「今の自分に満足したい!」でも……
「こうなりたい!」「こうだったら素敵だな」という憧れや理想は、きっと誰にでもありますよね。
でも理想とは違う「現実の自分」に、時には「もっとこうだったら……」「自分にはこれが足りない、あれも、それも……」と焦ってしまうことも。
でも理想とは違う「現実の自分」に、時には「もっとこうだったら……」「自分にはこれが足りない、あれも、それも……」と焦ってしまうことも。
焦りも新しい自分になる「原動力」として役立ちますが、それが行き過ぎてすっかり落ち込んでしまうと、大事な「やる気」がなくなってしまいます。
そんな時には、意識的に「満ち足りた気分」を演出してみるのもいいもの。
そんな時には、意識的に「満ち足りた気分」を演出してみるのもいいもの。
自分を「冷静に眺められる状態」にもっていき、「あるがまま」で静かな幸福を感じられるような、「満ち足りた気分」を自分でつくりだすコツをご提案します。
「満ち足りた気分」を自分で作り出すコツ7選
1.「持っていないもの」ではなく、「持っているもの」を数える
「あれがない」「これも足りない」……でも、実は「自分の持っているもの」のうちに、他の人にとっては羨むようなものがあるかもしれません。
気づいていないだけで、振り返ってみればそれが「宝物」だったということもあるはず。
「持っているもの」を数えてみましょう。
気づいていないだけで、振り返ってみればそれが「宝物」だったということもあるはず。
「持っているもの」を数えてみましょう。
出典:unsplash.com
1つ1つは実にささやかなことで、自分のことが未熟にすら思えるかもしれません。
でも、「縁あって手もとにあるもの」「自分に生まれつき備わったもの」をただ大切にしようと思うだけでも、なんだか満ち足りた気分になれるはず。
でも、「縁あって手もとにあるもの」「自分に生まれつき備わったもの」をただ大切にしようと思うだけでも、なんだか満ち足りた気分になれるはず。
2.「自分で」自分を褒める
自分で「頑張っている自分」を褒めてあげましょう。
得手不得手や体力・気力の出方は人によって違うので、自分にとっての「頑張っていること」に目を向けて。
得手不得手や体力・気力の出方は人によって違うので、自分にとっての「頑張っていること」に目を向けて。
たとえば毎日続けていることや、苦手なことにトライした経験など……。
自分の中の「小さな自分」の頭をなでてあげるように、自分の努力を認めて、「頑張ってるよ」と励ましましょう。
自分に小さな「誇り」をもって。
自分の中の「小さな自分」の頭をなでてあげるように、自分の努力を認めて、「頑張ってるよ」と励ましましょう。
自分に小さな「誇り」をもって。
出典:stocksnap.io
けど、「いつものように頑張れない」時も、ありますよね。
逆風にある時も、少しへこたれながらでも「前向きな姿勢」を持ち続けているなら、それだけですばらしいこと。
そんな自分を褒めてあげましょう。
逆風にある時も、少しへこたれながらでも「前向きな姿勢」を持ち続けているなら、それだけですばらしいこと。
そんな自分を褒めてあげましょう。
3.「なごんだ気持ち」になれるアイテムを身近に置く
「これがあるとホッとする」というアイテムがあれば、目につくところに置いておきましょう。
写真を手帳に挟んでおくのもいいですし、デスク脇にちょこんとマスコットを置いても◎
写真を手帳に挟んでおくのもいいですし、デスク脇にちょこんとマスコットを置いても◎
4.自分のスペースを居心地よく「整理」する
出典:unsplash.com
Photo by Dawid Liberadzki on Unsplash
散らかった部屋は、「いつか片づけなくては」と無意識のうちに注意をひき続けます。これが「落ち着かない気分」や、「自信がなくなる」原因につながってしまうことも。
出典:stocksnap.io
まずは自分の今いる場所の半径1m以内を居心地よく整えてみましょう。
やる気が出てきたら、もっと範囲を広げてきれいにしてみてもいいですね。
手の届く範囲を整理しただけでも、「状況を管理できている」という感覚が戻ってきて、すっきりと満ち足りた気分に。
やる気が出てきたら、もっと範囲を広げてきれいにしてみてもいいですね。
手の届く範囲を整理しただけでも、「状況を管理できている」という感覚が戻ってきて、すっきりと満ち足りた気分に。
5.自分を励ましてくれる「好きな言葉」を読んだり、言ってみる
座右の銘とまではいかなくとも、「これを読むと元気が出る!」という言葉って、ありませんか?
今の自分にぴったりな「好きな言葉」を読んでみましょう。
口ずさんでみてもいいですね。
今の自分にぴったりな「好きな言葉」を読んでみましょう。
口ずさんでみてもいいですね。
出典:stocksnap.io
◆こんな言葉はいかがですか?
・「結局夏はくるのです。だが夏は、永遠が何の憂えもなく、静かにひろびろと眼前に広がっているかのように待つ辛抱強い者にのみくるのです。」by リルケ『若き詩人への手紙』
・「他人が笑おうが笑うまいが自分で自分の歌を歌えばいいんだよ。」by 岡本太郎『強く生きる言葉』
・「旅人は一つ一つ他人の戸口をたたき 一番終りに自分の戸口をみつける。 あらゆる外の世界をさまよい 最後に一番なかの神殿に到達する。」by ラビンドラナート・タゴール『タゴール詩集/新月・ギタンジャリ』
・「人生で簡単に見えるものが、実は最も非凡なんだよ。」by パウロ・コエーリョ『アルケミスト』
6.「誰かに助けてもらったこと」を思い出す
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満たされない気分の時は、今まで誰かに助けてもらったことを思い出してみては。
過去のことを思い出しているうちに、今の自分も周囲の人に支えてもらっていることに気づけたりします。
過去のことを思い出しているうちに、今の自分も周囲の人に支えてもらっていることに気づけたりします。
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Photo by Courtney Hedger on Unsplash
「助けてくれた人」本人にお返しができるとは限りませんが、どんな形でしもらった親切を返していけるか、「自分なりの形」で考えることで、かえって充足した気持ちになることもあります。
7.メディアから離れて「瞑想」する
出典:unsplash.com
Photo by Mia Baker on Unsplash
SNSやTVなどのメディアに始終ふれていると、人と自分を比べてしまったり、殺伐としたニュースを目にして、不安になることも。
1時間ほど手もとのスマートフォンの電源を落とし、PCやTVも消してみましょう。
1時間ほど手もとのスマートフォンの電源を落とし、PCやTVも消してみましょう。
それでも余計なことを考えてしまうような時は、「瞑想」がおすすめ。
目をとじて「考え」や「感情」は流れるままに任せ、「呼吸」だけに意識を集中してみて。
自分の内側にある、「静かで安心な感覚」を取り戻してみましょう。
目をとじて「考え」や「感情」は流れるままに任せ、「呼吸」だけに意識を集中してみて。
自分の内側にある、「静かで安心な感覚」を取り戻してみましょう。
「今の自分」の中にある「宝物」を大切に
自分がすでに持っているものは、見落としがち。
でも、今のあなたの中には、きっとすでに「宝物」があるはず。
それを大切に温め直すことが、あらたに踏み出す1歩につながるのではないでしょうか。
「満ち足りた気分」でほっとひと息ついて、新しい明日に備えてみて下さいね。
それを大切に温め直すことが、あらたに踏み出す1歩につながるのではないでしょうか。
「満ち足りた気分」でほっとひと息ついて、新しい明日に備えてみて下さいね。
※記事内の素敵な画像はこちらからお借りしました
Photo by SnapbyThree MY on Unsplash