「あしかがフラワーパーク」のイルミネーション「光の花の庭」は、関東最大級を誇る冬の一大イベント。フラワーパークならではの繊細な花のイルミネーションを存分に楽しめます。特に園のシンボルとなる大藤棚を光で再現した「奇蹟の大藤」は園内随一のフォトスポット。スタッフが細部にまでこだわった光の花びらが神秘的な世界を作り出します。

他にも、エリアによって様々な趣向を凝らしたイルミネーションがお目見えします。さらに、期間中3回にわたって季節の花とコラボしたイルミネーションも登場するので、リピートしてみるのもおすすめですよ。

「江の島サムエル・コッキング苑（植物園）」や「江の島シーキャンドル（展望灯台）」を中心に、島内や片瀬海岸などの広いエリアがイルミネーションで彩られる「湘南の宝石」。江の島シーキャンドルからはイルミネーション全体はもちろん、夕暮れに浮かび上がる富士山のシルエットも眺められます。

南国ムードあふれる江の島サムエル・コッキング苑は「ホウセキFOREST」というイルミネーション空間に様変わり。物語の世界に入り込んだような非日常感を体験できます。

複合レジャー施設「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」内で開催される大規模なイルミネーション「さがみ湖イルミリオン」。観覧車やリフトなどの乗り物もカラフルなイルミネーションで縁取られ、園内全体がまばゆい光に包まれます。

広い木立の中も無数の電球がきらめいて幻想的な雰囲気に。イベントは4月初旬まで開催されるので、タイミングが合えば桜との美しいコラボレーションも見られます。いろんなスポットを撮影したくなるはずですよ♪

東京ミッドタウンで開催される「MIDTOWN WINTER LIGHTS（ミッドタウン・ウィンター・ライツ）」は、緑豊かなミッドタウン・ガーデンが美しいイルミネーションに彩られる冬の人気イベント。東京タワーや周囲のビルに溶け込んだ光の世界は、六本木らしい華やかさに満たされます。

昼間は都会のオアシスとして親しまれている散歩道も、金色に輝いてファンタジックな雰囲気に。また、芝生広場に登場するアイススケートリンクではナイトスケートも楽しめます。

カレッタ汐留で開催される冬の恒例イベント「カレッタイルミネーション」は、音楽と光の融合がロマンチックなイルミネーションショーです。2017年からはディズニー映画の作品をテーマにしたプログラムを点灯時間中に定期的に上演しています。

作品の世界観を表現した装飾は細部にわたるまで繊細できれい。イルミネーション全体はもちろん、様々な場所にカメラを向けて撮りたくなるはずですよ。

恵比寿ガーデンプレイスで毎年恒例となっているイルミネーションイベント「Baccarat ETERNAL LIGHTS -歓びのかたち- （バカラ・エターナル・ライツ）」。金色に輝くプロムナードを抜けると、世界最大級のバカラのシャンデリアが訪れる人を迎えてくれます。

高さ約5m、幅約3m、クリスタルパーツ総数8,500ピースにも及ぶ巨大なシャンデリアは、本場フランスでもお目にかかれないスケールと美しさ。2020年は医療従事者への感謝を込めて、17時以降30分ごとにブルーにライトアップされます。毎年見に行くという人にとっても特別な意味を持つイベントになりそうですね。

袖ヶ浦市にある自然豊かなテーマパーク「東京ドイツ村」は、県内屈指のイルミネーションスポットとしても有名な場所です。広大な敷地を活かしたイルミネーションは圧巻。夕暮れ時には富士山のシルエットも見え、唯一無二の絶景が生まれます。

本場中国の職人さんたちが手がけたチャイナランタンはおすすめフォトスポットの一つです。2019年の台風で大きな被害を受けましたが、見事に復活。電球のイルミネーションとは一味違う華やかさに魅了されます。

「光がつくる“Art”水郷桜イルミネーション」は土浦市の霞ヶ浦総合公園で開催される人気のイルミネーションです。イベントのシンボルとなるのは、高さ25m・羽根径20mの巨大なオランダ型風車。他ではあまりない回転するイルミネーションが夜空を大きく彩ります。

帆引き船が浮かぶ霞ヶ浦や土浦の花火など、地域色の強いデザインも水郷桜イルミネーションの特徴の一つ。まばゆい世界を楽しみながら、観光名所を巡ったような満足感を味わえますよ。

横浜のクリスマスシーズンに欠かせないイベントとして親しまれている「クリスマスマーケットin横浜赤レンガ倉庫」。高さ約10ｍの本物のモミの木のクリスマスツリーがレトロな赤レンガ倉庫とマッチして、ヨーロッパの街並みに佇んでいるような気分を味わえます。

ドイツのクリスマスマーケットをイメージした会場では、ドイツ料理の食べ歩きやクリスマスグッズの買い物も大きなお楽しみの一つ。カメラを向けていろんな角度から切り取れば、海外旅行の記念写真みたいな仕上がりになりそうです。

イタリア南部・ナポリ湾に浮かぶカプリ島の「青の洞窟」。青色に包まれるその神秘的な空間を光で再現したのが、渋谷公園通りから代々木公園ケヤキ並木までを彩るイルミネーション「青の洞窟 SHIBUYA」です。青一色に包まれた通りはまさに海の中のよう。神秘的な光景に目を奪われます。

全長約800m、約60万球ものLEDが織り成すイルミネーションは、枝の一本一本まではっきりと浮かび上がる繊細なデザイン。毎年12月に開催されるので、クリスマスを意識したお散歩デートにぴったりですよ。

群馬県桐生市の桐生駅から栃木県日光市の間藤駅までを結ぶ「わたらせ渓谷鐵道」。渡良瀬川や紅葉などを眺められる人気の鉄道で、冬季には全17駅の駅舎や待合室などがイルミネーションで彩られます。鉄道ファンにはおなじみのイベントですが、人が一箇所に集まることがないため、他のイルミネーションスポットよりもゆっくりできます。

途中で乗り降りしていろいろな場所で撮影するなら、一日フリーきっぷがおすすめです。また、沿線には温泉旅館もあるので、一泊して翌日たっぷり観光するのも楽しいですよ。

鴨川市にある大山千枚田は美しい棚田の風景が今も残る場所。稲刈りが終わって秋を迎えると、1万本ものLEDキャンドルが田んぼを優しく照らし出す「棚田のあかり」が約3ヶ月間にわたって開催されます。ライトアップ期間が長いため、イベント時以外は比較的ゆっくり過ごせる穴場スポットと言えるでしょう。

10月下旬の土日2日間はライトアップの数がさらに増し、「棚田の夜祭り」が行われます（2020年度は中止）。郷土芸能のステージや地元グルメの夜市、エンディングには花火など盛りだくさん。にぎわいを楽しみたいという方は、お祭りの日を狙って出かけてみるのもいいですね。

撮影の準備として、まずは事前に「夜景モード」を選択しておきましょう。手ブレを防いでキレイに撮影できるようになりますよ。

暗い場所での撮影はシャッタースピードが遅くなるので、一番気をつけたいのが「手ブレ」。手すりや柱などがある場所なら、そこにスマホを置いて、片手でしっかりと固定したままシャッターを押すとブレにくくなります。

スマホを向けたら、まずは一番撮りたい被写体をタップしましょう。スマホが自動的にピントを合わせて、被写体の明るさを最大限に活かす調整も行ってくれます。ただし、画面で最も明るい部分にピントを合わせると、そこを標準として調整されてしまうので、全体的に暗い写真になることがあるのでご注意を。

撮影する時間によって、イルミネーションの表情は全く違います。特に"日没前・日没直後・日没後30分以降"は、光の見え方や風景の印象が刻々と変化する時間帯。完全に日が沈んでからよりも、ほんのり日の光が残っている時間帯の方がイルミネーションをキレイに撮れることもあるんです。

イルミネーションを普通に撮ると、ホワイトバランスの自動調整では対応しきれず、見た目とは違う色に写ってしまうことがあります。そんな時はホワイトバランスの設定を切り替えると、光の色がキレイに出ますよ。スマホの標準カメラアプリにホワイトバランス機能がない場合は、違うカメラアプリをダウンロードしてみるのもおすすめです。

イルミネーションに使用されているLEDは、ピントを外すといい感じにホワンとボケた「玉ボケ」になります。ただ、風景全体を撮影してもこの玉ボケはあまり生まれません。玉ボケを生み出すコツは、イルミネーションの手前にある小さな物にピントを合わせること。木の葉やツリーのオーナメント、会場のデコレーションに使われている小物など、雰囲気のある物を使ってトライしてみましょう。

なかなかキレイな写真が撮れない時は、アプリを使ってみるのも一つの方法です。ここではイルミネーションを撮る時におすすめのアプリを2つご紹介します。