痛い靴擦れ、なんとかしたい!!
靴擦れする原因は何?
サイズの合った靴だったのに、今日はなんだかキツイと感じたことありませんか?足がむくんでしまうと、いつもよりもサイズがアップしてしまいますので、その日のコンディションで靴擦れになってしまうこともあります。
夏の間だけ履くサンダルなどは、履き慣れていないこともあり靴擦れしやすいのだそう。いつもとは違うタイプの靴を履くときには、より注意が必要です。
靴擦れが心配な時に... 素肌を守る、靴擦れ予防・防止法
靴下やストッキングなどのアイテムで肌を保護
靴と素肌が擦れることで靴擦れになりやすいため、直接肌に靴が触れないようにすると予防につながります。タイツや靴下などを合わせて、肌を保護する方法もおさえておきましょう。
パンプスにぴったりなのは…薄手のカバーソックス
夏場のパンプスには、ストッキングのような薄手のものや、パンプス用のフットカバーなどを履くと良いでしょう。
靴下屋のレースのカバーソックスは、素足を美しく見せてくれるロングセラーアイテム。カラーも豊富で、パンプスにもサンダルにも合わせやすいデザインです。
ストッキングなどが滑ってしまう時は…つま先用インソールで対策!
ストッキングやフットカバーが靴の中で滑ってしまう時には、滑り止めのインソールを使ってみてください。ドクターショールのつま先用ジェルインソールは透明かつ薄型で、パンプス、サンダル、ミュールなど、どんなアイテムにも気兼ねなく使えます。洗って繰り返し使えるところもいいですね。
親指や小指の外側が気になる時は…トゥカバーで対策!
指の外側の靴擦れが気になる時は、トゥカバーを使ってみましょう。靴が肌に触れるのを少しでも防ぐことができれば、靴擦れ防止に繋がります。こちらのように薄手で目立たないものなら、ストッキングの内履きとして使えますね。5本指タイプは、蒸れやニオイもケアできるので一石二鳥です。
サンダルで、かかとやくるぶしが気になる時は…カバーソックスで対策!
かかとやくるぶし専用のカバーソックスもありますよ。サンダルのベルトによる靴擦れは、これでケアできます!靴下屋には、アンクルカバーソックスの取り扱いも。こちらはトップフリルがワンポイントになる、リブのカバーソックス。カジュアルなコーデにも、きれいめなコーデにも合わせやすいデザインです。
靴擦れ防止のパッドやインソールを活用しよう
かかとの靴擦れは、クッションパッドで解決!
靴擦れ防止アイテムも上手に活用していきましょう。こちらは、かかとのすべり止めや摩擦を防止してくれるクッションパッド。やわらかいクッションがやさしくかかとをカバーしてくれます。横幅がしっかりあるので、かかと全体をカバーすることができますよ。
くるぶしの靴擦れは、インソールで解決!
くるぶしの靴擦れは、インソールで解決!高さのあるインソールを入れてくるぶしの位置を高くしてあげると、靴擦れしにくくなります。おすすめはこちらのような、かかとのみのインソール。つま先部分がきつくなりにくいというメリットがあります。クッション性に優れているので、歩きやすくて疲れにくいという魅力も!
ワセリンや保湿クリームなどのスキンケアも役立つ
靴下や靴擦れ防止パッドなど、予防アイテムをそろえること以外に、日ごろから足のお手入れをしておくことも大切です。乾燥したカサカサの足は、靴擦れのような摩擦ダメージを受けやすくなるので、丁寧にケアしておきましょう。
ワセリンを足に塗ってから靴を履くと、摩擦ダメージを軽減してくれます。登山時の靴擦れ予防にも活用されている方法です。気軽に使うなら、高コスパなヴァセリンのオリジナルピュアスキンジェリーがおすすめ。保湿力が高く全身に使えます。
ナチュラルさんは、ワンシングのかかと保湿ケアバームも必見です。水を一切使わず、シアバターをベースに13種類の植物成分オイルをブレンドして作られました。スティックタイプなので塗りやすく、べたつきにくいところが嬉しいポイント。少量でよくのびるので、1本で長く使えます。
外反母趾をケアして、靴擦れを防止しよう!
外反母趾は、足の親指が内側に寄って親指の付け根あたりが変形してしまい、くの字になってしまう状態です。とがった靴やハイヒールなどを履いていると足が圧迫され、外反母趾になりやすくなります。
対策としては、ハイヒールなどを履く時間は必要最小限に抑え、足への負担が少ない靴に変えるのが一番です。その上で、かかとから着地し、5本の指を使って地面をしっかりと踏みしめる正しい歩き方を心がけて。
とは言っても、ヒールのある靴を履かない訳にはいかない場面も多いはず。そんな時は、インソールを入れて足の負担を軽くしてあげましょう。こちらは、外反母趾予防のインソール。足の形が自然になるよう働きかけてくれます。薄型なので、パンプスにも使いやすい◎
指の間に挟むことで、痛みを軽減してくれるアイテムもあります。やわらかいジェル状のクッションで、足の状態に合わせて枚数を調整して使用します。洗って繰り返し使えるので、普段使いにぴったりです。こちらは、初~中度用のもの。中~重度用も用意されています。
この他にも、足指が体を支える力を十分に発揮できるよう、裸足で歩くことも外反母趾対策のメリットが期待できると言われています。外では難しくても、家の中では裸足で生活するなど、できるところから習慣にしてみるのも良いですね。
また、足の指を自由に動かすことができる5本指ソックスや、ビーチサンダルなどのように鼻緒の付いたサンダルを履くのも対策に役立ちます。夏にサンダルを履くときには、タイプを意識して選んでみてください。家の中でスリッパ代わりに履く、という方法もありますよ♪
それでも靴擦れに...靴擦れの対処法を身に付けよう!
外出先で靴擦れした時に困らない「応急処置グッズ」をご紹介
絆創膏も靴擦れ専用なら安心|BAND-AID(バンドエイド) 「キズパワーパッド 靴ずれ用」
いろいろな絆創膏がありますが、やっぱり靴擦れには、靴擦れ専用の絆創膏がおすすめ。痛みを軽減するクッション性のある絆創膏です。剥がれにくく、防水仕様になっています。新しいパンプスに慣れるまでは、持っておくと安心かも。
魚の目やタコのケアにも使える|ドクターショール 「ジェル・スポット・クッション」
傷口だけでなく、靴に対しても応急処置できるといいですよね。こちらは、ジェルタイプの小さなクッション。つま先、側面、かかとなど、気になる部分をピンポイントでカバーできるアイテムです。魚の目やたこ対策のアイテムですが、靴擦れの応急処置にも使えます。薄くて透明なので、目立ちにくいです。
テーピングで応急処置も予防もOK|ネクスケア™ 「靴ずれ保護テープ」
応急処置にも、靴擦れの予防にも役立つのがこちら。摩擦を軽減する保護テープで、手で切って使うことができます。かかと用やつま先用もありますが、外出先で使いやすいのはマルチに使えるテープタイプ。絆創膏を貼った上から、カバーとして使うこともできそうです。
靴擦れの傷口や水ぶくれへの対処法
傷口にはすみやかに絆創膏を貼り、水ぶくれはできるだけ潰さないこと!
靴擦れの傷口や水ぶくれに絆創膏を貼るのは万能な方法です。少し当たって痛いときにも、絆創膏を貼ってから靴下やストッキングなどを履けば、ある程度保護することができます。
水ぶくれになってしまったら、できるだけ潰さないこと。潰して皮膚が破れてしまうと、そこから菌が入り込み、傷口が炎症を起こしてしまう可能性があります。絆創膏などで保護し、触らないようにしましょう。
かゆい時は…かゆみを抑える工夫を
傷口が治りかけている段階は、かゆみが生じやすくなります。この状態でかいてしまうと、また傷ができて逆戻り。とにかくかかないことが大切です。外出時は絆創膏で保護したり、自宅ではクリームを塗って保湿したり、場合によっては冷やしたりして、かゆみを抑える工夫しましょう。
化膿している時は、皮膚科での治療を
よく起こる靴擦れですが、患部が化膿しているときなど、症状が悪化しているときは、自己判断するのは危険です。無理をせず、早めに皮膚科を受診しましょう。
靴擦れを防ぐ、靴選びのコツ
試着は必ず両足で。とにかくたくさん歩いて確かめよう
自分の足のサイズに合った靴を選ぶことが、靴擦れを防ぐためには大切です。左右の足では、サイズや形などが微妙に異なっていますから、必ず両足ともに試着するようにしましょう。ゆるすぎないかきつすぎないか、本当に自分の足に合っているかどうか、店内をたくさん歩いてよく確かめて選んでくださいね。
試着は、足がむくみやすい夕方がベスト
特に夕方は足がむくみがち。ですから朝から1日履くことになる靴は、できれば足が大きくなっている夕方の時間帯に試着して、きつすぎないものを選ぶようにしましょう。
すき間がないかチェック
かかとからつま先までの長さだけでなく、足の甲の部分にも注目して、隙間がなるべくない靴を選びましょう。靴擦れを防ぐには、足にぴったり!が選ぶときのキーワードです。
かかと部分のフィット感は大切。歩くたびにパカパカしてしまう靴は、靴擦れの原因になることがあります。かかとに触れないように大きめの靴を選びたくなってしまう時もありますが、それもNG。かかとがゆるゆるだと、前の方に足が滑ってきてしまい、つま先部分にダメージを受けやすくなるため注意しましょう。
足幅のサイズは、見落としがちなポイントです。足の指が靴のサイドに当たらないと、かえって靴擦れの原因になってしまうことも。足の指が窮屈なのはもちろん良くないのですが、開放感があり過ぎるのもNGです。サイドからしっかりと支えてくれる靴を選びましょう。
いつもと同じ状態で試着することも忘れずに
パンプスの場合はストッキングで、サンダルの場合ははだしで試着するなど、なるべく普段と同じ状態で試着するようにしましょう。
靴擦れは、足の形と靴の形のミスマッチによって起きるトラブルです。歩くたびに靴と肌が接触している部分が擦れてしまい、擦り剥けたり、ひどい場合には出血を伴うことも。また、長時間履き続けることで靴擦れが起きる場合もあります。試着したときは気にならなかったのに、遠出したら靴擦れした、なんてこともあるでしょう。