「kuru(クル)」ってどんなブランドなの?
<kuruのブランドコンセプト>
日々をともに重ねるニット。
それは1枚で着ても気持ちいい、着心地を求めたベーシックな形と肌触り。
使い込むほどにやわらかく、身体に馴染むもの。
生産背景となる自然や動植物、生産者、ニッター、そして使う人。
すべてに気を配っていきたいと考えています。
kuruの2016年に編み上げられた2種類の素材
kuru 2016年産ウールについて
全世界で生産されるメリノウールの生産量のうち
僅か1%に過ぎないニュージーランドメリノ。
なかでも、今回kuruが使用する原毛は、マウント・クック周辺で育つ、
限られたメリノヒツジから生まれています。
適度な雨と四季の変化に恵まれた南島の主峰。
羊たちは、その急斜面に自生する天然のハーブを餌に放牧されていて、
クリンプと呼ばれる繊維のうねりが多いことが特徴です。
適度な弾力のある、やわらかな風合いのニットとして仕上がりました。
kuru 2016年産カシミヤについて
その希少性と品質から「繊維の宝石」ともいわれるカシミヤ。
kuruで使う原毛は、良質なカシミヤ原料産地といわれている
内モンゴル自治区に育つカシミヤヤギから生まれています。
夏の間、大草原で自由に放牧される山羊たちは、
ミネラルが豊富な牧草から充分に栄養を蓄えて極寒の冬を迎えます。
厳しい自然環境から身を守るようにして授かった繊細なうぶ毛。
毛の細さ、長さ、白さ、そのすべてにおいて
最高品質と称される大地から生まれた極上のニットです。
洗練された上品なたたずまいのこちらのセーター。中川政七商店が手がける新ブランド「kuru(クル)」のニットです。とてもシンプルなのに、ぱっと見ただけで質が良いことがよくわかります。「kuru(クル)」の製品に対する熱い想いをご紹介していきます。