ジャズナンバーとコーヒーでリラックス。【都内】アナログ音の魅力を愉しめる隠れ家カフェ

ジャズは19世紀末、アメリカ南部で生まれた音楽です。オフビートが生み出す揺らぎと、即興演奏のライブ感が、独特の雰囲気をつくり出します。ディキシーランド・ジャズ、モダン・ジャズなどさまざまなスタイルがあり、日本では映画などで取り上げられる事でジャズの名曲を耳にした事がある方も多いかもしれません。

都内には、そんなジャズを愛す方が集う大人な雰囲気の喫茶やバーが点在しますが、今回は初心者の方でも気軽に入れるこだわりのジャズナンバーと美味しいコーヒーが飲めるカフェをご紹介します。ジャズのメロディーを愉しみながらゆったりと気分を入れ替えましょう。

小田急線・京王井の頭線 下北沢駅の南口、本多劇場の近くにあります。下北沢で56年間営業し、ジャズ喫茶の名店とうたわれた「ジャズ喫茶マサコ」が2009年に惜しまれつつ閉店。常連客だけでも1000人以上いたというその店でアルバイトをしていた「はやし」さんが、2017年にオープンしたばかりのジャズ喫茶です。

こちらでは、オーナーの感覚でチョイスしたジャズに関わる音楽を聴きながらゆったりと休む事ができます。店内には、DJカウンターも用意されており、ライブ形式の音楽も愉しむ事ができるようです。

オーナーこだわりの挽きたてコーヒーは、苦味の効いた深煎りや、酸味が強い浅煎りやブレンドなど幅広く愉しむ事ができます。店内に流れるジャズに関わる楽曲を聴きながら、ゆっくりと美味しい一杯を愉しむのもいいですね。

「ジャズ喫茶マサコ」の定番メニューとして愛されていた、四つ切りのあんトーストを再現。「Jazzと喫茶 囃子」でも、人気メニューとして定評がある一品です。

長いテーブルカウンター、そして奥にはレコードが並んだ壁面など、ゆるやかに照らす間接照明が大人な雰囲気を演出しています。

スイーツの他にもカレーやナポリタンなどの喫茶店メニューも充実しています。夜にはビールやウイスキーなどと一緒にお酒に合うアヒージョや、とびうおすり身の味噌汁なども味わう事ができます。