出典: 北海道の冬旅、真っ白な大地の魅力をただ眺めるだけじゃなく、もっと五感で楽しんでみませんか?「見る」「撮る」「遊ぶ」「味わう」そして「温まる」。北海道を代表する5つの温泉エリアを拠点に、この季節にしかない体験型の楽しみやイベントを、たっぷりご紹介します。
【体験1】ノスタルジックな「小樽雪あかりの路」を歩く
出典: 2019年で第21回を迎え、小樽の冬のイベントとしてすっかり定着した「小樽 雪あかりの路」。ノスタルジックな街並みを10日間にわたり、キャンドルの明かりがほのかに照らします。メイン会場は小樽運河と旧手宮線。そのほか朝里川温泉や天狗山、小樽芸術村なども準メイン会場として明かりがともされ、街中がキャンドルの柔らかな明かりに包まれます。
【体験2】自分だけの「キャンドル作り」にチャレンジ
出典: 雪とガラス、冬の小樽に映えるのがキャンドルの暖かな光です。明治時代の倉庫を改造した「小樽キャンドル工房」ではキャンドル作りを体験できます。ボタニカルキャンドルやアロマワックスバーなど、自分らしくおしゃれなキャンドルを作ってみては?
【体験3】「小樽・余市 ゆき物語」のイベントを楽しむ
出典: 2018年12月に後志自動車道が開通したことで、小樽の隣街である余市町へもスムーズに行けるようになりました。冬のイベント「小樽・余市 ゆき物語」では、余市駅前を暖色のイルミネーションで彩る「琥珀色の夢」などが催されます。そのほか、ニッカウヰスキー北海道工場では冬限定・人数限定のナイトツアーも実施。早くに満員になってしまう人気の催しなので、参加希望の方は早めに日程をチェックしてご予約を。
2018年11月1日(木)〜2019年2月17日(日)
出典: 「海が見えるスキー場」としても人気の天狗山。ロープウェイで頂上へ登ることができ、北海道3大夜景のひとつに数えられています。ロマンティックな夜景デートはもちろん、山頂駅にはギャラリーや展望レストラン、ソリなどで遊べる山頂スノーパークもあり、ファミリーにもおすすめです。
出典: 小樽市街地よりも札幌寄りの位置にあり、アクセスしやすさも魅力の朝里川温泉。リゾート風ホテル、本格的な高級温泉旅館、ペンションやロッジなど、さまざまな滞在スタイルで楽しめます。「小樽雪あかりの路」のサブ会場にもなっています。
出典: 白金温泉からほど近い「青い池」。冬期間には幻想的な風景を引き立てるライトアップが行われます。青い湖面はやがて凍結して雪が積もり、純白の世界に変わります。その日、その瞬間だけの、あなただけのベストショットを見つけてくださいね。
出典: 「青い池」から近い「白ひげの滝」も冬期間のライトアップを実施。青みがかった水が冬でも凍らずに流れ落ちる白ひげの滝では、水面から立ち上る水蒸気が周囲の樹の枝につき、彫刻のように繊細な樹氷を見ることができます。
出典: 美瑛エリアには「マイルドセブンの丘」「ケンとメリーの木」など、CMやポスターの風景になったことから名付けられた木や風景があちこちにあり、冬には夏とは全く違う凛とした姿を見られます。名所の多くが農地などの私有地なので、撮影の際はマナーを守ってくださいね。
【体験2】冬の空中散歩!富良野で「気球体験」を満喫
出典: 人とはちょっと違う体験を楽しみたいなら、真冬の熱気球体験はいかがでしょうか?気球に乗って、雪に覆われた富良野を空中散歩。白いスクリーンのような雪原に、自分の乗った気球の影がくっきりと見えます。
【体験3】眺めの美しいオーベルジュで、「大地の恵み」を味わう
出典: 春夏秋と大切に育まれ、収穫された畑の幸。寒い季節ほどコクを増す乳製品。こちらは「北瑛 小麦の丘」に建つ、ベーカリーを備えたレストラン。美しい空間で、清冽な雪景色を眺めながら味わう北海道の恵みは、何ものにもかえがたい冬の贅沢です。
千代ケ岡 / オーベルジュ
- 住所
- 上川郡美瑛町北瑛第2
- 営業時間
- [月]
11:00 - 14:00
17:30 - 19:30
[火]
定休日
[水]
11:00 - 14:00
17:30 - 19:30
[木]
11:00 - 14:00
17:30 - 19:30
[金]
11:00 - 14:00
17:30 - 19:30
[土]
11:00 - 14:00
17:30 - 19:30
[日]
11:00 - 14:00
17:30 - 19:30
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥20,000~¥29,999 /¥4,000~¥4,999
データ提供: 出典: 富良野国道から東へ、シラカバが立ち並ぶ「白樺街道」の先にある白金温泉。十勝連峰を見上げる温泉は、源泉掛け流し100%。ホテルや宿では、宿泊はもちろん日帰り入浴も可能。冷えきった体を温めるのに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
【阿寒湖温泉】×阿寒・釧路のダイナミックな自然を満喫
【体験1】寒い朝の特権。阿寒湖の「フロストフラワー」を見つけよう
出典: 道東・釧路市に位置し、北海道で5番目に大きい湖である阿寒湖。天然記念物のマリモが生息する湖として知られています。冬には湖面が全面凍結し、スノーモービルやワカサギ釣りなどを楽しめます。
出典: 「霜の花」を意味するフロストフラワー。氷の上に水蒸気が付着し、氷の結晶が発達することで花のような形になります。撮影しようと顔を近づけると、吐く息で結晶が緩んでしまうほど繊細な美しさ。マイナス15℃以下まで冷え込んだ風のない朝に、積雪のない氷の上で見られるとされます。
出典: 「釧路湿原の象徴」「湿原の神」ともいわれる鳥、タンチョウ。国の特別天然記念物に指定され、優美な姿が人々を魅了します。釧路・阿寒圏内には、「阿寒国際ツルセンター」「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」「鶴見台」など、複数の給餌場・観察スポットが設けられています。
出典: 白煙を噴きながら力強く走る、SL冬の湿原号。ダルマストーブを備えた車内や車掌さんのレトロな制服、車窓には釧路川の蓮葉氷や冬の釧路湿原のダイナミックな景観などが楽しめます。湿原内ではキタキツネやエゾシカ、タンチョウなど野生動物を探してみましょう!
2019年の運行日程
1月26日(土)・27日(日)、
2月1日(金)〜12日(火)、15日(金)〜17日(日)、21日(木)〜24日(日)
アイヌの時代から知られ、利用されてきた阿寒湖温泉。無色透明で無臭のお湯は肌当たりがやわらかく、長く浸かっても疲れません。湖に面したガラス張りの大浴場で、雪見風呂なんて素敵ですね。
【体験1】透き通る美しさ「ジュエリーアイス」を撮ろう
出典: 帯広から車で約40〜50分の場所にある豊頃町。十勝川の河口にあたる大津海岸で、新絶景として注目を浴びているのがジュエリーアイスです。十勝川の水が氷結して海に流れ出し、浜に打ち戻されたもの。透明の氷が太陽の光を浴びて、宝石のようにキラキラ輝きます。
【体験2】「犬ぞり体験」で、犬たちと雪原を駆けめぐろう
出典: 北国の大自然を楽しみたい!動物たちともふれあってみたい!その両方を一度に楽しめるのが、鹿追町での「犬ぞり体験」です。自らがマッシャー(操縦者)となって犬たちを操り、大雪原を駆け抜けます。たっぷり10kmのロングトレイル、しかも2人乗りなので、カップルや親子でも楽しめますよ。初心者でもガイドが並走してくれるので安心。要予約です。
出典: 鹿追町にある然別湖。その湖畔に1月末から3月まで、60日間だけうまれる「村」が「しかりべつ湖コタン」です。特に人気なのは、透明度の高い湖の氷を切り出した、氷のブロックを1つずつ積んで作ったアイスバー。使われるグラスも、氷で作ったアイスグラスなんです。そのほか氷上の露天風呂や、宿泊できるアイスロッジなど、ここだけの特別な体験がいっぱい。
しかりべつ湖コタン 2019年1月26日(土)〜3月21日(木)
日本でも珍しい、植物性のモール温泉が特徴の十勝多和温泉。ぬめりのある褐色のお湯は、かつてアイヌの人々が「薬の沼」として利用していたと伝えられるほどで、北海道遺産にも指定されています。
冬のイベント、光と音のファンタジー「彩凛華(さいりんか)」は、2019年1月26日~2月24日の開催。
出典: 旭川市から東へ車で約1時間半の層雲峡温泉。昼間はダイナミックな柱状節理や、流星の滝などの自然が織りなす景観が魅力です。さらに冬の夜には「氷爆まつり」が行われ、連夜の花火が夜空に咲き誇ります。北の蔵元「高砂酒造」や「大雪上川酒造」の限定酒を飲み比べできる「北の氷酒場」、アイスクライミング体験なども人気!
氷爆まつり 2019年1月26日(土)〜3月16日(土)
出典: 「伝えるのは、命」をテーマに、動物が本来持つ生態や行動を引き出す「行動展示」が特徴の旭山動物園。冬に元気な動物たちもたくさんいます。雪の園内をお散歩するペンギンや、寒い国生まれのシロクマやユキヒョウ、シンリンオオカミたち。ホッキョクギツネやエゾユキウサギは、冬になると真っ白な冬毛に衣替えし、とても美しい姿を見せてくれますよ。
出典: 北海道の3大ラーメンの1つが「旭川ラーメン」。中太縮れ麺にラードを浮かせた醤油スープが主流と言われていますが、「しお」「みそ」を看板メニューにする名店もあるのが奥深いところ。たくさんの名店があり、地元っ子にはそれぞれのオススメがあります。食べ比べを楽しみたいなら、名店が集まる「あさひかわラーメン村」へどうぞ!
幕末期に、大雪山系を探索した松浦武四郎らによって見出された層雲峡温泉。温泉地としてだけでなく、スキーリゾートとしても知られています。上質感ある温泉街として、統一された建物や街並み景観の美しさも評判です。
出典: 冬の北海道で楽しめるさまざまな旅体験と、各地域の名湯をご紹介しました。北国ならではの美しさや楽しみは、もちろん厳しい寒さと紙一重。コートやマフラーはもちろん、手袋や靴なども、末端までしっかり暖かな装いがマスト。バッテリーの消耗も激しくなるので、スマホやデジカメも保温や保護をお忘れなく。しっかり備えて、この季節にしかない楽しみや美しい風景を満喫してくださいね。
2019年で第21回を迎え、小樽の冬のイベントとしてすっかり定着した「小樽 雪あかりの路」。ノスタルジックな街並みを10日間にわたり、キャンドルの明かりがほのかに照らします。メイン会場は小樽運河と旧手宮線。そのほか朝里川温泉や天狗山、小樽芸術村なども準メイン会場として明かりがともされ、街中がキャンドルの柔らかな明かりに包まれます。