石巻で地域の発展に貢献するDIY工房
石巻工房は「地域のものづくりの場」として2011年に誕生しました。
デザインの力でDIYの可能性を広げる「DIYメーカー」として、また地元の人々の自立運営する小さな産業として、地域を活性化する起爆剤になることを目指しています。
ドイツはベルリンのギャラリー BAERCK や金沢21世紀美術展など、「石巻工房」は積極的に国内外の展示会に出展し、高いデザイン性で高い評価を得ています。
基本にあるのは高い耐久性と強度、機能性ですが、加えて素朴で飽きの来ないデザインが魅力です。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
シンプルで飽きの来ないデザイン家具たち
KOBO ST-DESK(コウボウSTデスク)
木とスチールで出来たスタイリッシュな机は、お仕事にもコンパクトなテーブルとしても使用可能。天板はリノリウムという亜麻仁油(アマニユ)を主原料とした天然素材を表面に使用しています。
KOBO ST-SHELF(コウボウSTシェルフ)
コーボーデスクと同じシリーズのシェルフはスッキリと軽やかな印象が都会的。丈夫でありながら軽やかさがあって、お部屋の雰囲気をモダンにしてくれそう。
FLAMINGO(フラミンゴ)
ちょっと腰掛けるのに丁度いいスツールは3種類の高さが選べる優れもの。ハイカウンターでの使用や、子供部屋でも活躍してくれます。耐候性の高い素材を使っているので、室内はもとより屋外での利用も可能です。
MIYAGI CLOTHES HANGER(ミヤギクローズハンガー)
宮城県の生駒杉を使用したクローズハンガー。シンプルな作りがいかにも使い勝手がよさそうです。組み立ても簡易で誰でもDIYすることができます。
KOBO TABLE(コウボウテーブル)
震災後に整備されたシェアスペースのためのテーブルをもとに開発された、頑丈なテーブルです。見た目もナチュラルで誰にとっても好感の持てるシンプルなデザインが特徴。飾らない素朴さが魅力です。
KOBO SOFA 02(コウボウソファー02)
石巻のオフィスで使用するためにデザインされたソファは、木枠とクッションの直線的な組み合わせが心地よいほどに簡素でシンプルな作り。クッションカバーはカラフルな色から選ぶことも可能です。
STACKING COFFEE TABLE(スタッキングコーヒーテーブル)
耐候性が高い素材を使っているから、室内外で楽しめるコーヒーテーブルです。重ねられるので、使わない時の収納もかさばりません。
CARRY STOOL(キャリースツール)
ちょっと腰掛けるスツールとして、ひっくり返せば小物や道具を入れる箱として、2WAYで利用できるキャリースツールです。ピクニックのランチを運んだり、ドリンクテーブルにしたりしても素敵ですね。
AA LOW STOOL(AAロースツール)
側面から見るとアルファベットのAの字に見えるスツール。並べて使ったり、単品で使ったり、あるいは天板を乗せたりと利用の可能性は無限大です。
東京ショールームも2015年にオープン
「石巻工房」は2015年に文京区に東京ショールームも開設しています。代表的な家具の展示や、インテリアの実例を見ることができますよ。
シンプルでミニマムな家具で復興支援も
DIYのノウハウから作られるデザイン家具たちは、どれも簡潔で丈夫でありながらどこか温もりがあるアイテムばかり。「石巻工房」のデザイン家具から、復興支援をしながらシンプルでミニマムな暮らしを叶えてみるのも良いですね。
震災後の2011年から地域に根差した公共的な施設として活動を続けてきたのが「石巻工房」です。丈夫な材料とシンプルな工程で作られる家具は、汎用性が高く機能的。震災後直後のものづくりの現場で磨かれてきました。