首都圏からもアクセス抜群の箱根で、アート巡りの旅なんていかがですか？新宿駅から箱根湯本駅までは途中乗り換えなしの「特急ロマンスカー・スーパーはこね」を使えば約85分で到着します(土日祝は、70分台で到着)。予定のない週末でも、思い立ったらすぐに行けるのが嬉しいですね。

箱根にはアートなスポットがいっぱい！ここに行くだけで様々なテーマの美術館に立ち寄ることができます。忘れかけていた感性を磨くのにはとてもオススメの場所なんです。

彫刻の森美術館は箱根登山鉄道「彫刻の森駅」から徒歩２分の場所にあります。温泉付きホテル「箱根小涌園ユネッサン」にもほど近い、野外彫刻を中心とした美術館です。

感性が刺激されるユニークなアート作品やステンドグラスの塔など、歩いているだけでもワクワクできそう！大人だけでなく子供も一緒にのびのびとアートを満喫できる空間ですので、ぜひ訪れてみてください。

箱根仙石原にあるガラスの森美術館。ヨーロッパ貴族の別荘をイメージした欧風庭園の広がる館内には、アンティークショップやガラスの体験工房、イタリア人シンガーによるカンツォーネの生演奏が聴けるカフェレストランも併設されています(毎日6回公演)。

ガラスの森美術館は、日本初のヴェネチアン・グラス専門美術館。中世ヨーロッパで貴族達に愛された、繊細で美しい輝きのヴェネチアン・グラスのガラス細工などが展示されています。

クリスタル・ガラスのアーチやススキ、ツリーなど、ガラスでできたアート作品の展示も見逃せません。澄んだ空気の中で、太陽の光をキラキラと反射させている姿はとても綺麗です。

箱根町仙石原にあるサン＝テグジュペリ 星の王子さまミュージアム。名作「星の王子さま」の作者「アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ」の生誕100年を祝した世界で唯一のミュージアムです。

サン＝テグジュペリ作者ゆかりの２０世紀初頭のフランスの街並みを再現した風景や、箱根の自然にきっと魅了されます。星の王子さまファンであっても、そうでなくても楽しめるミュージアムです。

箱根町仙石原にある箱根ラリック美術館。館内にはアール・ヌーヴォーやアール・デコの時代に活躍したフランスの宝飾とガラス工芸作家、ルネ・ラリックの作品が展示されています。

「特別展示 ル・トラン」内にはラリックが室内装飾した豪華列車「オリエント急行」が！この列車を舞台にした小説を書いたアガサ・クリスティ好き、名探偵ポワロ好きなら一度は訪れてみたい美術館です。

緑あふれる中庭に面したカフェ・レストラン「LYS（リス）」は美術館利用者以外も利用できます。素敵なコレクションを楽しんだ後、ちょっと優雅な気分でお食事をしたい時に訪れてみてはいかがでしょうか？

箱根町仙石原の、富士箱根伊豆国立公園にあるポーラ美術館。印象派絵画のコレクションは日本最大級で、約１万点収蔵されています。全長670mの森の遊歩道「風の遊ぶ散歩道」も心地いい美しいアートスポットです。

鑑賞後は、食でもアートを楽しめるポーラ美術館内の「カフェ チューン （CAFE TUNE）」 でのんびり。美味しいスイーツとデザインを堪能できるプレートで、素敵なコーヒータイムを。

温泉テーマパーク施設「箱根小涌園ユネッサン」のお隣にある岡田美術館。日本・中国・韓国を中心に、古代から現代までの美術品が数多く収蔵されています。100％源泉かけ流しの足湯カフェも併設され、そのお向かいには日本画家・福井江太郎氏によって創造的に再現された風神・雷神の大壁画「風・刻（かぜ・とき）」が展示されています。

岡田美術館では、近世・近代の日本の絵画や、数千年の歴史を感じる中国陶磁などに出会うことができます。5階建ての建物に展示されているコレクションは、掛軸や屏風、やきもののほか、 土偶や埴輪、蒔絵、仏像など日本やアジアの歴史や文化を堪能できる作品が満載です。

美術館には、昭和初期の日本家屋を改装してつくられた風流なカフェ「開化亭」があります。鯉がのびのびと泳ぐ池や緑の木々を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができそうですね。