夏の終わりに聴きたい、おすすめミュージック
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
カネコアヤノ
2021年、パンデミックの中で発売されたアルバム。いつもとは抱えている想いや過ごし方も違う今年の夏にぴったりな力強いブルースのような作品が収録されています。夏の終わりに聴きながら自分の気持ちと重ね合わせてみたくなるアルバムです。
青葉市子
シンガーソングライターとしての活動だけではなく、舞台音楽の制作やナレーション、インスタレーション作品を発表する等、さまざまな創作の場で活躍している青葉市子。ごはんを食べたり、寝たりといった普段の当たり前の生活から自然と生まれる彼女の音楽は、耳触りがとても心地よくいつどんな時でも寄り添ってくれる優しさを感じます。
透明感のある歌声と繊細な歌詞が夏の終わりにぴったりな一枚。全曲通して疲れた心を解きほぐすような癒しをもたらしてくれます。なにかとお疲れ気味な方が多いこの夏にぜひ聴いていただきたい一枚です。
手嶌葵
2006年に公開されたジブリ映画「ゲド戦記」の挿入歌を歌い、ヒロインの声を担当したことからデビューし音楽活動をスタートしました。その後多くの人を惹きつける透明感のある歌声でジブリ映画「コクリコ坂から」の主題歌も担当し、現在幅広く活躍されています。
歌声の素晴らしさだけではなく可愛らしいお人柄が音楽から感じ取れ、聴くだけで優しい気持ちになる一枚。心が洗われるようなサウンドと歌声は、夏の終わりの色んな想いを昇華してくれそう。
中納良恵
独自の世界観で魅了してきたEGO WRAPPIN'のヴォーカリストである中納良恵のソロプロジェクト。ピアノと歌で奏でる音楽は、EGO WRAPPIN'とはまた異なるノスタルジックな世界観で引き込まれてしまいます。
さまざまなアレンジやリズムを効かせジャンルにとらわれない独自のメロディーに、美しく切ない歌詞が重なり、心の内側に迫るような哀愁漂う世界観が感じられるアルバムです。夏の終わりにぜひおすすめです。
鈴木真海子
chelmicoというユニットで活動している影響され鈴木真海子。東京出身のフィメールラッパーで、都内を中心にライブ活動をしています。落ち着きのある声が心地よくゆるい雰囲気のグルーヴ感を聴かせてくれます。
鈴木真海子のファーストソロアルバム「ms」。のびやかで自由奔放なムードでありながらポップなサウンドの楽曲が多く収録されています。終わりゆく夏を振り返りながら聴きたくなる一枚です。
アン・サリー
現役の内科医として働く傍ら、シンガーソングライターとして音楽活動をしているアン・サリー。温かみのある声でジャズやボサノヴァ、ポップスを歌い、日本のみならずアジアでも活動をしています。最近だと現在放送中の朝の連続テレビ小説の挿入歌を手掛けています。
1970年代の名曲のカバーが多く収録されているアン・サリーの代表作。特に「蘇州夜曲」はオリジナルを越えるほどの美しい歌声で心を奪われます。夏の終わりに気持ちを前向きにしてくれそうな特別な一枚になりそう。
イ・ラン
韓国のシンガーソングライター、イ・ラン。音楽活動以外にも作家、イラストレーター、エッセイストととしても人気です。日本語が堪能なので日本での活動の幅も広げており、日本のミュージシャンとの共作も積極的に行っているアーティストです。嘘のない真っすぐな歌声と歌詞は、国を超えて多くの人たちから注目されています。
2018年の東京公演をCD二枚組に完全収録した作品。イ・ランの親しみやすいMCに癒されたと思えば、歌を通して社会や自分自身への問いかけがあったり。心を揺さぶられる二時間を体感できるアルバムです。夏の終わりにイ・ランの魅力にどっぷり浸かってみては?
横浜市出身のシンガーソングライター、カネコアヤノ。高校時代にはっぴぃえんど、たま等の影響を受け音楽活動をスタート。1970年代くらいのフォークソングを彷彿とさせるような音楽が特徴で、現在は弾き語りのほか、他アーティストとのコラボレーション、さらにはバンド形態としてライブや舞台、映画など幅広く活動しています。