マロウブルーとは?
「ブルー⇒パープル⇒ピンク」と色の変化が楽しめるハーブティー「マロウブルー」をご存知ですか?
別名「夜明けのハーブティー」とも呼ばれるマロウティー。
そもそも青色の飲べ物や飲み物は、自然界になかなか存在していません。
「青」はカラーセラピーにおいては、下記のようなイメージ効果があるといわれています。
集中力を高める。
食欲をコントロールできる。
興奮を押さえ、気持ちを落ち着かせる。
時間経過を遅く感じる。
睡眠を促進する。
マロウブルーの淹れ方
~お湯で淹れる場合~
色を変えるにはレモンスライスでも、レモンシロップでもOK。あとは色の変化をいろいろとお試しください♪
クセが無いというか、あまり味が無いので蜂蜜を入れても♪ ミントやレモンバーム、オレンジピールなどとも相性が良いのでブレンドしても楽しめます。
~水出しの場合~
・フィルター付きボトル ※瓶、プラスチックでもOK
・ハーブティー リーフ ※5~15g程度
・水 750ml
ブルーマロウはこんなときにもおすすめ
喉に優しいマロウブルー。たとえば、咳が止まらなかったり、痰(たん)が絡む時、喉がイガイガする時などにおすすめのハーブティーです。風邪気味のときも良いですね◎
花もこの通り、大きくて実にに美しい紫色をしています。外国では一般家庭でも良く栽培されているのだそう。ビジュアル・内容ともにこんなにも優秀なハーブって、少ないのではないでしょうか?
あなただけのマロウティーを手に入れよう
飲んで楽しい、育てるともっと楽しい!プチガーデニングをしませんか♪
じつは自分で育てて花を収穫し、茶葉にして飲んでいる方が多いのです。マロウの日本名は「ウスベニアオイ」、大きな紫色の花をいっぱい咲かせてくれます。ミントなどを植える難しさと、さほど変わらないと言われていて、マロウは花を愛でてもハーブティーにしても私達を癒してくれます。
もうすぐガーデニングの季節、あなたも挑戦してみませんか♪
苗の育て方
種でもOKですが、やはりビギナーは苗からの方が近道♪ ネットでも手に入りますが、時期があるので春先など要チェック。できれば苗を見て買い求めたいですね。
マロウは、あまり枝分かれしない直根性で、一度植えたら移植を好みません。植え付けの際は、根を傷つけないようにしましょう。土は水はけが良く、日当たりの良い場所がおススメ。アオイだけに、花丈がけっこう高くなるので強風に注意、支柱などで支えてあげて。
水やりは、鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりあげます。冬は回数を少なくします。また、地植えの場合は基本的に水やりの必要はありません。
肥料は、元肥として緩効性化成肥料を土に混ぜ込んでおきます。その後、地植えの場合は追肥の必要はありませんが、鉢植えの場合は秋に追肥をすると花がたくさん咲きます。
害虫対策としては、春にアブラムシが発生しやすいので、見つけたらすぐに駆除してください。また、葉を食害するハマキムシ、ワタノメイガにもご用心を。
大きくなると花も葉もたっぷりボリュ-ミー!次から次へと咲く花は、雨に当たると花びらが溶けたようになるので注意が必要。
収穫・乾燥、茶葉へ
咲いたまま放っておくとだんだん花が小さくなっていくので早めに摘んで、乾燥させます。1~2週間乾して、乾燥剤とともに密封容器へ。※画像はイメージです。
マロウブルーのアレンジ
マロウカクテルジュース
マロウカルピス
マロウブルーの草木染め
ハーブは、飲むだけでなく、自然な色を楽しむ草木染めにもおすすめです。簡単ですので、ぜひ試してみませんか?
ドライハーブ大さじ2に対して熱湯400mlを注ぎ、布や糸を15分浸します。その後、水洗いしてからミョーバン水に10分ほど浸けておきます。
水洗いをしたら、陰干しして完成!淡い紫色に染めあがります。天然の色合いは、優しくてぬくもりを感じられますよね。
ちなみに、マロウ以外にもジャーマンカモミールを使えば黄色、ローズヒップ+ハイビスカスを使うと赤色に染め上げることができます。※画像はイメージです。
・ドライハーブ…大2程度
・熱湯…400ml
・染めたい布やリボン、糸
・ミョウバン水
・ボウル
もっと身近にマロウティーを。
マロウの魅力をいろいろな角度からお伝えしてきました。こんな素敵なハーブティーがあれば、あなたの女子度はいっきにアップ!自分だけの沢山のマロウ茶葉を、瓶詰めにして眺める時間は最高のひと時。ハーブテイーが好きな方はぜひ、今年はマロウデビューしてみてくださいね♪
ハーブティーには沢山の種類があります。店頭にも、カフェにもいろいろ並んでいますね。そんな数多くのハーブティの中でに、ちょっぴり変わったハーブティーがあるんです。