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さつまいもは個性色々...
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16世紀に中国から琉球に持ち込まれ、その後薩摩を経て、日本各地で栽培されるようになったさつまいも。温暖であれば痩せた土地でも育ち、栄養価も高いことから、江戸時代以降、栽培は一気に広がりました。ビタミンCやβカロチン、食物繊維...美肌や健康に嬉しい要素もたっぷりで現代でも大人気。最近は品種改良が進み、甘さも食感もプレミアムなさつまいもがたくさん登場しています。だから、ただ何となくさつまいもを買うというのはちょっともったいない。買ってよかった!出会えたよかった!そんな美味しい体験ができるように、いくつか品種を覚えておきましょう。
*必ずしもそれぞれの品種を使ったものではありませんが、相性が良さそうなレシピもセレクトしてご紹介します。
ほくほく系の定番【紅あずま・高系(こうけい)14号・鳴門金時】
昔ながらの素朴な味が魅力!紅あずま
さつまいもスティック
さつまいもとお豆のマスタードサラダ
さつまいもと豚こまの甘辛きんぴら
おかずからお菓子まで...そつなくこなす高系14号
さつまいもごはん
さつもいものみそ汁
さつまいもの甘煮
ほっこり♡優しい甘さの鳴門金時
大学芋
レンコンとさつまいものピーナッツクリームサラダ
鶏肉とさつまいもの甘辛炒め
しっとり系で人気【安納芋・シルクスウィート】
濃厚な甘さに夢中!安納芋
蒸しサツマイモ
レンコンとさつまいものチーズ焼き
焼き芋蒸しパン
滑らかな舌触りと上品な甘さにうっとり。シルクスウィート
さつまいもとクリームチーズのデザートサラダ
鬼まんじゅう
きんつば
ビジュアル美しい紫芋【ナカムラサキ、パープルスウィートロード】
ナカムラサキ
紫芋とカブのポタージュスープ
パープルスウィートロード
和スウィートポテト
栗きんとん
甘さ、食感、色、栄養成分....品種によって個性が様々なさつまいも。食感でいうと、ほくほく系を選ぶか、しっとり系を選ぶかでも料理の印象は変わってきます。素材をより良く知れば、美味しい食べ方や調理の仕方も理解が深まるはず。旬の時期にこそ、思う存分、いろんな料理に展開して秋の味覚を堪能しましょう。
食欲の秋。美味しい食材は多々ありますが、中でもさつまいもは、いろんな役回りができるという点で別格。シンプルに蒸す、焼くという調理法でもいいし、お肉と合わせてメインのおかずにも。スイーツにも仕立てられる上、栄養も豊富な優秀食材。今回はそんな多彩なさつまいもに注目してみましょう。