人間並みに豊かな表情も、ねこの魅力の一部です。でもあまりに人間的すぎて、ときどき「中に人が入っているのでは？」なんて思うことありませんか？

「にんげんみたいなネコ」は、ねこのそんな瞬間をとらえた写真集。ユニークな写真に添えられたコメントがあまりにもピッタリで、読んでいるとくすっと笑ってしまいます。元気のないときでも、読み終えるころには心が軽くなりますよ。

著者・すむぞうさんの『へそ天の写真集をつくろう』との呼びかけに、SNSを通じて全国から集まった写真でつくられた「へそ天にゃんこ」。つまりこれは、日本各地のねこ好きが撮影した写真たち。まさに、ねこ好きのねこ好きによるねこ好きのための写真集なのです。

被写体への愛情あふれる写真に、ページをめくるたびに思わず頬がゆるみます。ふもふしたくなるような、リラックスしきったねこの姿をどうぞお楽しみください。

立ち上がっていたり、闘っていたり、窓から家をのぞいていたり。「必死すぎるネコ」は、街中に住むねこたちのそんな様子を集めた写真集。本人たちはいたって真面目なのに、真面目過ぎる姿がかえっておもしろくて思わず笑ってしまいます。

撮影したのは、ねこ写真家の沖昌之さん。沖さんが3年半かけた撮りためた20万枚のなかから選りすぐられた写真を眺めて、ホッとひと息入れてみては？

動物写真家である岩合光昭さんがライフワークとしているのが野生のねこ。岩合さんがこれまでに撮影してきた世界各地のねこ写真の中から「こねこ」を集めた写真集がこちらです。

おかあさんねこに甘えたり、道の真ん中で寝転んだり。こねこならではの天真爛漫な愛くるしさに、見るたび笑みがこぼれます。背景となるいろいろな国の風景も、一緒に楽しめる1冊です。

まるっこくて、ふっくらしていて、まるでクリームパンのようなフォルムのねこの手。「ねこのおてて」は、ねこの手をメインに据えた写真集です。なんと40匹以上のねこの手が収録されています。

おてての形がかわいいのはもちろん「その手で何をしようとしているの？」と、想像するのが楽しい写真集。一生懸命何かを考えているねこの目元や口元から、ねこの気持ちを読み取ってみませんか？

ねこの好きなパーツとして「肉球」を上げる人も多いのではないでしょうか。こちらは、肉球に特化した写真集。さまざまなシチュエーションの肉球写真が収録されています。

普段はなかなかゆっくり眺めることのできないぷにぷにをじっくり観察するチャンス！ピンクや茶色のかわいい肉球を、心ゆくまでご堪能ください。

こちらはインスタグラムでのフォロワーは25万人と世界でも大人気、表情豊かな柴犬りゅうじくんの写真集。表紙のように、りゅうじくんのニヒルな笑顔が面白かわいくて笑ってしまいます。

ニッコリ笑顔もお手のもので、ウインクだってできるんです。意外とむっちりしているボディラインも魅力的で、ファンが多いのも納得です。

くりくりの目も大きな耳も、ダックスフントのような短い脚も、魅力がいっぱいのコーギー。そしてそれは“おしり”も例外ではありません。

もっちりもふもふしたおしりを、右へ左へとフリフリしながら歩くコーギーの姿は本当に愛らしいですね。焼き立ての食パンにそっくりなおしりを、じっくり眺めてみませんか？

「ハムさま」は、絵本の中をのぞいているような気持にさせてくれる写真集。収録されているのは、カップの中やおうちの中にいるハムスターの姿です。

何かしているわけでなく、ただそこにいるだけ。にもかかわらず破壊的にチャーミング。かわいすぎて1ページごとに声が漏れそうになる、ちょっぴり危険な1冊です。

こちらはハムスターのおしりを集めた写真集。丸い大福もちのようなフォルムに、卵豆腐のヘタのようなしっぽにまず悶絶。さらに、穴に入ろうとしたり高いところへ昇ろうとしたり、短い脚でがんばっている姿がまたまた悶絶級の愛らしさです。

どうにも不器用そうな動きに、笑いが止まらなってしまうかも。小さな小さなハムスターに、元気をもらえる写真集です。

日本の野鳥の正面顔を集めたユニークな写真集。普段は横から見ることが多い鳥たちですが、正面から見るとこんな顔をしていたのね、とワクワクした気持ちになります。

愛くるしい顔やブサカワな顔、色っぽい顔までが勢ぞろい。癒されることはもちろん、ちょっとした好奇心も満たしてくれる楽しい写真集です。

野鳥界のアイドル的存在シマエナガ。丸い体と小首をかしげた姿に胸がキュンとなりますね。こちらは恋の季節から巣作り、子育て奮闘記まで、野に暮らすシマエナガの1年を追いかけた写真集。

写真には「しまえながのきもち」が書かれた吹き出しがついていて、共感したり笑ったり。シマエナガの気持ちと野生の生活を、そっとのぞいてみませんか？

オーストラリアのロットネスト島に住むクオッカワラビーの写真集。撮影は、数々の動物写真集を出版している写真家の福田幸広さんです。

フレンドリーで一般人のセルフィーにも自ら写りにいく彼らは、プロの手でどのように撮影されたのでしょう？ クオッカワラビーのうれしそうな笑顔に癒される写真集、ぜひ手に取ってみてください。

クオッカワラビー人気の立役者、冒険家アラン・ディクソンの写真集。クオッカワラビーがここまで有名になったのは、ディクソンさんがインスタグラムにアップした写真がきっかけでした。

こちらは再びロットネスト島を訪れたディクソンさんが、iPhoneで撮りおろした写真集。クオッカワラビーの幸せオーラに、手に取った瞬間から笑顔になれそうですね。