出典: ワークウェアアイテムは、楽ちんで動きやすいカジュアルなアイテムですね。しかし、大人らしく上品に着こなすにはどのようにしたら良いでしょうか?ワークウェア初心者でもチャレンジできる、大人感のある着こなし方のポイントを3つにまとめてみました。チャレンジしやすい基本のワークパンツコーデとアウターコーデ、アクセントとなる小物の使い方もご紹介します。お気に入りのコーディネートを見つけてワークウェアでおしゃれを楽しみまょう!
出典: カジュアル度が高いワークウェアを大人らしく着こなすには、シンプルさを大切にしましょう。ワークウェアは視覚的な存在感が強いアイテムです。ミリタリー系のワークパンツやジャケットは、なるべくボタンやワッペンのような装飾が過剰でない、スタンダードなものを選んでサラリとした着こなしを心がけましょう。
出典: コーディネートで使う色数が多くなりすぎないようにしましょう。例えば、モノトーン調でまとめたり、カーキ・白・グレーの3色まででコーディネートを決めたりして、コーディネート全体で使う色数を少なめにしましょう。その分、アクセサリーやバッグ、靴、ヘアスタイルで細やかなアクセントを利かせて。
出典: スーツや正装をする時の要素を日常のコーディネートにも取り入れる、「ちょいフォーマル」を意識して着こなしましょう。例えば、きちんとプレスされたパンツやパリッとした襟付きのトップスはカジュアル度を下げて、上品な大人感を引き出してくれます。
ワークパンツとひと口に言っても種類は様々です。ワークパンツはもともと機能性が高いパンツなので、どのような機能があるかも知った上ではくと、よりファッションが楽しくなりますよ!
①ワークパンツの機能「ガゼットクロッチ」って知ってる?
出典: ワークパンツがなぜ楽チンなのかには訳があります。スポーツ用のパンツなどに見られるように、股部分に「ガゼットクロッチ」と呼ばれるマチが施されているからです。ガゼットクロッチは、人の身体の動きがスムーズになるように補助的な役割をしています。そのため、股がもたつかずに足を広げてもつっぱらないことから、180度の開脚も可能です。日常では立ったりしゃがんだりの動作はもちろんのこと、自転車にもおススメです。ぜひ、「ガゼットクロッチ」仕様のパンツを探してみてくださいね。
出典: ボトムスがゆったりとしたシルエットなので、トップスはなるべくジャストサイズを選んでパリッとしたシルエットを作りましょう。長袖のシャツを肩からかけることで、視覚的にトップスにボリュームが出て、大人感のある上品なスタイルに仕上がります。
出典: 腰回りにストラップがついたグルカパンツも人気です。グルカパンツの特徴は、普通のチノパンとは異なり、ウエスト部分についたストラップでウエスト調整ができる股上深めのパンツです。ネパールのイギリス軍傭兵部隊である「グルカ兵」がはいていたパンツをモチーフに作られました。
出典: 大人らしく着こなすには、パンツの形状にもこだわりましょう。きれいにセンタープレス加工され、裾が折り返しになっている「トラウザー」タイプのものは、ほんのりフォーマル感を出してくれるので、カジュアルすぎず、シンプルなコーディネートでも上品に着こなせます。
出典: リネン100%のグルカパンツもセンタープレスが入っていることで、カジュアルすぎず、上品な印象になっています。フォーマルなシルエットのカーディガンとのコーディネートも違和感なく素敵な仕上がりです。
ベイカーパンツとは、パン職人(ベイカー)がパン作りの際にはいていたとされるパンツをモチーフに作られたパンツです。フロントやバック部分に平面的で大きなポケットがついているのが特徴的です。ミリタリーパンツよりもソフトな作りのワークパンツなので、チャレンジしやすく人気の高いアイテムです。
出典: 存在感のあるカジュアルなアイテムを投入するなら、「シンプル」かつ「ちょいフォーマル」を全体のコーディネートに意識しましょう。真っ白で清潔感のあるカットソーのフリルが、全体のカジュアル度を下げて上品さを引き出しています。
出典: ハリのある生地感と、ストラップの細さがきれい感を強調しています。このような存在感の強い一点ものアイテムは、コーディネートで使う色数を少なめにシンプルに着ることで上品な印象になります。
出典: メンズライクになりがちなオーバーオールも、着こなし方で大人らしさを出すことができます。ポイントとして、トップスのデザインにこだわってみましょう。フリルやレースを袖や襟元にあしらったトップスをコーディネートすると、上品さがアップします。さらにヘアスタイルやアクセサリーでスッキリと仕上げましょう。
出典: エプロンタイプのワンピースは、ワークウェアの中でも、着るだけでもっとも女性らしさが引き立つアイテムです。ヘアスタイルを女性らしくアップにしたり、バッグなどに華奢なものを選んだりして、上品さをプラスさせましょう。
出典: トップスにはフェミニンな要素があるものを選びましょう。ふんわりと丸みのあるトップスは、全体を柔らかな印象に仕上げてくれます。また、手首を見せることで、きれい目感がアップします。
出典: こちらはステッチの入ったワークパンツスタイルのスカートです。ふわっとしているけれど、きちんとアイロンがかかったシャツが清潔感を後押ししていますね。上品に着こなすなら、トップス・ボトムス共にハリのある生地感のものを選びましょう。
出典: キャップ×サンダルで、小物アイテムのカジュアル要素が強めのコーディネートです。ゆるやかなシルエットと肩のリボンが女性らしいトップスでカジュアル度を下げ、フェミニンさを引き出しています。Tシャツよりもノースリーブの方が肌を見せる面積が広いので、フェミニンで華奢な印象を与えます。
出典: ふんわりとしたトップスをパンツにインするのであれば、全て入れるのではなく、フロント部分だけにしてみましょう。たるみ感を残すことで、女性らしい印象になります。
出典: メンズライクなミリタリージャケットも、思い切ってピンクのようなパキッとしたカラーパンツとコーディネートしてみましょう。組み合わせるアイテムの色づかいで、女性らしさを引き出せますよ。こちらは足元を白いパンプスにすることで、シンプルで上品に着こなしていますね。
出典: オーバーサイズなシャツは、「襟抜き」をして着こなしてみましょう。首やうなじなどの肌を見せると、華奢な印象を与え女性らしく映ります。ミリタリー系のトップスを着るなら、チャレンジしてもらいたい着こなし方です。同時に袖もまくって、手首も見えるようにしましょう。
出典: インナーにはレースやフリル素材でコーディネートの外しを狙ってみてください。全体に柔らかな印象がプラスされ、フェミニン感が引き立ちます。インナーでデコルテを見せるのも美しく着こなすポイントです。
出典: 上品な大人らしさを引き出したいのなら、ハリのある生地感のものを選びましょう。シルエットがゴツゴツしていても、優しい色のものであれば、柔らか素材のスカートのようなフェミニンなアイテムとも調和しやすいですよ。
出典: ワークウェアアイテムは、デッドストックやユーズド商品も多くあります。こちらはデッドストックのミリタリーシャツを使ったコーディネートです。強いカーキ色のジャケットですが、シンプルで淡い色合いの洋服と組み合わせることで、色同士がぶつからずにきれいに馴染んでいるコーディネートです。
出典: ペイズリー柄のワンピースとの組み合わせが素敵なコーディネートです。ミリタリー系のアウターと、フェミニンなアイテムをコーディネートする際は、アウターのフォルムで判断しましょう。ノーカラーのものや、肩回りに丸みのあるものはワンピースとも調和しやすいです。女性らしさやきれい目感を引き出す方法として、手首やデコルテ、足首などの「肌見せ」も忘れずに取り入れましょう。
パンプスやサンダルはワーク系ボトムスと相性ぴったり
出典: メンズライクなアイテムには、正反対のフェミニンなアイテムを組み合わせると女性らしさが引き立ちます。ワークパンツにも、パンプスやヒールで足元をコーディネートをしてみましょう。ワークパンツは股上が深いパンツが多いので、脚長効果もありますよ。
出典: こちらはカジュアル感が強いオーバーオールですが、レザー素材の黒いバッグをコーディネートすることで、上品な仕上がりになっていますね。全体的にカジュアル度が高いコーディネートの時は、レザー素材をプラスすることで、カジュアル度を下げてくれます。レザー素材のバングルや腕時計もおすすめです。
出典: 大人感を演出するなら、メタルタイプのアクセサリーを取り入れてみましょう。シンプルなコーディネートの中にも、シルバーやゴールドのように、キラリと光るアクセサリーが視覚的に存在感を出して、大人感をアップさせてくれます。また、バッグの取っ手も細いタイプのものを選ぶとフェミニンな印象に映りますよ。
出典: ワークウェアはカジュアル感が強いアイテムですが、着こなし方次第でカジュアル度をたし算・ひき算できるところに魅力があるのではないでしょうか。また、季節を問わずに着られるのも嬉しいアイテムです。お気に入りの一着を見つけて、大人な着こなしにチャレンジしてみてくださいね。
カジュアル度が高いワークウェアを大人らしく着こなすには、シンプルさを大切にしましょう。ワークウェアは視覚的な存在感が強いアイテムです。ミリタリー系のワークパンツやジャケットは、なるべくボタンやワッペンのような装飾が過剰でない、スタンダードなものを選んでサラリとした着こなしを心がけましょう。