どこかミステリアスで気まぐれな「猫」が好き!
猫好きさんにおすすめしたい映画10選
~洋画編~
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
猫が行方不明
主人公クロエは、バカンスに行くために愛猫グリグリを近所に住む猫好きの老婦人に預けることに。ところが帰ってくると、グリグリがいなくなってしまったところから、物語が始まります。猫が姿を見せなくなるのはよくある事。それを心配する自分の姿と重ね合わせながら、展開が楽しめます。猫探しを通して、クロエが自分を見つめ直していくストーリーも印象的です。
ギフテッド
数学において天才的な才能を天から与えられた7歳のメアリーを巡る家族の物語。問題解決の大きなきっかけとなるのが、家族の一員である賢い片目の猫、フレッド。教育とは何かについて考えさせられる内容ですが、見終わった後はほのぼのとした気持ちになれる映画です。
猫が教えてくれたこと
「猫が教えてくれたこと」は、トルコの古都イスタンブールで自由気ままに生きる猫たちを追ったドキュメンタリー映画。街の人々はイスラム教の教えによって昔から猫を大事にしていますが、都市開発が進み以前のような猫の居場所が失われていくことに、心を痛めています。“人間と動物との共生”について改めて考えさせられる映画です。
~邦画編~
パンとスープとネコ日和
突然亡くなった母親の店を改装して、パンとスープだけの食堂を始めた娘アキコが、商店街のご近所さんたちとある日突然現れた1匹の猫の存在に支えられながら、生きることをリセットしていく映画です。原作は「かもめ食堂」でもお馴染みの群ようこさんの同名小説。静かでかけがえのない日常が描かれています。
グーグーだって猫である
愛猫を亡くした漫画家が、グーグーを家族に迎え入れることから新しく動き出す毎日を描いた「グーグーだって猫である」。大島弓子さんの漫画が原作です。気まぐれと言われる猫ですが、本当は人の気持ちをよ~くわかっているのではないかと思わせてくれるシーンも。見終わると、猫と暮らしたくなる素敵な映画です。
レンタネコ
いろいろな悩みや葛藤を抱えた人に猫をレンタルするという、一風変わった商売をしているサヨコ。猫をレンタルすることで、次第に心がほぐれていくお客さん達。レトロ可愛い平屋の日本家屋とたくさんの魅力的な猫たちは、いつもの毎日を肩の力を抜いて前向きに過ごすヒントをくれるはず。
キミとボク
猫と漫画家を目指す青年との10年にわたる日常を描いた45分の中編映画。何げない日常の中に猫がいることの喜びが淡々と綴られていて、それが心に染み入ります。出会いもあれば、悲しい別れもある、そんな猫との暮らしを疑似体験できるような映画です。
船を編む
主人公ではないものの、堂々とした存在感を放ち、人と人とを結びつけるキーマンのような役割を果たしているのが「船を編む」に登場するトラネコのトラさん。人と接するのが苦手な馬締のそばに寄り添い、いつも見守ってくれるトラさんから目が離せません。
改めて感じる猫の愛らしさとは
守ってあげたくなる存在感
猫特有の身体的特徴とその自由さ
さらに、いつだって自由気ままな生き方が人間界に住む私たちにはうらやましくもありますよね。
この映画は、イギリスで麻薬中毒に苦しみ日々の生活もままならない青年と、1匹の野良猫による、感動の実話を元に作られました。なんと、ボブ役には本物のボブが起用されているんです!ボブの存在が青年を変え、暮らしが少しずつ好転していく過程に、心がじんわり温まります。