言葉ひとつで未来は変わる?
言葉の使い方を少しだけ意識してみるだけで、夢や目標を叶える力がぐんとアップします。
自分にとってプラスとなる言葉を脳裏に上手にインプットしてあげることで、潜在意識が動き出し、無意識のうちに夢や目標を叶えようとしてくれるのだそうです。では、どのような言葉を使えば良いのでしょう。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
良い言葉が良い未来をつくる
「〜したい」→「〜する!」「〜しよう!」に変える
「〜したい」という状態は、まだやりたいことを実現していない状態です。
「〜したい」と言葉にしてしまうと、まだやりたいことを実現できていない状態を、潜在意識の中で持続しようとしてしまうのだそうです。
「〜する!」「〜しよう!」と言葉にすることで、実際にそうしている状態を実現しようと、潜在意識の行動のスイッチがONになります。
褒められたら、素直に「ありがとう」を
「素敵ですね」「可愛いですね」「頭が良いのですね」「すごいですね」などと褒められたとき、「いえいえ、そんなことありません。」と謙遜してしまいがちですよね。
謙遜は日本人の美徳ですが、無意識下で「いいえ、自分は大したことありません。」という意識をインプットしてしまいます。褒められたときは「そう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。」と素直に褒め言葉を受け取るようにしましょう。
「できない」と口にしない
簡単に「それはできない」と口にしていませんか?その瞬間、それは「できないこと」とあなたの中で認識されてしまいます。
ちょっとハードルが高そうなことでも、「時間がかかるかもしれないけれどやってみようかな?チャレンジするだけしてみよう!」と言葉にするだけで、未来の可能性がぐっと広がります。「できない」と言い切る前に「やってみたらどうだろう?」という可能性を広げる選択をまずは言葉にしてみましょう。
はじめに言葉を。気持ちは後からついてくる
良い気持ちでいないと、良い言葉を使えない、と思う人もいるかもしれません。
しかし、気持ちや状況はあとからついてきます。
・いいね
・素敵だね
・ありがとう
・きっとできる
・成功するよ
・大丈夫
良い言葉を使うことで、気持ちが前向きになり、良い状況を引き寄せます。どんな気分であったとしても、はじめに言葉から。プラスとなる良い言葉を使うことを習慣にしてみましょう。
最初は違和感を感じるかもしれませんが、続けていくうちに前向きな思考や言葉づかいが習慣となり、自然と良い循環を生み出してくれるようになるはずです。
脳内に流れる言葉も、プラスな言葉に
人は一日に数千、数万という言葉を脳内で流しているとも言われています。耳から入る言葉だけじゃなく、頭の中で流れ続ける言葉がネガティブなものばかりだとしたら?
・自分はダメだ
・自分にはできない
・あの人が嫌いだ
・生きているのが辛い
こんなワードを何回も何回も脳内で再生していると、気持ちも暗くなり、どんよりした雰囲気が周囲にまで漂ってしまいそうですよね。気持ちというのは案外人に伝わってしまうものです。何より無意識裏で自ら自分自身をマイナスの殻に閉じ込めてしまっているようなものです。
思わず「素敵」と思う人の言葉をよくよく聞いてみましょう。その人はどんな言葉を使っていますか?前向きな言葉や、人を励ます言葉や、感謝の気持ちを伝える言葉を使ってはいないでしょうか。
自分の使う言葉がポジティブなものであれば、どんなに最悪な状況もプラスの方向へ向かっていきます。反対にネガティブな言葉ばかり使っていると、状況は悪くないのにも関わらず、気分が最悪になったり、自分を不幸だと感じてしまうこともあるでしょう。
自分の機嫌くらいは自分で取り、周囲にも良い影響を与えられる人の人生は、自然に良い方へ向かっていくでしょう。まずは自分自身に良い言葉をかけてあげてください。日々あなたの中で、何千、何万と流れていく言葉たちが良いものであれば、あなた自身も今以上に魅力的になっていくはずです。
批判で終わらせず、解決策を
物事を正しく見つめるためには批判的精神も大切です。時に辛辣な一言が、状況を変えることもあるでしょう。しかし、批判がいつしか攻撃になってしまったり、ネガティブな循環を生み出してしまうならば本末転倒。批判はスパイスのようなもの。刺激があって楽しいかもしれませんが、より良い状況を生みだすためには不要なものかもしれません。
批判はあくまでも、問題解決のための問題提起です。よく批判だけで終わらせてしまう人がいますが、批判は物語で言えば冒頭部分のようなもの。中身も結論もありません。批判するのであれば、結論までちゃんと提示しましょう。
・この状況の問題点は何か?
・この状況を解決するにはどうしたらいいか?
などの言葉を自分の中に投げかけてみましょう。あなたの思考は動き出し、全力で解決策を探そうとしてくれるでしょう。
未来の「なりたい」を今からはじめる
未来になりたい理想の自分がいるとします。今現在は、思い描いているその状況とは程遠いかもしれません。しかし、今からその状態の自分になりきり、自分の立ち振る舞いを変えることは可能です。
はじめは違和感を感じるし、周りにも違和感を与えてしまうかもしれません。しかし、続けていれば自分も周りも次第に慣れていきます。まずは3日。3週間くらい経てば自然に馴染み、3ヶ月も経てばそれがあたりまえになります。
まずは演技でもいいので、言葉遣いや立ち振る舞い、できることから変えていきましょう。思い切って持ち物やファッションを変えてみるのも良いでしょう。部屋を変えるのも効果的です。できる範囲から、未来で輝く自分にシフトしていくのです。
今、あなたが生きているのは、無意識にあなたが作り出している世界です。あなた自身の認識を変えることで、現実は少しずつ変化していきます。周りはゆっくりとしか変わっていかないかもしれませんが、あなた自身が変わればじょじょに状況はついていきます。
おわりに
できること、やりたいこと、ついつい諦めていませんか?あなたの未来をつくっているのは、今のあなた自身です。自信を持って、大切に「今」をつくりあげていきましょう。他の誰のせいでもなく、あなたがつくる「今」こそが、未来へと繋がっているのです。
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