隙間時間に心身ともにリフレッシュして、心をクリアに
でもなかなか簡単に海外旅行へは行けません。でも、遠くに行かなくても、都心から1時間以内で、心がクリアになるスポットがたくさんあることを知っていますか？
ランチの合間に行けそうな都会のど真ん中から、ちょっと足を伸ばせば行ける意外な場所まで、色々とご紹介します。
ランチ時間に行けるかも！？都会のど真ん中にあるパワースポット
ランチ休憩の合間にも行けそうな、都会のど真ん中のおすすめスポットを順番にご紹介します。
明治神宮 ＜原宿、表参道＞
通学や出勤前の朝早い時間もおすすめです。
日の出とともに開門し、日の入りと共に閉門する明治神宮は、夏ならば朝5時から参拝が可能です。
代々木公園 ＜渋谷、原宿＞
週末ごとに様々なジャンルのイベントが開催され、気分転換になるお出かけスポットとしてもおすすめです。
自然が豊かな園内は、東京都心部とは思えないほど時間がゆっくりと流れます。
青々とした緑も美しいのですが、秋の紅葉や冬の枯れた静けさも美しい公園です。
増上寺 ＜神谷町、赤羽橋＞
増上寺は高層ビルが立ち並ぶ都心のど真ん中に、贅沢なほどに広く、ゆったりと構えているお寺です。その景観の素晴しさは、東京のシンボルでもある、東京タワーとのコントラストにもあります。実は東京タワーも、パワースポットのひとつと言われています。
歴史と発展の美しいコラボレーションが見られるのは、この場所だけです。目の前に広がる芝公園でも、ゆっくりくつろげる、都会のオアシスのような場所です。
お寺のバックに映える東京タワー。近くに寄ると、そのパワーに圧倒されます。
夏の七夕祭りの際には、夜に訪れてみましょう。キャンドルの光がまるで天の川のよう。
ライトアップされた東京タワーも、うっとりするような美しさです。
日枝神社 ＜赤坂、永田町＞
オフィス街からのアクセスも良いので、仕事の合間や、休憩時間にサクッと行けそうです。程よい大きさの敷地を一回りして、心をリセットしてオフィスに戻りましょう。
都心部とは思えない、鎮守の森。
高層ビルとのコントラストは、東京都心ならではの風景です。
皇居外苑 ＜日比谷、東京＞
この空間だけは、独特の清らかな、高貴な空気が保たれている、そんな気さえする場所です。
大都会東京のまさに中心地に、想像を絶する広大な自然が広がります。
道路を挟んで一歩向かいには、超高層ビル群が立ち並ぶ丸の内や日比谷エリアが広がっています。
日本の経済の要、金融やインフラの企業の本社が連なっている場所がすぐそこです。
心がクリアになる都会の穴場スポット
東京を代表する街の中心地にも、そのような穴場スポットがたくさん存在しています。
近くまで行くことはよくあるのに、意外と知らなかった、そんな場所をいくつかラインナップしてみました。
根津美術館 ＜青山、表参道＞
国宝や重要文化財を含む、日本や東洋の古美術の展示品も素晴らしいのですが、美術館を取り囲むその庭園の風流な美しさがおすすめの場所です。真夏でも少し涼しく感じるような、清涼感の漂う庭園で都会の喧騒を忘れ、身も心もリフレッシュできます。
日本を代表する建築家、隈研吾による建物。
自然の素材、竹などをふんだんに使用した、現代的でありながら自然のぬくもりも感じさせる独特の雰囲気。
庭園の美しさは古美術のコレクションと相まって、心を豊かにしてくれる気がします。
日本民藝館 ＜駒場東大前＞
都心部からは少し離れますが、東大にも近い住宅地にひっそりと佇むこじんまりとした美術館です。
私たちに身近で、愛すべき民芸品が展示物であり、毎日の当たり前の日常生活を丁寧に過ごすために、時々訪れたくなる場所のひとつです。
古民家風の温かさを感じる美術館の佇まいです。
国立科学博物館付属自然教育園 ＜白金台、目黒＞
文科省の管轄にあり、自然と触れ合う様々な教育機会が用意されています。
休日にゆっくり家族で訪れて、心身ともにリラックスできる場所です。隣にある庭園美術館へも一緒に訪れてみましょう。
写真だけを見ると東京の中心地とは思えませんよね。
整えられていない、ありのままの自然がそのまま残っている奇跡的な場所です。
昭和初期の文化を感じさせるその建物と、展示品に囲まれて、まるでタイムスリップしたような感覚に陥りそうな場所です。
昭和初期の洋風建築の最先端であり、今でもなお洗練されたデザイン性を感じさせます。
アールデコ調が美しい、当時の住まいのそのままの雰囲気を残しています。
原美術館 ＜品川＞
1979年に、当時としては希少な現代美術を取り扱う美術館として建てられました。庭園美術館同様に、昭和初期の洋風邸宅を美術館として再生している貴重な建築物です。
当時の最先端の文化を感じさせる建物と、現代美術のコントラストが、クリエイティビティに刺激を与えてくれそうな気がします。
2020年に閉館が決まっているため、ぜひ今の内に訪れてみてください。
古めかしさを感じさせない、エッジの効いた建築物。残念ながら老朽化を理由に、2020年に閉館してしまいます。
中庭には広い芝生や木々が生い茂っています。作品を見終わったら、館内のカフェ、カフェダールで一息ついて。
自由学園明日館 ＜池袋＞
明日館は大正時代にアメリカの建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトによって建てられた貴重な建築物です。
学校ではありますが見学ガイド付きのツアーなどもあり、空間に浸りながら知識を高め、喫茶なども楽しめます。
学ぶ環境も大切です。こんな学校で勉強してみたいですよね。
フランク・ロイド・ライトのこだわりや工夫が感じられる内装です。
ちょっと足を伸して都心から1時間で、大自然や異空間への小旅行へ
気分をリフレッシュして心をクリアにするのであれば、思い切って足を伸ばしてみませんか？たった1時間であれば、もちろん日帰りでも十分満喫できます。
週末に行くのもいいのですが、平日に1日お休みを取って行ってみるのも、人が少なくてゆっくりできるためおすすめです。
鎌倉
海も山もある鎌倉には、都心から電車で1時間以内で行くことができます。
観光スポットもたくさんありますが、やっぱり鎌倉の醍醐味はその街並みと自然の融合です。海や山で自然とたわむれて心身共にリフレッシュし、心をクリアにするのにちょうどいい、都会からの小旅行ができます。
藤沢駅から江ノ電に乗れば、あとはゆっくり鎌倉までの各駅停車。
なぜだか懐かしさを感じさせる小さな電車の旅です。
七里ヶ浜をゆっくり散歩してみましょう。海は心を穏やかにしてくれます。
あじさいの季節が有名な長谷寺。豊かな自然に触れて、心がクリアになります。
川越
小江戸と言われている川越には、都心から電車を乗り継ぎ1時間以内でアクセスできます。時代をタイムスリップしてやってきたような街並みは、ちょっとした気分転換になります。
気分が煮詰まった時は、思い切って日常とかけ離れた空間に身をおいてみるのも、ひとつの解決方法です。
江戸時代の街並みを残した風景。ちょっとした気分転換になりそうです。
江戸時代の蔵作りを残した、当時の商店をそのまま感じさせる店構え。
高尾山
■JR 東京→高尾山口 64分
新宿からであれば、最短49分で高尾山の麓まで行くことができる、都会に最も近い手軽な登山やピクニックができるスポットです。
登山というと、ハードルが高い気がしますが、高尾山であれば楽しみながら、家族でゆっくり山頂まで行くことができます。小さな成功体験を重ねることは、自分に自信を持つことにとても大切です。
関東平野を一望したら、帰りはゴンドラで下るのもおすすめです。
高尾山口には風情のあるお店がたくさん立ち並んでいます。登山前の腹ごしらえ、もしくは登山の後にお腹が空いたら立ち寄ってみてくださいね。
頂上から関東平野が一望できます。こんな風景を見れば、悩んでいたことが小さなことに思えてきますね。
帰りはゴンドラで降りるのが、お楽しみの1つ。自然の森の中をゆっくりと景色を眺めながら、下山できます。
熱海、湯河原
■新幹線こだま 東京→小田原 40分
日本のハワイとも言われている熱海、湯河原にも新幹線を使えば1時間もかからずに行くことが可能です。
気分が晴れない、もやもやする時は思い切っって、週末にプチ旅行してみてはいかがでしょうか？
海辺を歩いたり、自然の中を散策した後は、ゆっくり温泉に使って心と体の疲れを癒してください。
湯河原駅からバスで10分ほどの場所にある不動滝。滝の音や流れが、私たちの心を癒してくれます。
湯河原駅から徒歩10分ほどの場所にある、成願寺。推定樹齢800年のビャクシンの巨木にも会ってきてください。
軽井沢
■新幹線あさま 東京→軽井沢 64分
意外かもしれませんが、憧れの避暑地軽井沢にも、新幹線を使えば最短1時間ちょっとで行くことができます。
忙しい時こそ、全てを置いて遠くへ出かけてみませんか？自然のなかに身を置くと、小さなことでクヨクヨしていたことが、なんでもないことに思えてきます。
週末に、もしくは1日でもお休みが取れたら、思い切って行ってみましょう。
雪化粧が美しい浅間山。軽井沢の大自然に触れて、気分爽快になれそうです。
軽井沢に来たら、森林の小道を散策したいですよね。
冬に行われるキャンドルナイト。
幻想的な空間は、別の世界に紛れ込んだようです。
明日からの元気な私のために、心も体もクリアにしましょう
休憩の合間に行けそうな手軽なスポットから、ちょっと足を伸ばして行く小旅行まで、色々とご紹介してきました。
心と体をクリアにして、明日からの英気を養いましょう！
一歩足を踏み入れると、そのクリアに澄み切った空気に驚きます。
広大な敷地を歩くだけで、心も体もきれいになりそうです。