シルクのインナーは高級品?

出典:pixabay.com
シルクは、蚕の繭(まゆ)から取れる天然の繊維です。肌にやさしくて保温性が高く、吸水性にもすぐれているから、インナーとして取り入れるのがおすすめ。夏は涼しく冬はあたたかで、季節を問わず快適に着用できます。
高級なイメージもありますが、意外とコスパも◎ この記事では普段使いにおすすめのシルクのインナーと、お手入れ法を紹介します。
高級なイメージもありますが、意外とコスパも◎ この記事では普段使いにおすすめのシルクのインナーと、お手入れ法を紹介します。
インナーにおすすめ「シルク」の特徴
肌触りよく、抜群の保温性
シルクの繊維を顕微鏡で拡大してみると、たくさんの穴が開いています。その穴に空気をたっぷり含むから、シルクのインナーは保温性抜群。やさしい肌触りでポカポカと、体を寒さから守ってくれます。
保湿にすぐれ、美肌効果も
小さな穴の中には、一定の水分もキープしています。だからシルクは保湿性も優秀。乾燥しやすい寒い季節でも、肌をしっとり保てます。
しかもシルクには、コラーゲンの主成分となるアミノ酸や、美肌効果が期待される「フィブロイン」がバランスよく含まれているそう。着るだけで美肌効果があるとの噂もあるんです。
しかもシルクには、コラーゲンの主成分となるアミノ酸や、美肌効果が期待される「フィブロイン」がバランスよく含まれているそう。着るだけで美肌効果があるとの噂もあるんです。
夏はサラッと。抗菌作用も
吸水力はコットンの1.5倍ともいわれるシルク。放湿性も高く蒸れにくいから、暑い季節でもベタベタせずに、サラッと快適に過ごせます。
細菌の増殖を抑える作用もあるから、清潔に保ちたいインナーや靴下にぴったりですね。
細菌の増殖を抑える作用もあるから、清潔に保ちたいインナーや靴下にぴったりですね。
UVカット効果も期待
シルクには、UVカット効果も期待されています。これは繭のころに蛹を守っていた性質が、糸にそのまま残っているからなのだとか。
やわらかいシルクは肌との摩擦を起こしにくいから、静電気を発生しにくい特徴もあります。夏にも冬にもメリットだらけのシルクは、1年を通して身に付けたい素材です。
やわらかいシルクは肌との摩擦を起こしにくいから、静電気を発生しにくい特徴もあります。夏にも冬にもメリットだらけのシルクは、1年を通して身に付けたい素材です。
夏は涼しく冬はあたたか。おすすめシルクのインナー
冷えやすい足元に
meri ja kuu(メリヤクー)|シルク混レッグ&アームカバー“ツリーの温もり”
Gluck und Gute(グリュックントグーテ)|五本指「足の肌着」絹と綿
Homier(ホミー)|ウールシルクレギンス
お腹・腰回りもポカポカに
シルクふぁみりぃ|シルクとコットンの腹巻き
くらすこと|シルクウールのボクサーショーツ
くらしきぬ|はらぱん(腹巻パンツ)
肌触り抜群のキャミソール&シャツ
金伴繊維|シルクのカップ付きキャミソール
絹ひとえ|フレンチスリーブ
joha(ヨハ)|深Vネックプルオーバー
シルクのお手入れ法
お手入れの難しそうなシルクですが、手洗いマークがついていればおうちでも洗濯可能です。手洗いマークに×が付いているものは、クリーニング屋さんに相談してみてくださいね。
①洗い桶に洗剤を溶かします
洗い桶に20℃前後のぬるま湯を入れ、適量の洗剤を溶かします。洗剤はシルク用、またはおしゃれ着洗い用を準備。柔軟剤や漂白剤は使えません。
洗い桶は、バケツでもたらいでもOKです。洗濯したいものをチャプチャプ動かせるくらいの、大きめサイズが使いやすいでしょう。
洗い桶は、バケツでもたらいでもOKです。洗濯したいものをチャプチャプ動かせるくらいの、大きめサイズが使いやすいでしょう。
②やさしく押し洗いをします
裏返したアイテムをそっと入れ、泡で洗うような気持でやさしく押し洗いします。シルクは摩擦に弱いので、ゴシゴシこすらないように気を付けましょう。
汚れが気になるポイントには、洗剤を直につける方法も。つけ置き洗いは生地を傷めてしまうので厳禁です。
汚れが気になるポイントには、洗剤を直につける方法も。つけ置き洗いは生地を傷めてしまうので厳禁です。
③きれいな水ですすぎます
洗い桶の水を替え、生地を泳がせるようにすすぎます。さっと泳がせたら水を替え、これを3回ほど繰り返します。
洗うのもすすぐのも、時間をかけすぎるのはNGです。短時間でサッと洗い、手早くすすぎましょう。
洗うのもすすぐのも、時間をかけすぎるのはNGです。短時間でサッと洗い、手早くすすぎましょう。
④水を切って乾かします
シルクは摩擦に弱いので、ぎゅっと絞るのはNGです。脱水は軽く水を切る程度に行い、乾いたバスタオルの上に広げて乾かします。
ハンガーに吊るしたり、洗濯ばさみで挟んだりすると型崩れの原因となってしまうので、平干しするとよいでしょう。
ハンガーに吊るしたり、洗濯ばさみで挟んだりすると型崩れの原因となってしまうので、平干しするとよいでしょう。
シルクのインナーで1年中快適♪
シルクのインナーは、夏はサラッと快適で、冬はしっとりあたたか。1年中気持ちよく使えるアイテムです。季節ごとに入れ替えないですむから手間もかからず、コスパのよさにもつながります。肌にやさしく心地よい、シルクのインナーを身に付けてみてはいかがですか?
冷え取りブランドとして知られるmeri ja kuuの、目にもあたたかなレッグウォーマー。シルクと綿糸で編み上げられた厚手の生地で、足首からひざ下までをしっかりカバーしてくれます。