数種類のスイーツも用意されており、旅の疲れを癒してくれます。

創業は1948年！北鎌倉で知らない人はいないほどの老舗がこちらの「御菓子司こまき」です。店内で美味しい和菓子と抹茶を堪能したら、お土産で美味しさのおすそ分けをどうぞ♪

レトロで可愛らしい外観につられ、フラっと立ち寄りたくなるパン屋さん「にちりん製パン」。

見てるだけでほっこり♪はりねずみ（左）とほうじちゃときなこのパン（右）。見た目の可愛さだけでなく、国産小麦やこだわりのある食材を使用し、愛情たっぷりに作られたパンは心もお腹も満たしてくれます。

稲荷寿司が有名でお昼過ぎには売り切れることも多い「光泉」。確実に手に入れたいなら予約するのがおすすめです。

長細い形が特徴的な稲荷寿司は半分にカットされています。程よい甘辛さであっという間に完食できちゃいそうな美味しさ。自宅へのお土産に持ち帰れば喜ばれそうですね。