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刺繍糸は編み物にもぴったりの素材
出典:unsplash.com
ほんの少し時間があいたなら、小さな編み物はいかがでしょうか。しなやかな刺繍糸は、実は刺繍だけでなく編むのにも扱いやすく適しているんです。
今回は、刺繍糸で編む軽やかなイヤリングやピアスの作り方を2種類ご紹介します。どちらも1時間もあれば左右作れてしまうかんたんレシピ。アレンジバージョンものせていますので、ぜひ「自分だったらこうしたいな」とイマジネーションをふくらませながら見てみてください♪
今回は、刺繍糸で編む軽やかなイヤリングやピアスの作り方を2種類ご紹介します。どちらも1時間もあれば左右作れてしまうかんたんレシピ。アレンジバージョンものせていますので、ぜひ「自分だったらこうしたいな」とイマジネーションをふくらませながら見てみてください♪
Part0~2の作品、工程の写真:筆者撮影
Part0:作品作りの前に
今回の2つの作品は、やや大きめのリングの縁に編みつける「揺れるフリルの耳飾り」と、中サイズのリングにモチーフが下がる「ひらり花びらモチーフの耳飾り」です。ピアスにもイヤリングにも対応していますので、お好みのタイプで試してみてください☆
それでは作業に入る前に、材料や道具、編み方を確認しましょう。
それでは作業に入る前に、材料や道具、編み方を確認しましょう。
糸について
LECIEN(ルシアン) コスモ 25番刺しゅう糸(箱/6本入)
739円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
道具について
編み針はごく細いレース針を使います。細かい作業のため、柄が太いタイプが持ちやすく疲れにくいです。
Clover レース針 アミュレ No.8 0.90mm
506円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
ペンチは先端が細くしっかりとつかめるものがおすすめ。パーツをつなぐ丸カンはひねるようにして開閉するのですが、その際に「指カン」という指輪のかたちをした道具にひっかけるように作業するととても簡単ですよ!
編み方を確認しよう
どちらの作品も、「鎖編み」「細編み」「長編み」「長々編み」ができればかんたんに編めますよ♪初めての方や忘れてしまったという方は動画を見てみてくださいね。
Part1:揺れるフリルの耳飾り
用意するもの
左上から
・指カン※丸カンを開閉するのに便利
・刺繍糸(コスモ25番刺しゅう糸・色番152A)100cm
・ピアスまたはイヤリングパーツ(カン付)
・丸カン(0.5×3.5mm)2つ
・リングパーツ(20mm)2つ
・縫い針※糸を通す穴が大きめのもの
・糸きりはさみ
・手芸用ペンチ
・レース針No.8
・指カン※丸カンを開閉するのに便利
・刺繍糸(コスモ25番刺しゅう糸・色番152A)100cm
・ピアスまたはイヤリングパーツ(カン付)
・丸カン(0.5×3.5mm)2つ
・リングパーツ(20mm)2つ
・縫い針※糸を通す穴が大きめのもの
・糸きりはさみ
・手芸用ペンチ
・レース針No.8
モチーフの編み方
刺繍糸は2本どりにします。リングを表側が自分の方に見えるようにして持ち、糸をリングの向こう側から引き出しましょう。糸端は10cmくらい残しておいてください。
この作品は、フリルがゆるい5つの山でできています。まず鎖編みを3目作り、リングと糸端を巻き込むようにしながら「長編み」「長々編み」「長編み」の順に編みます。
<ポイント>
はじめの糸端とリングを左手で一緒に持って、編みくるむようにしていってくださいね。
はじめの糸端とリングを左手で一緒に持って、編みくるむようにしていってくださいね。
フリルの最初の山ができました。2つめの山は「細編み」「長編み」「長編み」「長々編み」「長編み」です。
<ポイント>
細編みは、山と山の間になる部分。引き締めすぎないようにある程度高さを保つのがコツです。細編みの代わりに、「リングの向こうから引き出した糸に鎖編み1目をして、再度糸をかけて2目を引き抜く」という編み方をすると、芯のしっかりしたフリルになりますよ。
細編みは、山と山の間になる部分。引き締めすぎないようにある程度高さを保つのがコツです。細編みの代わりに、「リングの向こうから引き出した糸に鎖編み1目をして、再度糸をかけて2目を引き抜く」という編み方をすると、芯のしっかりしたフリルになりますよ。
次は「細編み」「長編み」「長々編み」「長々編み」「長編み」で3つめの山を作ります。4つめは「細編み」「長編み」「長々編み」「長編み」「長編み」の順に編みましょう。
5つめの山は、「細編み」「長編み」「長々編み」「長編み」「細編み」。最後にもう1目リングの向こうから糸を引き出し、そのまま引き抜いて編み終わりです。糸端の両側が同じ場所から出ているので少しだけ引いてギャザーを寄せて結んだら、縫い針を使って目立たないように糸始末をします。
組み立て方
ペンチで丸カンを開き、イヤリングまたはピアスのカンの部分とモチーフとをつなぎます。
左右同じように作ってできあがりです!
<ポイント>
このアクセサリーは、つけたときにリングが顔の側面に沿うように向きます。そのため丸カンでつなぐ際は、左右でリングの正面が反対を向くように取り付けることをおすすめします。
このアクセサリーは、つけたときにリングが顔の側面に沿うように向きます。そのため丸カンでつなぐ際は、左右でリングの正面が反対を向くように取り付けることをおすすめします。
糸を変えると全く違う印象に
短いピッチで色が変化する糸で編んだら、ランダムなしましま模様になりました!どんな仕上がりになるかドキドキしながら作るのも楽しいですよ☆
さんご色で編むと、まるでお花が咲き乱れているようで一気にキュートになりますね♪
Part2:ひらり花びらモチーフの耳飾り
用意するもの
左上から
・指カン※丸カンを開閉するのに便利
・糸通し
・刺繍糸(コスモ25番刺しゅう糸・色番300)45cm
・ピアスまたはイヤリングパーツ(カン付)
・丸カン(0.6×3mm)2つ
・つぶし玉カバー(4mm)2つ
・つぶし玉(2mm)2つ
・ビーズ(ピンク系チェコビーズ)4つ
・リングパーツ(15.5mm)2つ
・縫い針※糸を通す穴が大きめのもの
・糸きりはさみ
・手芸用ペンチ
・レース針No.8
・指カン※丸カンを開閉するのに便利
・糸通し
・刺繍糸(コスモ25番刺しゅう糸・色番300)45cm
・ピアスまたはイヤリングパーツ(カン付)
・丸カン(0.6×3mm)2つ
・つぶし玉カバー(4mm)2つ
・つぶし玉(2mm)2つ
・ビーズ(ピンク系チェコビーズ)4つ
・リングパーツ(15.5mm)2つ
・縫い針※糸を通す穴が大きめのもの
・糸きりはさみ
・手芸用ペンチ
・レース針No.8
モチーフの編み方
刺繍糸は3本どりにします。鎖編みを4目作りましょう。
針に糸を2回巻き付け、作り目の裏山に針を入れて長々編みをします。ただし、長々編みの最後の1回は引き抜かずに残してください。目の数だけ針にかかっている糸が増えていくことになります。
同様に作り目の裏山に長々編みの途中までを編みつけていきます。これを全部で4回繰り返しましょう。立ち上がりの鎖目と合わせて5目が針にかかっている状態になっていればOKです!
糸をかけて5つの目に対して一度に引き抜きます。鎖編みを1目編んでそのまま糸を引っ張り出します。
モチーフが編めました。
組み立て方
はじめの方の糸端に縫い針をつけて編み目の裏側で目立たないように通し、モチーフの上側に出します。
イヤリングまたはピアスのカンに丸カンをつなぎ、糸をつけたときにはずれてしまわないようにしっかりと閉じます。
モチーフの糸端でリングをはさみ、6本揃えてビーズとつぶし玉を通します。糸通しを使うとスムーズですよ!
そろえた糸をもう一度3本ずつに分け、アクセサリーパーツにつけた丸カンに通します。リングの前側からきている3本は前から後ろに、リングの後ろからきている3本は後ろから前にくるようにして、交差させます。
糸を6本揃えて、糸通しでつぶし玉に通します。たわまないように丁寧に引きながら形を整えましょう。つぶし玉カバーのスペースを考慮してほんの少しゆとりをもたせます。
つぶし玉をペンチでしっかりとつぶし、糸端をつぶし玉のきわで切ります。つぶし玉カバーをつけてできあがりです!
<ポイント>
つぶし玉カバーはメーカーによってサイズ感が異なります。2mmのつぶし玉はつぶすと大きくなりますので、はみ出さないように大きめのカバーを選ぶのがおすすめです。
つぶし玉カバーはメーカーによってサイズ感が異なります。2mmのつぶし玉はつぶすと大きくなりますので、はみ出さないように大きめのカバーを選ぶのがおすすめです。
ビーズや糸の色の組み合わせでアレンジ無限
オリーブ色の糸とベージュ系のスワロフスキービーズを合わせてちょっぴり上品な印象に。
ピンクの段染め糸とコットンパールを組み合わせました。全く違う表情になりますね!
細やかな作業に夢中になる時間を楽しんで
アクセサリー作りは集中できて、すぐに完成するのが良いところ。丁寧に進めていくうちに、ちょっとした悩みごとがあってもどこかへいってしまうかもしれません。
今回は、金属のパーツに少しだけニット要素を加えたレシピをご紹介しました。自分の好きな色の糸やビーズを用意して、お気に入りの作品に仕上げてくださいね♪
今回は、金属のパーツに少しだけニット要素を加えたレシピをご紹介しました。自分の好きな色の糸やビーズを用意して、お気に入りの作品に仕上げてくださいね♪
今回ご紹介する作品ではコットン100%の刺繍糸を使っています。通常は6本でひと束になっているため、よりをほどくようにして必要な本数を取り分けてくださいね。