豊かな緑と透明度の高い海が印象的な愛知県・佐久島。ここで行われているのが「佐久島アートピクニック」です。アートの島としても知られる佐久島で、島中に点在するアート作品をスタンプラリーをしながら鑑賞するイベントです。佐久島の自然に癒されながらのアート体験「佐久島アートピクニック」についてご紹介します。2017年06月15日作成
愛知県・西尾市一色町の「佐久島」。知多半島と渥美半島の間に位置します。面積は東京ディズニーランドの約3.5倍(173ヘクタール)、人口は約250人と小さな島です。
島の8割以上が里山。自然豊かで木々が生い茂り、四季折々の草花が楽しめます。散策をすれば心は自然と癒されていきます。
「愛知県にこんなきれいな海があったなんて!」と驚いてしまうほど、透明度が高い海。青い海や潮風も佐久島の魅力。
美しい海にはタコやエビなどの海産物が豊富。特にアサリは「大アサリ」と呼ばれるほど大きくて立派!大アサリ丼・タコしゃぶといった佐久島ならではの料理があります。
そんな佐久島の見所の一つがアート。島のあちこちにアート作品が展示されています。こちらは「おひるねハウス」という作品。劇場版『名探偵コナン 天空の難破船』にも登場しているんですよ。
そして、アートの島・佐久島の通年のイベントとして行われているのが、「佐久島アート・ピクニック」です。21ある常設のアート作品と、期間限定のアート作品を島の自然を楽しみながら巡ります。アート作品を見つけたらスタンプを押しましょう。
海辺にたくさん並んだカモメ。こちらは実は風を見るための装置だそう。風がよく吹く佐久島ならではの作品。
閉店した雑貨店「大和屋」に展示されている、想像世界の観音様。佐久島ができたときから島に住み、子供達を見守っているのだそう。
冒頭でもご紹介した「おひるねハウス」。中に入ることができるので、歩き疲れたら三河湾の景色を楽しみながら休憩してもいいですね。黒い塗装は、島の西集落にある、家を潮風から守るためにコールタールで塗られた黒壁がモチーフです。
「おひるねハウス」とは対照的に真っ白に塗られた「イーストハウス」。「おひるねハウス」の対岸にあるので、「イーストハウス」の四角い穴からは「おひるねハウス」が見えます。階段を上れば作品の上に立つこともできます。
階段の横には白い道が続き、もう一つ白い箱が。こちらは中がベンチになっていて、潮風を感じながら佐久島の景色を眺めることができます。
釣りの神様とされる「海神さま」。頭に魚を乗せたユーモラスな神様です。「大和屋観音」と同じ、松岡徹さんの作品。正念寺というお寺に展示されているためか、アート作品であるにも拘わらずお賽銭が絶えないんだとか。
佐久島の名物や「大和屋観音」「海神さま」といった他のアート作品が描かれた顔出し看板。愉快で楽しいアート作品です。
森の中で木々と同化するような作品。森の中には弘法さんの祠がたくさんあるので、「弘法さんに気にいってもらえるように」と思いを込めて作ったのだそう。
崖の上にある秘密基地。アポロ11号がモチーフです。とっても狭い入り口から階段を上って中に入ることができます。
中に入ると窓があり、三河湾を望むことができます。窓で切り取られた風景はまるで額縁に納められた絵のようです。
ヤギの「ノン」と「ビリー」、2頭合わせて"のんびり"という遊び心溢れるネーミング。そんなノンとビリーを近くに設置された箱から覗く、という面白い発想の作品です。
座ったり、寝転んだりしながら佐久島の景色を楽しむ作品。島内には、この他にも海辺など3箇所に同じような作品が展示されています。
佐久島の山や、本土への海路などを表現した作品。佐久島の縮図となっています。
「海神さま」と同じ松岡徹さんの作品で、海神さまも登場しますよ。
豊かに生い茂る緑、可憐に咲く季節の草花、そして透明度が高く青い海。美しい自然に癒されながらのアート鑑賞は格別です。佐久島の自然も楽しめる「佐久島アートピクニック」、ぜひ体験してみてくださいね。
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愛知県・西尾市一色町の「佐久島」。知多半島と渥美半島の間に位置します。
面積は東京ディズニーランドの約3.5倍(173ヘクタール)、人口は約250人と小さな島です。