リーフパイで知られる老舗洋菓子店「ウエスト」。青山店のオープンは1967年と、40年あまりの歴史があります。

2008年に面積を拡大してリニューアルオープン。地下鉄の青山一丁目駅から歩いて10分ほどにある、青山墓地の深い緑を借景したお店です。

テーブルごとに新鮮な花が活けられて。

レトロ、かつ気品を感じさせる『ストロベリーサンデー』。（筆者撮影）

テーブルの間隔がゆったりとられた室内。BGMのボリュームも低め。
併設のショップには『リーフパイ』『ヴィクトリア』といった同店の美味が揃っています。

お店は1.2階に。1階はひろびろとカジュアル、2階は、ややフォーマルなしつらえになっています。

画像は『バニラビーンズのクレームブリュレ』。

秋から冬のテラスではパラソルヒーター（ガス暖房）が稼働。寒さ知らずにテラスでお茶できます。

日中もこのような雰囲気。明るい戸外から入ってくると目が慣れるまで少し時間がかかりますが、やがてこのお店が重ねてきた穏やかな時間にやさしく包みこまれていきます。

しっくい壁に、木の家具がシックで落ち着いた雰囲気を醸します。

“深煎りらしいボディ感のある苦味、深煎りの甘み（まろやかさ）…。焙煎と抽出が共に良くないと、この風味は出せないと思います”の口コミも。

『ウインナコーヒー』。

1つのりんごをオーブンで3時間かけて焼き上げるという『焼きりんご』は、りんごが旬を迎える秋冬限定のメニュー。毎年、登場を楽しみにしているファンもおいでです。

暑い日のオアシス、木陰でペリエ。

肉or魚介、その他からチョイスする週替わり。（筆者撮影）

事前に予約すれば、サプライズにも応じてくれます。（筆者撮影）

落ち着いて話をしたい時は、屋内の席にどうぞ。

ディナー、アルコール類ともに充実のメニューが。

気候が良い時期にはガラス戸が開け放たれます。

近隣に勤める人びとには、特にリーズナブルな料金設定が高評価。↓↓

道路を隔てて大きな桜があり、開花の時期にはお店にいながらにしてお花見が。

店内は吹抜けを生かした四層構造。
無造作に置かれたイベントや美術展などの案内カードが、お店を“カフェ以上”の空間に演出✩スイーツのショーウィンドウには『くまちゃんショコラ』『ゴルゴンゾーラのチーズケーキ』など、この店の人気作が揃って♪

地下1階。お茶やランチを楽しむひと、打ち合わせやPC作業に勤しむひと、皆さん思い思いの時間を過ごしています。

スイーツの人気メニューの一つ、はちみつをかけて頂く『ゴルゴンゾーラのチーズケーキ』。売り切れでなければ、夜も頂けます♪（筆者撮影）。

オープンは2000年。青山通り（国道246号）沿いにありながら、路面ではなく花屋さんのあるビルの3階にあるため、どことなく隠れ家風な雰囲気を醸すお店です。

ビストロメニューも擁するだけに、バラエティーに富むメニューがお店の強み。ある日のランチ：『チキンのカレー煮込み』。

パスタランチはサラダ、パン付きで1,000円台と、このエリアではかなりリーズナブル。近くのオフィスから日参するひとも。

野菜の新鮮さにも定評が。『サラダランチ』。

豊富なメニューが魅力。ランチメニューは画像の『粗挽きハンバーグ』をはじめ、『本日のランチ』『本日のパスタランチ』、チキンやポークのグリル（いずれもサラダorスープ、ドリンク付き）など。
夏はクラフトビールフェアに合わせたブロシェット（串焼き料理）など、季節限定メニューも登場します。

ある日のスイーツ『洋梨のミルフィーユ』（季節限定）。

『お花と果実のかき氷』（2018年）。

ギャラリーからカフェを見たところ。
カフェの上階には、雑貨や家具のオーダーを取り扱う「スパイラルマーケット」が。建物の設計は槇文彦氏。

地下2階とはいえ、吹抜けから光が差し込むため、暗さは感じません。本選びに疲れたら、こちらでひと休みしてはいかが？

パスタやサンドイッチなどのメニューが夕方まで用意され…

分厚いキッシュも頂けます！

たまには、ランチワインとしゃれこんでもいいですね♪

立地はアイビー通り（青学会館の前）。お茶の水の聖橋や日本武道館を設計したモダニズム建築家・山田守氏の旧邸ピロティ部分に増築され、1988年にオープンした喫茶店です。生い茂る蔦を抜けて玄関へ。

大倉陶園の端然としたカップで供される自家焙煎のコーヒー。

『焼きりんご　アイス添え』は冬の限定メニューです。

『クロックムッシュ』には、たっぷり盛られたサラダの影にヤクルトが添えられて。その理由は“蔦珈琲店　ヤクルト”で検索してみてね☆知的で穏やかなマスターのさまざまなエピソードに彩られたお店です。