大分の小さな離島『深島』
美しい海はたからもの。
ご覧下さい!この透明度。まず、海の美しさに心を奪われます。いつまでもこの美しい海を守りたい・・・そんな気持ちに気付かせてくれるような場所です。
深島は「九州本土から比較的近くに位置していながらも豊かな自然が今なおそこにあり、島全域が日豊海岸国定公園に指定されています。さらに、島の沿岸部2箇所が海中公園に指定されており、サンゴ礁などの貴重な光景が広がっていることから『ダイビングのメッカ』とも呼ばれ、国の天然記念物カラスバトの生息地であるとともに『魚釣りのポイント』としても広く知られています。
ここは南の国!?と思ってしまうかも・・・
ここ深島では、マリンアクティビティも楽しめます。ダイビングやシュノーケリングはもちろん、カヌーなども楽しめます。道具のレンタルやガイドもやってます。海の中では、黒潮がもたらすあたたかな海流に暮らすカラフルな熱帯魚たちに出逢うことができます。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
島に流れる時間はどこまでも緩やかに・・・
穏やかに目を閉じ、ゆらゆらしっぽを揺らしながらまどろむネコたちを見ていると、ついこちらまでウトウトとしてしまいそう。
にゃんこ専用?発砲スチロールの箱のなかで暖をとる島ネコたち。基本は地域ネコだそうですが、実は島の人が自分の家の周辺をテリトリーにしている子をそれぞれかわいがっていたりするのだそうです。
島のヤギさん親子も木陰でゆったり・まったり・・・黒いヤギがお母さんで「ムギさん」。今年4月生まれの白い子たちが「そらくん・うみくん」の兄弟で、お父さんは白ヤギさんの「だいずさん」です。ちなみに「だいずとムギ」は島の特産品のお味噌にちなんだ名前なんだそうですよ。
どうか君たちの楽園がずっと続きますように・・・この島は、そんなやさしい気持ちに気付かせてくれる風景にたくさん出逢えるかもしれません・・・
深島に可憐に咲く花たち
写真の浜ダイコンの花は梅雨時に見頃を迎え、その後「ヒルザキツキミソウ」というかわいいピンクの花に入れ替わるそうです。春と秋にはアサキマダラという渡りの蝶もみかけることができます。
島の恵みをいただける、島にただ一軒だけの『深島食堂』
これからの深島を支える、若い安部さんご夫妻が営む島でただ唯一の「深島食堂」。手作り感溢れる看板の佇まいにほっこり。
食堂の中も、木のぬくもり溢れる優しい空間になっています。食事は要予約ですが、「お店が開いていれば」お茶することもできるそうですよ。そんな島ならではのユルい感じもまたいいですね。(画像:でぃーぷまりん深島様ご提供)
島の恵みをいただく『気まぐれ定食』
気まぐれ定食は1,000円〜より。予約をお願いします。プラス500円でお刺身付きにできます♪お子様向けプレートや、ご予算に応じたコース料理もありますよ。夏は海鮮BBQ(3,000円〜)が人気なんだそうです。お問い合わせをいただければ、なるべくご要望に応じますとのこと。(画像:でぃーぷまりん深島様ご提供)
デッキから眺める風景のごちそうも
食堂のデッキから眺める海。晴れていればこの風景ももれなくついてきます。(デッキや食堂でネコへのエサやりはできませんのでご了承下さい)
食事の予約、お問い合わせはこちらからどうぞ
島のおばあたちが心を込めて作る『かまど白みそ』
深島の「かまど白みそ」。みその仕込みは一年を通して行われています。一回の仕込みが3日間。その後約3ヶ月間ねかせてからの出荷となります。昔から伝えられてきたお味噌の味は、島のおばあたちによってずっと大切に守られてきました。
大分県佐伯市・深島で代々受け継がれてきた「かまど白みそ」。米を最小限しか使わず、麹はかまどに薪をくべて麦を蒸して作っているというこだわり。素朴な甘さで、塩分控えめ。魚介類の汁物に最適です。(画像:でぃーぷまりん深島様ご提供)
島へ渡るには定期船を利用します
島へ渡るには定期船を利用します。佐伯・蒲江港から途中、屋形島経由で深島へ行きます。所用時間約30分。
島のネコ達から、島を訪れてくれるみなさんへ♡
わたしたちネコも人間と同じようにいろんなタイプがいるよ。おとなしい子ややんちゃな子、人間大好きな子、嫌いな子・・・だから、引っ掻かれないように気を付けてね!
子猫とおかあさん
子猫はちっちゃくてかわいいけど、それだけに人間に慣れてない子もたくさんいるからそっとやさしく見守ってくれるとうれしいな・・・
私達の大好きな島へようこそ。
キャットフードはもちろん大好きだけど、毎日島の方たちからご飯をもらっているので、みなさんから頂くと食べ過ぎてしまったり残してしまったりするんです。だからお気持ちだけで大丈夫!
みなさんのお弁当などもおすそわけしないでね。だって、それがとってもおいしいっていう事が分かったら、みなさんの食べ物が欲しくなってしまうから・・・
それと、ここはとーっても小さな島なので、ゴミは必ずお持ち帰り下さいね♪
ここ深島は本当に小さな島で、住んでいる人たちはほとんどがおじいやおばあたち。だから、わたしたちの大切なおじい・おばあのこと、みなさんも大切に思ってくれるとうれしいな・・・
小さな島の大きなしあわせ
いかがでしたか?九州は大分に属する小さな小さな島、深島。美しい島の豊かな自然と、そこに暮らすおじいやおばあとネコたち。島に流れる、穏やかでやさしい時間をいつまでも大切に遺したいものですね・・・
のんびりと堤防に佇むネコ・・・地域のネコたちが幸せそうに暮らすことができる場所は、まるでそこに暮らす人々のこころのあたたかさを物語っている様です。