「何もしてない」と思ってしまうこと、ありますか?
「無い物ねだり」という言葉があるように、他人を羨ましく思うことは誰にでもあることです。周りに目を向けてばかりいると、自分自身のいいところを見失ってしまうかもしれません。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
とにかく「比べない」
「自分には何もない」「自分は何もできていない」。そんな思考のループに陥ってしまいそうになったら、比べることをやめてみましょう。心が重たく沈んでしまいそうなときにあれこれと比べても、すっきりと良い気分になることはあまりないはず。とにかく、「比べない」を意識してみて。
他人と比べない
周りの誰かと自分を比べてしまうときには、少なからず、羨望や嫉妬という感情を持つことでしょう。場合によっては、それらの感情をエネルギーに、自分自身を奮い立たせることができるかもしれませんが、心が辛いと感じるときには比べることをやめてみましょう。
自分から見た誰かを羨ましい、と思っても、その人のバックグラウンドを全て知っているわけではありません。人には人それぞれの悩みや苦労があり、幸せと感じることもまたそれぞれです。友人や同僚などを羨ましく思い、自分には何も…と感じてしまいそうなときには、このことを思い出してみてください。
過去と比べない
自分自身の過去と現在を比べては、「昔はよかったなぁ」と思ってしまうこと、ありませんか?「自分」という同じ人間でも、過去は過去、今は今。年齢を重ねるとともに、自分を取り巻く色々なことに変化が起きるのは、ごく自然です。過去の自分がしっかりと生きてきたからこそ、今の自分につながっている。そういうふうに捉えられると良いですね。
比べなくなると、いいことがいっぱい
自分自身と向き合うことができる
比べることをやめると、外に向いていた心の目は、自分自身に向いてきます。自分自身と向き合うと、「私はこんなことができるんだ」「これは私の強みになる部分だ」と、良いところを見つけることもできるかも。自分の良いところを見つけたら、素直に自分を褒めてあげましょう。それはきっと、自信にもつながっていきます。
自分の良いところを見つけるとともに、改善したいところも挙がってくるかもしれません。でもそれは、誰かと比べてではなく、自分自身と向き合った結果、改善したい、もっと良くしたい、変えたいと感じたこと。どうしてその部分を変えたいと思うのか、変えるためにはどうしたら良いのか。自分をもっと好きになるために、少しずつ考えてみましょう。
ささやかな幸せに気づくことができる
比べることに必死になっていると、日々の生活の中にある幸せを見逃してしまうかもしれません。自分自身の日々の生活と向き合って、幸せと感じられることは何か、と意識して過ごしてみるのもおすすめです。一杯のコーヒーや、家族やペットとの時間が、かけがえのないものだと改めて気づくことがあるかもしれません。
「幸せ」の定義は、人それぞれ異なります。過去の自分と比べて、幸せだと感じるポイントが変化してくるのも自然なこと。今のあなたが幸せだと感じることを、大切にしてみてください。日々の幸せに癒されたり、感謝の気持ちを見つけられることもあります。
スマホ・SNSなどから解放される
SNSなどで、簡単に人と繋がることができる現代。他人の投稿を見て、羨んでしまうこともあると思います。でも、忘れないでください。SNSの投稿は「スマホの中の世界」であるということです。その世界に囚われすぎず、実生活の幸せを見つけてみて。
比べることをやめ、自分自身の生活が充実していると感じられると、自然とSNSやスマホに依存することが少なくなっていくでしょう。
自分の好きなことを心から楽しめる
ファッション、音楽、趣味など、自分が心から「好き!」と思えること、楽しめていますか?人の目が気になって、思うように楽しめていない…ということはありませんか。人と比べることをやめてみると、自分自身の好きなこと・ものを自然に楽しめるようになります。
良い意味で諦められる
他人を羨んでも、どうにもならないことがあるのも事実です。比べることをやめて、どうにもならないことは仕方ない、と諦めてみるのも一つの手です。これがダメなら、他がある。という気持ちで、心に持った悩みを手放してみると、すっと気持ちが楽になるかもしれません。
あせらず、比べず日々を過ごそう
比べすぎず、自分を大切に。こう意識することで、毎日の生活がよりかけがえのないものになるかもしれません。他人や過去の自分と比べることが辛くなってしまったとき、この記事をそっと読み返してみてくださいね。
大人になると、生活の環境は人それぞれ異なってきます。ライフイベントを経験する人もいれば、仕事に集中する人も。ふと自分の周りを見てみると、「みんなすごいなぁ…それに比べて自分は何もしていない」と、感じてしまうことがあるかもしれません。