おしゃれで楽しい♪ビジネスカードの世界
情報が詰め込める二つ折りカード
二つ折りのビジネスカードは、情報量を多く盛り込めるのが魅力。中面に写真などを使えるのもメリットです。
たとえば、クリエイティブな仕事なら、作品を中面に入れるのもいいですし、お店ならば自慢のアイテムや料理などをきれいな写真で入れるのも効果的です。
こちらは、卵と乳製品を使わないお菓子屋さん「khanam」のショップカード。表紙と裏表紙に、お店の優しい雰囲気に合った、可愛らしいキャラクターが描かれていて、ほっこりします。
上のショップカードを開くと、お店の情報がわかりやすく紹介されています。2つ折りなので、レイアウトもゆったりとしていて、お店のイメージにもよく合っています。
色やデザインが美しいカード
色やデザインが美しいカードは、ついつい取っておきたくなりますね。名刺やショップカードは、会社やお店の顔のようなもの。ぜひ、お店の雰囲気が伝わるようなデザインを工夫しましょう。
一本の線で描かれた、シンプルでスタイリッシュなデザイン。印象的な色の組み合わせ。そして、積み上げたときの美しさも計算されているのが素晴らしいですね。つい、手に取りたくなります。
花柄のエンボスを施した台紙に、エレガントな書体。そのまま飾っておきたくなるような、おしゃれなビジネスカードです。女性向けのお店のカードなどにいいかもしれませんね。
こちらは、東京・恵比寿にある大人の雰囲気溢れる本格珈琲店「Coffee Tram」のもの。ダンディーな紳士のイラストが、お店の世界観と見事にマッチしています。
用意されたカードや冊子に、お店の珈琲へのこだわりが感じられます。ちなみに、これは上のお店のコースター。渋いです。
名刺のスタンダード“白と黒”で発揮する実力派カードたち
白と黒の太い文字。しかもCONTACTのひとこと。単刀直入で力強いメッセージが受け取れますね。奇をてらわず、直球勝負の気持ちいいビジネスカードです。
上質な紙に、落ち着いたデザイン。エンボスなども施して、上品で高級感のある雰囲気が感じられます。
あえて少ないカラーで美しいカードを作成
爽やかなブルーだけで、自由にはばたく鳥を表現。清潔感や期待感、プラスのイメージを感じさせてくれるデザインですね。
ショップカードなどは、平置きする場合も多いので、裏表で置いたときの美しさも肝心。涼しげなカラーが、大人っぽさや上品さを感じさせてくれます。
たとえば、会社やお店のイメージカラーを使って、何パターンものデザインで展開していくアイデアもありますね。全種類を集めてみたくなります。
シンプルな白地に、会社名や個人名をがっちりとした書体でアピール。連絡先だけをブルーで添えています。個人で名刺を作るときなどにも参考になりそうですね。
温かみのある生成りの紙に、スタンプ的に赤をプラス。手作り感のある名刺デザインです。
表参道にある、ニューヨーク発のおしゃれな「ドミニクアンセルベーカリー」のカード。店名のみのカードですが、フォントで遊んだ楽しいデザイン。デザインを依頼するときなどの参考になるかもしれませんね。
イラストレーションや主役のカード
会社名から、アルマジロのイラストがメインに。なんて可愛らしい！丸みのあるコーナーの処理も気がきいています。
アルマジロカードは、こういうタイプももあるようです。名刺は、細長い形もおしゃれで可愛いですね。
落ち着いたトーンの台紙なので、可愛いキャラクターを使っても子供っぽさがないですね。むしろ、おしゃれさがあり、温かみも感じられます。
書籍のタイトルのようですね。筆者が、名刺の裏に書いていた落書きが元になったとか。テーマのひとつは創造性。リスクを嫌う世の中で新しいアイデアを生むには…など紹介されているとか。なるほど、と思わせるイラストが印象的。
シンボリックなマークをキービジュアルに
一度見たら記憶に残るマークは、メインビジュアルにすると効果的。名刺だけでなく、封筒なども同じデザインで統一すれば、より認知度が高まりますね。
会社名の頭文字をデザイン化したマークでしょうか…？インパクトのあるデザインと鮮やかなカラーは、目を引きますね。
会社の特徴をあらわすかのような、シンプルなデザイン。多くを語らず、最小限の情報をコンパクトにまとめた名刺は、好感がもてますね。
ユニークな写真で遊ぶビジネスカード
ユニークな写真を使って、ほかにはないちょっとユニークな名刺を作ってみるのも楽しそう。会社やお店のテイストに合う写真を使うとわかりやすいですね。
裏を見ると、こんな感じのようです。上の写真が、そのままシルエットになっていて、楽しいアイデアですね。
ぬくもりある和テイストもおすすめ
和紙にプリントした、ナチュラルな雰囲気の名刺カード。優しさや自然がテーマのお店やカフェ、レストランなどにいいかもしれませんね。身近で親しみを覚えます。
手漉き和紙のメッセージカードを名刺に。優しい手ざわりが、思いを伝えてくれそうです。和紙を使って、手作りするのもいいかも。
びっくり！仕掛けのあるビジネスカード
点線に沿ってつまみを引いてみると、メッセージが現れます。なんて遊び心にあふれたカードでしょう。ショップカードなどに使えそうな楽しいアイデアですね。
なんと、伸びる素材でしょうか…。こんな斬新なビジネスカードに出会ったら、きっと話題になりますね。実験的で面白い！
こちらは、レゴ名刺。レゴに、会社名とアドレスのデカール（シール）を貼っているようです。楽しいアイデアですね。
こちらは、パッケージラベルにできるおしゃれな名刺。なるほど、これならシンプルなボックスで十分ですね。エコなのに、おしゃれ。
名刺づくりのコツは？
大切な情報は見やすく入れましょう。すべてアルファベットにするのではなく、日本語で押さえることも必要ですね。郵便番号などもお忘れなく。また、重要なのは名刺入れに入るサイズであること。相手の方にとって扱いやすい名刺であることを心がけましょう。
いかがでしたか？
名刺やショップカードは、デザインの良さも大切ですが、まずは自分の気持ちを素直に相手に伝えることがポイントです。その会社らしさ、そのお店らしさ、そしてその人らしさがうまく表現できたら成功ではないでしょうか。
最近は、おしゃれでアイデアいっぱいの名刺やショップカードが多くなりましたね。そんな、ついついコレクションしたくなるビジネスカードたちを、いろいろと集めてみました。