おうちで過ごすのが当たり前の北欧クリスマス
クリスマスには町中がきらびやかなクリスマスイルミネーションで飾られ、クリスマスマーケットでのお買い物を楽しむ人々で溢れます。おうちの中でも、クリスマスツリーや暖炉、窓辺などを飾って楽しみます。
待降節では4本のろうそくを用意し、毎週日曜日に1本ずつ点火してクリスマスを待ち望みます。やわらかなろうそくの灯りに照らされて、家族全員穏やかな気持ちになることができるんです。
暖炉の周りもクリスマスの飾りつけをするのにうってつけの場所。サンタクロースのお人形を置いたり、アドベントキャンドルを飾ったりします。
クリスマスツリーの下や暖炉の近くにはクリスマスプレゼントを置いて、クリスマスを待ちます。きれいにラッピングされたカラフルな贈り物を見ているとワクワクする気持ちがぐっと盛り上がりますね。
クリスマスディナーは家族や仲の良いお友達と一緒に、手作りのお料理をいただきます。北欧のディナーに欠かせないのはクリスマスハムやグロッグとよばれるホットワイン!たっぷりお料理を用意して、おしゃべりを楽しみます。
北欧式のクリスマスを楽しむために
アドベントカレンダーを手作りしてみよう
簡単に作れる封筒を利用したアドベントカレンダー
アイデア次第でなんでも素材にできるんです!
こちらは白い袋にクリスマスらしい絵柄を貼り付け、アドベントカレンダーにしています。フェルトで作った星形のクリップで麻紐にずらりと留めて完成です。
おもちゃの汽車を使ってアドベントカレンダーにするのも面白いですね。車両ごとに数字をシールなどで貼って、中にお菓子やおもちゃを入れています。1日と5日の車両には色紙でふたがしてあります。何がは入っているかわからないというのがドキドキします。
フェルトで小さなバッグを作って、その中にプチギフトを入れていくのもいいですね。上部にリボンが入っているので、その日が過ぎたら袋を取り外し、そのまま小さなポーチとして使えそうです。
ふたのできるペーパーカップなら用意するのが簡単です。日付を書いた紙を表側にぺたりと貼って、ツリーのように積み重ねました。ふたがついているので、積み重ねることができるんですね。数字のフォントや大きさ、イメージが違うところに、センスの良さを感じます。
オーナメントを手作りしてみよう
布やフェルトなら長く使える
紙や身近な材料を使って気軽に
粘土で作るオーナメントも可愛らしい
ジンジャークッキーを手作りしてみよう
ジンジャークッキーのレシピ
ノンバターでザックザク♪だっこジンジャークッキーマン
まるまるNoelジンジャークッキー
ヘルシージンジャークッキー
グロッグ(ホットワイン)を手作りしてみよう
シナモン入りホットワイン
ホワイト*ホットワイン
スパイシーなホットワイン
クリスマスハムを手作りしてみよう
北欧のクリスマスディナーに欠かせないメインディッシュといえば、クリスマスハム。北欧ではチキンやターキーよりも大きな塊のハムを焼いていただく方がポピュラーです。
豚もも肉の塊肉にオールスパイス、ローズマリー、粗塩をすりこんで、はちみつとマスタードを混ぜたものを表面に塗っていきます。クローブをお肉に刺して、200度のオーブンで焼き上げます。1キロで1時間ほどと覚えておくといいようです。
出来上がったクリスマスハムは食卓の真ん中に置いて、スライスしながらいただきます。
おうちでほっこり過ごすクリスマスをエンジョイして
どこかにお出かけするのもいいけれど、暖かいおうちの中で家族団らん、ゆったりと過ごすというのはとても贅沢な過ごし方です。
スウェーデンに代表される北欧のクリスマスは、待降節(アドベント)とよばれる準備期間から始まります。2017年はカレンダーの関係で、最も遅い始まりの12月3日の日曜日が始まりの日となっています。クリスマスを待つ期間は、おうちの中をクリスマスの雰囲気に仕上げていく大切な時間です。