新宿から箱根湯本まではロマンスカーで 90 分と、東京からのアクセスも抜群の温泉地「箱根」。
週末や急に休みが取れてどこかに行きたい時に、気軽に出掛けてリフレッシュするには最適です。温泉はもちろん美術館や自然も堪能できる箱根は、これから秋から冬にかけての時季は特におすすめ。
今回は、箱根のお宿情報から紅葉スポット、美術館紹介、ご当地お土産にいたるまで、箱根の全てをご案内します♪

明治11年創業の富士屋ホテルは、130年以上の歴史を誇ります。チャールズ・チャップリン、ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻、ヘレン・ケラーや三島由紀夫、ダグラス・マッカーサーなども宿泊したことがある老舗。チャップリンが宿泊した部屋に泊まり、チャップリンにちなんだ特典の付いた「CHAPLIN'S ROOMご宿泊プラン」もあります。和洋折衷のクラシカルな雰囲気が若い世代にも魅力的で、結婚式場としても人気だそうです。

客室全てに露天風呂が付き、好きな時間に気兼ねなく入浴する贅沢を楽しめる宿です。大浴場も用意されているので、温泉は大きなお風呂が好きという方にも◎起伏を活かし随所から箱根の山が望めるように設計され、和の素材を使いながらもモダンな雰囲気も魅力です。

ガラスを多用した美しい建物の中で、印象派の絵画を楽しめる美術館です。
富士箱根伊豆国立公園内を散策できる敷地内の遊歩道も魅力で、野鳥たちのさえずりや小動物の姿など豊かな自然を体感できます。

アール・ヌーヴォーとアール・デコの両時代に活躍したルネ・ラリック（1860～1945年）を紹介する「箱根ラリック美術館」。ジュエリーやガラス作品をはじめとして室内装飾や、オリエント急行の内装まで1500点のコレクションを保有します。その中から選び抜かれた約230点を紹介し、随時展示替えを行っています。

こちらは、ラリックよる内装のオリエント急行のサロンカーです。150枚以上のガラスパネルで、きらびやかに装飾された車内でティータイムを楽しめます。残念ながら2017年は11月26日まではお休みです。

1969年に創業した「彫刻の森美術館」は、野外展示をメインとした博物館です。7万平方メートルにも及ぶ緑豊かな敷地内に、近・現代の有名な彫刻家による約120の作品が常設展示されています。５か所ある屋内展示場のひとつ、ピカソ館では世界有数のコレクションを誇りピカソの作品の変遷を知ることができます。

「じぐザグ　さんカクワールド」や「しゃぼん玉のお城」といった子どもが遊んでアートを体感できる作品も多く、家族で訪れて一日楽しめるスポットです。広い敷地内には、「温泉足湯」やカフェタイムを過ごせる「The Hakone Open -Air cafe」「ベラフォレスタ」があり、休憩しながらアートに親しむことができます。

1356年の創建と古くからの歴史があり、豊かな自然に囲まれた静かなお寺です。紅葉と調和した風雅な佇まいや、道々にちりばめられた「五百羅漢」と呼ばれるお釈迦様の弟子500人をあつめた仏像の喜怒哀楽豊かな表情に心打たれます。

黄金色に色づいたススキの穂が、日の光を受けて美しく輝く「仙石原」。
樹木もなく広大な原野を開墾すれば千石もの穀物が穫れるだろと名付けられた「千石原村」が由来です。残念ながら、火山灰土壌と湿地のため穀物は穫れず、昔は屋根葺き用のカヤ（ススキ）を近隣の村に出荷していました。

箱根美術館「神仙郷」は、約130種類の苔と200本のモミジがあり、四季折々の景観が楽しめます。歴史的文化遺産としての価値も高く、平成25年に国の登録記念物（名勝地関係）に登録されました。 神仙郷庭園の紅葉状況などはHPで確認できます。

大正3年（1914年）に開園された「強羅公園」は、日本初のフランス式整型庭園です。正門と西門で約37mある標高差が生み出す開放的な園内には、熱帯植物館や茶室、カフェ、体験工房などがあり、1日中楽しめます。

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今年の秋は、気軽に行ける「箱根」に出掛けてみたくなりましたね♪