発祥とされているスウェーデンでは、10月4日は「シナモンロールの日」だそうです。ホームベーキング協会創立40周年を記念して制定されたそうで、シナモンロールが北欧でいかに愛されているかがよくわかりますよね。北欧ではカルダモンが使用されていることが一般的ですが、その形は様々。よく見かけるカタツムリのような形や、ストックフォルム巻きとよばれるボールのような形、映画「かもめ食堂｣の中でサチエさんが作っていた耳の形など、地域や各家庭で違っているというのもまたシナモンロールの魅力です。

水道橋駅と後楽園駅の間にある、東京ドームシティ。遊園地の一角に、シナモンロール同様、北欧の人気者であるムーミンのカフェがあります。

シナモンロールは、北欧風の耳型タイプ。日本人好みにするために、本場の味に近い食材に、ジンジャーがプラスされているのだとか。ふわっとした生地ながらも、かむほどにもっちりとした食感が楽しめます。店内には他にも、ムーミンをイメージしたキュートなパンが並びます。大好きなキャラクターのパンと組み合わせてみて。

吉祥寺駅から約500m、個性的なお店が多いエリアにあるのは、、フィンランドのメニューが味わえるカフェと、北欧雑貨店が併設されたお店です。

シナモンロールは、カルダモンの香りがしっかりと感じられる、フィンランド王道の耳形。甘さ控えめなので、男性にも人気なのだとか。また、コーヒーは、おいしいと評判高い徳島のアアルトコーヒーさんのもの。まさに、北欧気分のフィーカ(ティータイム)を楽しめるお店です。

イートイン席は、1階と2階にあります。1本路地を入っていることもあって、混み合う六本木エリアの中では比較的落ち着いています。特に2階には大きなテーブルもあり、広々とした空間でゆったりとくつろげますよ。

シナモンロールは、くるくると巻かれたものの上にアイシングがたっぷりかかった、アメリカらしい形。お店で一つひとつ、手作りされています。しっかり甘いシナモンロールではありますが、シナモンの香りとコクのあるソースのおかげで、クドすぎずペロリと食べられます。すっきりとした飲み口のコーヒーと一緒に召し上がれ♪

テイクアウトのみの小さな店内ですが、棚には魅力的なパンがびっしりと並びます。中でも、魚介類を使ったフォカッチャやサバサンドなど、新鮮な素材が手に入る築地だからこそのメニューが特徴的。また、最近ではクマの形をしたくまパンが人気で、お店に並ぶとすぐに売り切れてしまうのだとか。

こちらのシナモンロールは、お店が「シナモンロール好きのためのシナモンロール」として作り出されたメニュー。シナモンがしっかりと効いたかたつむり型のパンに、同じくうずまき型に絞られたコクのあるアイシングがのっています。シナモンロールらしいしっかりとした甘さも、魅力の一つです。

外観と同じく、店内もとってもオシャレ。スタイリッシュな棚には、焼きあがるパンが次々と運ばれてきます。イートインスペースが併設されているので、購入したパンを店内で食べることもできます。

こちらのシナモンロールは個性的！ナッツやクリームチーズが巻き込まれたものや、コーヒー味のアイシングでコーティーングしたものなど、他ではなかなか味わえないシナモンロールが並びます。
人気カフェのお店とあって、お味ももちろん間違いなし。しっとりとした生地に、コクのあるソースがからみ、シナモンがしっかりと香ります。たまにはトッピングが楽しいシナモンロールはいかが？

NYタイムズ紙で「飛行機に乗ってまで試しに行く価値あり」とまで評された、ノルウェーはオスロのカフェ・フグレン。その海外初進出のお店が、代々木公園のすぐそばにあるフグレントウキョウです。

店内は、1963年にオープンしたオスロのショップを、そのまま日本に復元したとのこと。家具から小物までヴィンテージ感のあるおしゃれながら趣のある雰囲気で、日本にいながらノルウェーの街角で過ごしている気分が味わえます。

耳タイプのシナモンロールは、人気ベーカリーÅpent Bakerのものをオーブンで焼き上げて仕上げたもの。そのため、本場北欧のもののように、もっちりとした本格的な食感が味わえます。もちろん世界最高とまで言われた、コーヒーと一緒にいただくのがおすすめですよ。

最後にご紹介するのは、都内ではなく川崎にあるお店。シナモンロール好きなら、一度は噂を聞いたことがあるのでは？という、なかなか買えない幻のシナモンロール専門店は、向ヶ丘遊園駅から住宅地を5分程抜けた場所にあります。

店内は、数人が入るといっぱいのコンパクトさ。セイロン産のシナモンに惚れ込んだ女性オーナーが、製造から販売まで、すべておひとりで対応されています。そのため、行列は必至！並んで待っている間も、漂ってくるシナモンの香りを楽しんで。

四角いアメリカ風のシナモンロール。上にはしっとりとしたアイシングがかかっています。一口かじれば、ふわりとした食感と、驚くほど香り高いシナモンの香りが口いっぱいに広がります。購入できるのは、1人4個まで。それでも1時間程で完売してしまうそうで、まさに幻のシナモンロールなのです。