季節の京菓子と伝統工芸の匠の技を展示するスペースを併せ持つ、『京都茶寮』は京都駅ビルの2階にあります。
老松、笹屋伊織、亀屋良長、千本玉壽軒、二條若狭屋などの老舗5軒の上菓子と丸久小山園の厳選された宇治茶が楽しめる、京都のエッセンスが凝縮されたギャラリーカフェ。

生菓子は日持ちがしないため、現地でしか味わえないところも魅力。もちろん、お茶菓子は毎月変わります。
四季折々の都の薫りを詰め込んだ生菓子と美味しい日本茶のセットで、京都の旅を締めくくってみては？

シックな内装の店内は、外の喧騒を忘れるかのような落ち着いた設えです。
事前に予約をすれば、様々な文化講座にも参加が可能。玉露・お煎茶の淹れ方やお茶会体験など、「実は体験してみたかったの！」というラインナップです。
お店のホームページをご紹介しますので、ぜひご覧になって下さい！

京都の老舗珈琲店といえば、『イノダコーヒー』。京都ローカルのシニア世代が集うだけでなく、昭和の雰囲気を残す重厚な内装が妙に落ち着くと、その人気は間違いなく次世代にも引き継がれている名店です。
本店や三条店は頻繁に旅行雑誌にも掲載されているので、ご存知の方も多いのでは？
でも、時間がなくて本店に行けなかったという方、京都駅地下街ポルタにも店舗があります！

パイっぽくないレモンパイも健在。甘いレモン風味カスタードとふわふわのメレンゲのコンビネーションは安定の美味しさ。ざっと30年くらい前、子供の頃に頂いたのを覚えているくらいの、京都人にとっては変わらない味なのです。
その他、『ナポレオン』や『モンブラン』、『季節のタルト』など、甘い誘惑が多数。
オリジナル珈琲『アラビアの真珠』をオーダーすると、「ミルクとお砂糖はお入れしてよろしいですか？」と聞かれます。
ここは「はい！」と答えるのが京都風。
帰る前の美味しいひと時をお楽しみあれ！

『スバコ・ジェイアール京都伊勢丹』は、京都駅ビルの2階、中央口と新幹線八条口を繋ぐ南北自由通路にあります。こちらの3階に在るのが、午前11時から昼酒やランチを楽しめる『フィゲラス スバコ店』。
ちょこっと立ち寄れる本格的なバールです。

どちらかというと、少人数向きのレイアウトなお店です。
ほっこりし過ぎて電車に乗り遅れないように、お気を付け下さい♪

七条大橋の北西にあるビルの1階に在る『VEG OUT』は、京都ではまだ少ないベジタリアンカフェ。
肉の代わりにソイミートを使ったお料理など、ベジタリアンの方だけでなくカロリーを気にする方にも嬉しいメニューが揃っています。

鴨川に面した大きな窓から明るい光が降り注ぐ店内は、ベジタリアンカフェらしく清々しく爽やかな雰囲気。
流れる雲をぼんやり眺めるもよし、ご飯を物色中の鳥たちを観察するもよし。ヘルシーなお料理を頂きながら、ゆっくり休憩できる素敵な空間です。

せっかく京都に来たなら、最後は和菓子が頂けるお店で締めくくりたいという方におススメしたいのが、三十三間堂の前にある『七條甘春堂 三十三間堂前店』。創業1865年という老舗の和菓子屋さんです。
靴を脱いでから上がる純和風の作りの喫茶では、和菓子とお抹茶などのスイーツの他、お赤飯御膳といったランチも頂くことができます。

お抹茶はお店の人に点てて頂くこともできますが、自分で点てさせて頂くことも可能です。
上手くいかなくても、何事も経験。お店で作られている季節の生菓子と一緒に頂くと、ほっこりひと息。
和菓子作りの教室もされているので、興味をお持ちの方はお店のホームページをチェックしてみて下さい。

生菓子だけでなく、季節によっては抹茶アイスのパフェなども。あんこが苦手なお友達ともご一緒できる、老舗の和風喫茶です。
お干菓子やおせんべい、あずき豆腐などのお土産も買うことができますよ♪