毎日、職場と家の往復ばかり。休日はカフェ巡りや街歩きもいいけれど、たまにはリフレッシュするために、ちょっぴり贅沢に大磯に出かけてみませんか。
出典:
夏の海やロングビーチのイメージが強いですが、実は大人のプチ旅行には、夏以外のシーズンの方がおすすめ。静かでゆったりしているだけでなく、くつろげるスパ、歴史スポット、ステキなカフェ、レトロ洋菓子店など、訪れたくなるステキな場所がたくさんあるのです。今回は、金曜夜~土曜で楽しめる、安・近・短がそろった大磯1泊2日ツアーをご紹介します。
出典:
大磯は、神奈川県の南側・平塚と二宮町の間に位置する街です。
海と山が近く、江戸時代には宿場町として発展。明治中期~昭和初期には伊藤博文や吉田茂など、政財界要人の別荘地として栄えました。近年は大磯ロングビーチの巨大なプールと、大磯海岸を中心とした海水浴場として、夏の人気スポットとなっています。
出典:
仕事を終えてからでも十分訪れることができる好立地も魅力。電車なら、東京、品川、新宿の各駅から約1時間とあっという間。車だって都内から、同じく約1時間で到着します。
出典:
三角屋根がかわいい、こぢんまりとした大磯駅。駅前には、「湘南発祥の地」と書かれた石碑もあります。よく「湘南」とは一体どこからどこなのか議論が巻き起こりますが、これで西側のスタート地点は解決!?
夕食は、駅前でちょっとリッチにいただいてしまいましょう♪どちらも人気店なので、予約をお忘れなく!
出典:
大正元年に建てられた、大正モダンの建物が美しいイタリアンレストラン。地元では「三角屋敷」でおなじみのこちらは、国産ツーバイフォー工法で建てられた日本最古の建築物です。
出典:
レトロな店内でいただけるのは、ナポリ製の薪窯「マリオ・アクント」で焼き上げる、本格ナポリピッツァ。地元の素材にこだわった、数々のイタリア料理も絶品です。コース料理はややリッチなお値段ですが、アラカルトでもいただけるので、お好きなお料理をチョイスするのもおすすめです。
大磯 / イタリアン
- 住所
- 中郡大磯町大磯1007
- 営業時間
- 11:30~14:00(L.O)
17:30~20:00(L.O)※現在短縮営業 19:30L.O 20:30Close
- 定休日
- 水曜日(祝日の場合振替あり)
- 平均予算
- ¥6,000~¥7,999 /¥4,000~¥4,999
データ提供:
出典:
せっかく別荘地に来たのだから、ちょっと特別な懐石はいかがでしょうか。駅近くにある創業100年以上の「松月」は、初代内閣総理大臣である伊藤博文の総料理長が創業した料亭です。
出典:
お座敷では正式な懐石料理が、椅子席では少しカジュアルなコース料理や丼がいただけます。もちろんどちらも、老舗に相応しい一切妥協のないお料理がふるまわれます。少し敷居が高いけど味わってみたいという方は、ランチに訪れると、さらにリーズナブルなミニ懐石がいただけますよ。
大磯 / 日本料理
- 住所
- 中郡大磯町大磯871
- 営業時間
- [火~日]
11:30-15:00
17:00-21:00
毎月1回連休あり
- 定休日
- 平均予算
- ¥4,000~¥4,999
データ提供:
SPA棟がリニューアルオープン!宿泊は「大磯プリンスホテル」へ
大磯の代名詞ともいえる、ロングビーチがある大磯プリンスホテル。外のプールが使えないシーズンオフは、お手頃価格で宿泊OK。しかも、フォトジェニックなスパ棟が、2017年にオープンしたばかり。大磯駅からホテル入口まで路線バスが出ているので、電車派さんでも安心です。
ちっょぴりレトロなホテルというイメージだった大磯プリンスですが、現在ではお部屋はリニューアルされていて、すっかりリゾート風に。山側のお部屋を選べば夜景、海側のお部屋を選べば朝日が昇る海と、それぞれ違った絶景が楽しめます。
新しくなったスパで楽しめるのは、何と天然温泉! 3Fと4Fに分かれていて、3Fはお風呂、4Fは水着ゾーンです。4FのINFINITY POOLで楽しめる浮遊感は、体験必至!さらにジャグジーやサウナ、岩盤浴、3Fには内湯と露天風呂も。レンタル水着がないので、持参を忘れないで!
朝食にも定評のあるプリンス。朝食付きにすれば、ビュッフェと洋食の2種類から朝ごはんが選べます。ビュッフェも色々食べられるので楽しいけれど、大人のプチ旅行に相応しいのは、洋食メニュー。バランスの良いジュースやグラノーラに、ボリューミーなエッグベネディクトとクロワッサンサンドがついて、朝から最高にセレブ気分が味わえます。天気の良い日は、芝生が茂るテラスでいただくのもおすすめ♪
朝食を終えたら、近くにある散策スポットへ。都会からこんなに近いのに、大磯には驚くほど自然がいっぱいです。
古代から昭和初期まで。歴史が感じられる「大磯城山公園」
出典:
国道一号線を挟んで、旧三井財閥別荘跡地と旧吉田茂邸跡地を整備した公園。城山というだけあって、起伏に富んだ敷地内には、たっぷりの自然と共に、縄文時代の遺跡、鎌倉時代の文化遺産など、歴史的にも貴重なスポットがたくさんあります。
展望台からは、大磯の街と、相模湾が一望!天気が良ければ、雄大な富士山の姿も楽しめます。季節を選ばず、心地よい散策ができますよ。
パワースポットとして訪れたいのが、こちらの六所神社。大化改新後に櫛稲田姫命を守護神として創建され、小田原北条家にも信仰されたという、由緒ある神社です。
女性に特におすすめなのが、櫛稲田姫命にちなんだ、「湯津爪櫛御守り」。女性を災いから守ってくれる上、良縁を導いてくれると言われています。ご参拝後にぜひGETしてみて下さいね。
出典:
かつて電気部品工場だった建物を、15年ぶりにリノベーションしてオープンしたカフェ。地域のコミュニティースペースとしてアトリエやレンタルギャラリーとなった「今古今(こんここん) 」の一角にある、和食を中心とした食堂です。
出典:
元工場というだけあって、店内は広々としたシンプルな空間。ランチの食材には、地元大磯で水揚げされたお魚と、無農薬栽培で作られた野菜が使われています。体が喜びそうな美味しいメニューがいただけます。
大磯 / オーガニック
- 住所
- 中郡大磯町大磯55
- 営業時間
- ご予約制のコース料理のみでの営業となります。
a.11:00スタート - 14:00
b.13:00スタート - 15:00
c.18:00スタート - 22:00
- 定休日
- 月、火曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
気分は海辺のおうち訪問?「アジア食堂RASCAL」
出典:
大磯のはずれ、国道1号線沿いにある、小さな一軒家。まるで、外国の海辺にあるおうちを訪ねるような気分が味わえる、キュートな隠れ家レストランです。
出典:
店内は、木を基調とした、あたたかな雰囲気。ランチは3種類から選べて、どれも900円◎ 東南アジアを中心とした他国籍料理は、どれもハズレなしのおいしさです。
地元民には定番の洋菓子店。レトロでステキな「鴫立亭 本店」
出典:
大磯駅からほど近くにある、洋館風のレトロな建物がステキな洋菓子店。1979年創業のお店は、地元ではケーキや手土産を買うのに定番のお店です。葉山の支店も有名ですが、本店はこちら、大磯。店名は大磯の名所でもある、日本三大俳諧道場の一つである鴫立庵からとられました。
出典:
店内に入ると、ふわりと甘い香りが漂います。棚には定番からオリジナルまで、たくさんの焼き菓子。ショーケースには、所せましとおいしそうなケーキが並びます。おすすめは大人気のモンブラン。クリーミーで、コーヒーとの相性もバツグンです。散策に疲れた時に、ほっこりティータイムに訪れてみて下さいね。
大磯 / ケーキ
- 住所
- 中郡大磯町大磯1153
- 営業時間
- 9:00~18:00(年末年始は短縮営業)
喫茶は10~17:30(ラストオーダー17時)
- 定休日
- 店舗休日は、事前に店頭、HPにて掲示。
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
出典:
東海道沿いにある、由緒ある旅館「汐彩のお宿大内館」のすぐ隣り。コーヒーの幟旗がなければ見逃してしまいそうな場所にひっそりと佇むコーヒー店「蔵にて」。その名の通り、大正時代の蔵を改装して作られた、雰囲気バツグンのカフェです。
出典:
店内は、蔵の雰囲気はそのままに、天井の高い快適な空間となっています。棚にはウェッジウッドのコーヒーカップがずらり。コーヒーは注文を受けてから、ネルで1杯ずつ、丁寧に淹れてもらえます。ゆったりとした大人のティータイムを過ごすのにピッタリのお店ですよ。
大磯 / 喫茶店
- 住所
- 中郡大磯町大磯1083 旅館 大内館
- 営業時間
- 11:00~17:00
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
湘南地区は、実はパンの激戦区でもあります。もちろん大磯も、おいしいパン屋さんがたくさん!翌日の日曜日はおうちでゆったりするために、お土産にパンを買って帰っちゃいましょう。
出典:
パン好きなら知らない人はいないかも!?という、有名店。大磯駅から徒歩3分の場所にリニューアルオープンしました。
食べて美味しく、身体がよろこぶ厳選した食材を使用したパンを提供しています。
※写真はリニューアル前
出典:
店内にはビッシリとパンが並んでいます。食パンだけでも4種類、そのほかハード系からチョココロネなど親しみのあるパンまで種類は豊富。どれも絶品ですが、初めてで迷ったら、名物のあんぱんがおすすめ。小ぶりですが、あんこがしっかりと入っているので、1つでも大満足。お土産にしても喜ばれますよ。
※写真はリニューアル前
出典:
線路沿いの道を少し進んだ場所にある、路地の中の古民家。こんなところに!?という場所にひっそりと佇むお店ですが、人がいない日がない程の人気のパン屋さんです。これまでマルシェなどのイベント時のみ販売されていた大人気のパンが、2017年から常設店で買えるようになりました。
出典:
アメリカ人女性のリーさんが作るのは、他とは一味違ったパンばかり。天然酵母を使って一つ一つていねいに作られたパンは、時間と手間をしっかりとかけないと出ない味が楽しめます。2Fはイートインになっているので、ガマンできなくなったらその場で食べても◎
大磯 / パン
- 住所
- 大磯町大磯1156-10
- 営業時間
- [木・金] 10:00~18:00
[土・日] 09:00~16:00
- 定休日
- 月曜日・火曜日・水曜日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
出典:
都内から1時間程で訪れることができるのに、海も山もあって、温かい人がいて、ゆったりとした時間が流れている大磯。鎌倉や茅ヶ崎とはまた違った海辺の街を散策してみてくださいね。
大磯は、神奈川県の南側・平塚と二宮町の間に位置する街です。
海と山が近く、江戸時代には宿場町として発展。明治中期~昭和初期には伊藤博文や吉田茂など、政財界要人の別荘地として栄えました。近年は大磯ロングビーチの巨大なプールと、大磯海岸を中心とした海水浴場として、夏の人気スポットとなっています。