香りも良く気品あふれる美しいバラは、5月〜6月の春バラと、10月〜11月の秋バラが見応えがあり、この期間はバラ園がある施設でバラフェアが開催されることも♪花が大きく色が鮮やかなことが特徴の春バラに対し、秋バラは寒くなる時期に咲くことから開花がゆっくりのため、花本来の色味が出るので色が濃くなり、香りも豊かなことが特徴です。そこで、東京近郊の訪れてみたい秋バラが素敵なスポットのご紹介です。2018年10月04日作成
京王線のつつじヶ丘駅、同じく京王線の調布駅、またはJRの三鷹駅・吉祥寺駅からそれぞれバスで約20分の距離にある「都立神代植物公園」。
武蔵野の面影が残る植物公園は、約48万平方メートルと都内最大級の広さを誇り、園内には約4,800種類、10万本・株の樹木が植えられており、四季折々の花景色を展開しています。
園内は、つつじ園やうめ園、はぎ園など植物の種類ごとに30ものブロックに分けられています。また、平成28年にリニューアルした大温室では、珍しい熱帯の植物やカラフルな花々を鑑賞でき、冬の日や雨の日に訪れても楽しめそう。そして大温室前のバラ園では約400品種・5,200株ものバラが栽培されており、春と秋のシーズンにはバラフェスタが開催されます。
2018年の「秋のバラフェスタ」は、10月10日(水)~10月31日(水)。ガイドツアーやコンサートなど、様々なイベントが開催され、期間中の土日祝日には、バラの香りが最も強い朝に鑑賞できるように早朝開園も実施されるので、早起きしてうっとりするような香りに包まれながら朝のバラ園の散策はいかがでしょうか。
JR京浜東北線の上中里駅、東京メトロ南北線の西ヶ原駅からそれぞれ徒歩約7分の距離にある「旧古河庭園」。
鹿鳴館やニコライ堂を設計した英国人ジョサイア・コンドル博士設計の小高い丘に建てられた洋館と洋風庭園。さらに、京都の庭師であり七代目植治こと小川治兵衛氏が手がけた日本庭園など、見どころの多い人気観光スポットです。春と秋のバラのシーズンは、バラフェスティバルが開催され、音楽会やワークショップなど参加したくなるイベントも盛りだくさん。
特に2018年は、旧古河庭園が完成して100年目にあたる記念すべき年となり、秋バラの見頃に合わせて「秋のバラフェスティバル」が開催されます。100年を記念したイベントや、約100種200株の美しい秋バラが咲く洋風庭園と築後100年を迎えた洋館など、見応えたっぷりです。
秋のバラフェスティバルは、2018年10月6日(土)~10月21日(日)の9時~17時。最終入園は16時30分までです。
洋館横芝生広場では、秋バラの音楽会スペシャルや、秋バラの音楽会、旧古河庭園100thアニバーサリーコンサート presented by 東京消防庁などのコンサートも開催されます。重厚な洋館の前に咲き誇る美しく香りの良い秋バラを楽しみ、緑の芝生でコンサートを満喫…そんな優雅な一日を過ごせそう。
JR・京王線・小田急線の新宿駅より徒歩約10分。東京メトロ丸ノ内線の新宿御苑前駅・都営新宿線の新宿三丁目駅・東京メトロ副都心線の新宿三丁目駅E5出口より徒歩約5分とアクセスの良い「新宿御苑」。
58.3ヘクタールもの広さがあり、周囲は約3.5kmもある広大な敷地を持つ園内には広々とした大芝生のイギリス式自然風景園,池泉回遊型の日本式風景園など見応えのある名園が広がり、バラは画像のフランス式整形庭園に、110種約500株ほど植栽されていて、初夏と秋にはバラ目当ての観光客でよりにぎわいをみせています。
秋バラの見ごろは10月中旬~11月下旬。詳しくは公式サイトをチェックしてください。
バラの他にも広大な園内は秋景色が広がり見どころいっぱい。のんびりと花と紅葉を満喫しながら散策した後は、新宿でショッピングや食事を楽しむ。そんな穏やかな秋のコースはいかがですか?
荒川区の三ノ輪橋から新宿区の早稲田まで、12.2キロメートルの区間を走る都電荒川線。
そのうち約4.8キロメートル(13駅)にわたって荒川区を横切っています。荒川区は昭和60年度から東京都交通局の協力を得て“みどりの軸”として沿線を緑化することにし、区内の延長約4.8kmのうち、植栽が可能な約4kmの区間に約140種13,000株のバラを植栽しており、秋のバラの見ごろは、10月中旬から11月上旬頃。
小さな電車でのんびり巡る秋のバラと東京の街は、いつもと違ってゆったりとした時間が流れているように感じるかも。
東葉高速鉄道の八千代緑が丘駅から徒歩約15分の距離にある「京成バラ園」。30,000㎡ のバラ園は関東屈指のバラのスポットとして有名で、春、秋、それぞれのバラのシーズンにはフェアが開催される他、1年を通して、コンサートや展示会などのイベントや各種セミナーも開催されているのでいつ訪れても楽しめそう。
イベントやセミナーが開催されるガーデンセンター、レストラン、ショップ、大温室などあるので、一日ゆっくり過ごせます。また、1,600品種10,000株と関東でも最大級の品種と株数を誇る園内には原種から最新品種まで植えられているので、園内を1周すれば、バラの歴史を見る事もできます。
園内は整形式庭園の他に自然風景式庭園もあり、それぞれ味わい深い光景を楽しめます。小ぶりながら、色が濃く香りの良い秋バラがたくさん咲いている光景は、見ているだけで心が和みそう。
秋バラの見ごろは10月上旬~11月中旬。秋バラのシーズンにはオータムフェアも開催され、2018年は、スイーツやフルーツ、などの名前のついたバラをピックアップし「おいしいバラ園」をテーマとしたイベントが10月6日(土)~11月11日(日)の期間、開催されます。
京成電鉄京成谷津駅から徒歩約5分の距離にある「谷津バラ園」。
関東有数のバラのスポットとして人気のバラ園は、春だけでなく秋も多くの人で賑わいをみせています。
約12,600平方メートルある園内には800種、7,500株のバラが咲き誇り、香りの庭コーナーや、長さ50mのバラのトンネル、皇室王室コーナー、有名人コーナー、イングリッシュローズコーナーなど見応えもあるので、時間をかけてゆっくりと楽しめそう。
秋バラの開花時期は10月~11月頃。詳しくは公式サイトをチェックしてください。また、開園、閉園時間や入園料、休園日なども時期により異なるので、こちらも行く前にしっかりチェックしておくと安心です。
平成30年4月に、フラワーセンター大船植物園から「日比谷花壇大船フラワーセンター」の愛称でリニューアルオープンした、四季折々の花風景が美しいフラワーセンターは、大船駅から徒歩で約15分の距離にあります。
園内には、芝生広場、和風庭園、スイレン池、シャクヤク園、バラ園などがあり、四季折々の美しい花をいつ訪れても楽しめます。
バラは、オールドローズや四季咲きのモダンローズ、ツルバラなど約370品種、1200株。
秋バラお見ごろは10月中旬から11月中旬頃。シックで色の濃い秋バラはずっと眺めていても飽きないくらいに素敵。
フランス式花壇や噴水など、フランス庭園様式を取り入れた公園として、平成13年に完成した「ヴェルニー公園」。園内には、日本初の遣米使節を務め、フランスの支援のもとで横須賀製鉄所建設を推進した小栗上野介と、フランス人の造船技師で、同じく横須賀製鉄所建設の責任者として1865年に来日したヴェルニーの像があり、公園の対岸にはその横須賀製鉄所を望むことができます。
JR横須賀駅から徒歩約1分の距離にあり、入園無料の公園には海を見ながら休憩ができる「いこいの広場」や、海風を感じながらのんびり散策ができる「うみかぜの路」などがあり、バラと海を眺めながら秋の一日をまったり過ごすのも素敵。
秋バラの開花期間は、10月中旬~11月下旬頃。約1,400株のバラを楽しむことができます。
横須賀港の夕景も素敵。ボードウォークをのんびり散策したり、秋バラに囲まれたベンチでゆったり読書、そして横須賀港のしっとりとした夕景を眺めながら、帰路につく。そんな穏やかで想い出に残る秋の一日を過ごせば、身も心もリフレッシュできそう。
埼玉県狭山市にある智光山公園(ちこうざんこうえん)。東京ドーム約11個分の広大な敷地をもつ園内には、智光山公園こども動物園、野外活動広場(キャンプ場)、テニスコートなどの施設や、狭山市都市緑化植物園のバラ園があります。
都市緑化植物園には季節の花が植えられた大花壇やバラ園があり、約64種、650本のバラが植えられています。
秋の開花期間は10月上旬から11月下旬(詳しくは公式サイトをチェックしてください)。色が濃く美しい秋のバラは、長時間眺めていたくなるほど素敵。
秋色の木々を背景にしっとりと咲く秋のバラも風情があり、まるで絵画の世界のよう。
ゆったりと自然の中で一日過ごすのなら、智光山公園内にある、智光山公園こども動物園もおすすめ。可愛らしい動物とのふれあいを楽しめたり、寒い時期限定の「カピバラ温泉」などもあり、智光山公園だけで、美しい花と可愛らしい動物に癒される素敵な休日を満喫できそう。
JR石岡駅からバスで約30分。常磐道土浦北ICから車で約20分の距離にある「茨城県フラワーパーク」。筑波山のすそ野に広がる、自然豊かな花のテーマパークは、フラワードーム(温室)や、延長800mの花のすべり台(スポーツライド)、10種類のフィールドアスレチックなどがあり、休憩所やレストランもあるので一日中のんびりと楽しめます。
秋のバラの見ごろは、9月下旬~11月上旬。
約3万株・約750品種ものバラが園内に咲き誇り、バラ以外にも秋から冬にかけて、ダリア、ベコニア、パンジー、ビオラ、マリーゴールドなど多くの花を見ることができて大満足。
特に秋バラと同じ時期に見ごろを迎えるダリアは有名で、2018年はダリアまつりが、9月8日(土)~11月4日(日)秋バラまつりが、9月20日(木)~11月4日(日)のスケジュールで開催されるので、9月下旬から11月の上旬に訪れれば、春に負けないくらい秋の園内は、美しい彩りであふれていて華やか。
そしてこちらは冬のイルミネーションでも有名。2018年のイルミネーションは、11月15日(木)~2019年1月14日(月・祝)で開催されるので、うまくいけば遅めのバラとイルミネーションの両方を楽しめるかも。
いかがでしたか?東京近郊の秋バラを楽しめるスポットの数々。秋のバラは小ぶりですが、色が濃く香りも豊で、バラ園によっては周囲の秋景色も合わせて堪能できたり、海とバラ、洋館とバラなど絵になる光景を楽しめたりします。今年の秋は、深みのある素敵な秋バラを観にカメラ片手におでかけしませんか?
アプリ限定!12星座占い、天気予報と気温に合わせたコーデをお楽しみいただけます
お買いものもキナリノアプリで◎
キナリノアプリ
「これが好き」、「これが心地よい」と感じてもらえるお買いもの体験と情報を。自分らしい暮らしがかなう、お買いものメディア
京王線のつつじヶ丘駅、同じく京王線の調布駅、またはJRの三鷹駅・吉祥寺駅からそれぞれバスで約20分の距離にある「都立神代植物公園」。