現在では稀になった、純国産の線香花火。和紙で包んであるのが東の線香花火です。日本製は火玉が大きいのと、火花が4段階に変化するのが特徴。微量な火薬の加減や和紙の撚りにこだわり、高品質な線香花火作りがなされています。

300年変わらない西の伝統的な花火は、線香花火の原型とされています。藁で包まれていて、長さは東の線香花火より短め。筒井時政玩具花火製造所でしか作られていない貴重な花火です。東の線香花火と合わせて楽しむのもオツ。

深い海を思わせるグラデーションのブルーが見た目にも涼し気な線香花火。夏らしいデニムを連想させるデザインもあります。モダンな雰囲気が漂うから、持ち寄りの花火会やプレゼントでも話題になって喜ばれそう。

淡い色合いが何とも上品で美しい線香花火。微妙は色合いは草木染による自然の染色です。花びらの繊細さと線香花火のはかなさがリンクします。桐箱入りで飾っ置いても素敵。

まるで小さな花束のような花々。ハゼの実から抽出されたロウで出来た和ろうそくが付いています。四角いロウソク立ては、九州の山桜製。線香花火を楽しむ時間を贅沢に演出してくれる。

「洋火」とは、明治維新後に外国から輸入された発光剤や彩色光剤を使用したカラフルな花火のこと。鮮やかな発色で楽し気な夏の夜を。

和火とは、江戸時代に作られていた花火のこと。当時の花火は今のようなカラフルなものではなく、赤橙色一色でした。派手さはないものの、しっとりとした情緒が楽しみたい人に。

透花は伝統的な花火とは一線を画す、全く新しい花火。着火すると火薬と同系色の花火が透けて見えます。いままでにない花火を試してみたいならコレ。

郷土玩具をモチーフにした花火です。どことなくかわいらしいクジラの形の花火からは、潮を吹くように豪快に火花が上がります。精巧に作られた形はしばらく置いて楽しみたい。

夏や和を思わせるイラストが、シンプルなデザインで表現された型染うちわ。花火観覧の片手に持てば、涼しく気持ちも盛り上がる。浴衣に合わせても、洋服に合わせても◎。