一足早く春が訪れる静岡《伊豆エリア》で、美と癒しの温泉旅行を*
出典: 静岡県の東部に位置し、比較的温暖な気候と、海や山などの豊富な自然に恵まれている【伊豆半島】。美味しい山海の幸がたくさんあるのでグルメ目的で訪れるのもよいですが、体を癒すスポットとしても魅力たっぷり。伊豆半島は大きく分けると「東伊豆」、「中伊豆」、「西伊豆」、「南伊豆」の4エリアによって構成されていますが、すべてのエリアで天然温泉を楽しめる、日本有数の温泉地なんです。
出典:www.flickr.com(@A Continuous Lean) そこで今回は、この時期に訪れたい伊豆エリアの温泉宿をご紹介します。オーシャンビューなど景色も素敵な、上質な時間を過ごせる宿をセレクトしました。
出典: 2月上旬になれば早咲き桜の「河津桜」が咲き始めるなど、周囲の自然からいち早く春の訪れを感じられるはず。
今回は記事の最後に、河津桜の【桜まつり情報】を付けていますので、あわせてチェックしてみてくださいね♪
【東伊豆エリア・熱海】高台の隠れ家で、贅を尽くした美味に出会う*
出典: JR熱海駅からタクシーで約15分ほど。標高361mの伊豆山にある邸宅のようなホテルです。熱海といえば「海」ですが、こちらは森林の避暑地のような佇まい。上質な雰囲気が漂います。
出典: 客室は落ち着いたトーンのインテリアで、全室お風呂付。源泉掛け流し露天風呂、源泉掛け流しビューバス付きから選べます(大浴場も有り)。こちらのお部屋は、露天風呂付きの和室タイプ。モダンで洗練された空間が、忙しい日常を忘れさせてくれます。
出典: 客室の露天風呂からは、季節の自然とともに、相模湾と熱海の街の景色が眼下に広がります。心地よい日差しを浴びながら、極上のバスタイムを楽しんで。
出典: お食事は、フレンチレストランでの本格コース。獲れたての活魚をはじめ、和牛、伊豆鹿、花野菜などの食材は、近隣で育てられた地元のものを使用。熱海のご馳走が勢ぞろいします。季節感を大切にした盛り付けは、芸術的な美しさでうっとりしますね。
出典: 静岡で育った牛肉や豚肉、鹿・猪などのジビエが、メインのお肉料理として振舞われます。こちらは“伊豆半島 狩人の美食”と称した、伊豆鹿ロース肉のカツレツと腿肉のフリカデル煮込み。
出典: デザートも食べるのがもったいないほどの美しさ!このようなスイーツのほか、きめ細やかなコンシェルジュサービス、客室のアメニティも充実しており、乙女心をくすぐる魅力がたくさん。ご褒美旅旅行にぴったりな、大人の隠れ家になりそうです。
【東伊豆エリア・八幡野温泉】日本の原風景を思わせる里山へ
出典: 伊豆高原駅から車で約7分のところにある「きらの里」。送迎バスもあるので、電車の方でも安心です。入り口にはかやぶき屋根の大きな門が。どんな世界が待ち受けているのか、わくわくしますね。
出典: 敷地はなんと6,600坪という広大さ!小川が流れているほか、田畑や池なども。日本人が心に描く里山の原風景が広がっています。
出典: 「きらの里」にはその敷地の広さゆえ、なんと4種の宿(部屋)が点在しているんです。古民家を思わせるしつらえの「離れ 竹ぶえ」、昔の旅人気分が味わえる「旅籠 八幡野」、里山の景色を見渡せる「別邸 山の音」、そして、晴れた日は相模湾までも 眺望できる「個居 うみ蛍」。
出典: こちらは「離れ 竹ぶえ」の室内です。田舎のおばあちゃんのお家に来たような感覚になりますね♪
出典: 「きらの里」の中でも広いお部屋でくつろげる「別邸 山の音」。和風モダンな雰囲気が素敵ですね。テラスからは里山の自然を間近に体感できます。
出典: 広い敷地の中央には、立派な大湯殿!大浴場は8種用意されており、二本の自家源泉から注がれるかけ流しの湯を楽しめます。高アルカリ性泉質のため、“美肌の湯”として人気。貸切露天風呂もありますよ。
出典: 敷地内には、足湯も♪里山散策を楽しんだ後は、こちらでひと休みしたいですね。
出典: お食事のメインは、海・山の旬の食材を使った会席料理。伊豆近海の獲れたての魚を使った海鮮しゃぶしゃぶなども堪能できますよ。
【東伊豆エリア・稲取温泉】海の恵みに満たされる、至福のひと時を
出典: 伊豆半島の東海岸側に位置する稲取温泉。なかでもおすすめは、伊豆稲取駅から徒歩で約20分ほどのところにある、創業昭和41年の旅館「浜の湯」。
出典: 全室オーシャンビューという贅沢なロケーション。部屋のなかから外を眺めても、空と海だけ。まるで船の中にいるような感覚になれます。
出典: 屋上では、全長23m、270度の大パノラマの海景色を楽しめる「望洋露天風呂」のほか、檜風呂や洞窟風呂など、様々な湯船を楽しめます。ぜひ早起きして、望洋露天風呂で朝風呂を。東伊豆の海から昇る朝日は、とても感動的ですよ♪遠くに富士山が見えることもあるそうです。
出典: 地元稲取漁港の入札権を持つ強みを活かして、新鮮な魚介類を豊富に提供してくれるのが大きな魅力。夕食では、旬の鮮魚の舟盛り、金目鯛姿煮、鮑の酒蒸しなどをいただけて、さらには朝食でも、アジの開きなどと一緒に舟盛りが出されます!夜も朝も、テンションが上がること間違いなし♪
【中伊豆エリア・伊豆長岡温泉】日本ならではの伝統美に触れる
出典: 「三養荘」は、かつて旧三菱財閥・岩崎家の別邸として使われていた歴史深い和風旅館。昭和4年、京都の庭師・小川治兵衛が手がけた約3,000坪の壮大な日本庭園の中に建築されました。数寄屋造りの風格ある佇まいです。
出典: 緑豊かで、中央には池が配された風情豊かな回遊式日本庭園。春本番になると、枝垂れ桜やどうだんつつじなどが目を楽しませてくれます。野鳥のさえずりが聞こえることも♪
出典: 岩崎家の別邸を継承した本館、または、昭和を代表する建築家・村野藤吾設計による新館にお泊りいただけます。こちらは新館のロビー。数奇屋造りの中で、モダンなエッセンスが美しく融合しています。
出典: 客室は日本の伝統美が息づいた純和風空間。おのずと美しい立ち振る舞いをしたくなりますね。
出典: 庭園の散策のあとには、露天風呂でゆっくり疲れを癒してはいかがでしょう。客室にある内風呂も源泉かけ流しを楽しめます。
出典: 駿河湾、相模湾産の魚介や、修善寺や天城で育った野菜など、旬の食材を懐石料理でいただけます。盛り付けも芸術的な美しさで、心が華やぎますね。
【西伊豆エリア・戸田温泉】駿河湾と富士山の絶景を独り占め
出典: 駿河湾を見下ろす高台に佇む「いさば」。晴れた日には、海と富士山の絶景を同時に楽しめるホテルです。
出典: 客室はモダンに整えられた空間。窓の外側に向けて椅子が配されるなど、駿河湾の美しさを体感してほしいという宿の想いが感じ取れます。夕暮れ時には黄金色の夕日の光も相まって、とても感動的な景色が楽しめます。
出典: 屋上には大浴場があり、そこから海を眺めると、まるで海に浮かんでいるような感覚になれます。このような夕日を目の当たりにしたら、心の底から癒されそう。
出典: こちらの地域で「いさば」とは、魚を意味する言葉だそうです。ホテル名に冠しているだけあって、アワビや伊勢海老など、駿河湾で水揚げされた海の幸による食事が自慢です。巨大なカニとして知られる戸田名物・高足ガニもいただけますよ。
*早春のお花見情報*2月~3月初旬は『河津桜』が見頃に♪
伊豆では1月下旬に早咲き桜が開花するなど、いち早くお花見を楽しめます。河津桜の開花時期には、町をあげての観光イベント「河津桜まつり」を毎年開催。伊豆旅行の際に立ち寄れば、ぐっと華やかな思い出がつくれるはず♪
【第28回河津桜まつり】開催期間:2018年2月10日~3月10日
出典: 桜まつりの会場は、伊豆半島のやや南端、東海岸側に位置する河津町。伊豆急行線・河津駅で降り、近くの河津川沿いを散策するのが定番のコースとなっています。
河津町は<東伊豆エリア>に当てはまり、上で紹介した宿のなかでは、稲取温泉の「浜の湯」から車で20分程、八幡野温泉の「きらの里」からは車で40分程でアクセスできますよ。
出典: 満開の時期には、河津川沿いの桜並木がピンク色に色づきます。川のせせらぎも心地よく、川面には黄色の菜の花が♪屋台も出るので、ぜひ散策を楽しんでみてくださいね。
出典: いかがでしたでしょうか。東京から新幹線で3時間ほどという、好アクセスも魅力的な「伊豆」エリア。関東にお住まいの方は思い立ったが吉日、次の週末にでも温泉旅行へ出かけてみてはいかがでしょう♪
静岡県の東部に位置し、比較的温暖な気候と、海や山などの豊富な自然に恵まれている【伊豆半島】。美味しい山海の幸がたくさんあるのでグルメ目的で訪れるのもよいですが、体を癒すスポットとしても魅力たっぷり。伊豆半島は大きく分けると「東伊豆」、「中伊豆」、「西伊豆」、「南伊豆」の4エリアによって構成されていますが、すべてのエリアで天然温泉を楽しめる、日本有数の温泉地なんです。