外出したくない日のおこもりタイムは、映画で旅気分♪
たとえ外の天気が悪くても、寒い日でも、この作品を観れば明るい気分になれるような、「旅気分に浸れる映画」をセレクトしました。
情景、風土、食材が魅力的で、あなたを旅へ連れ出してしまいそうな、素敵な作品ばかり。
きっと、あらためて「世界は広くて、いろんな人がいる」ことに気づかせてくれる機会にもなるはずです*
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
ジュリエットからの手紙
美味しそうな食事もいっぱい!ワインやオリーブの名産地としても有名な、イタリア中部にある、トスカーナ地方の魅力がつまった作品です。
[簡単なあらすじ]
ニューヨークでライターを目指して働いていたソフィーは、婚約者と、旅行でイタリアのヴェローナへ。そこで、シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』にまつわる観光名所、『ジュリエットの家』を訪れ、ジュリエットあてのたくさんの手紙を目にします。そこで、気になる一通の手紙を見つけたことから、イタリアの各地を訪れることに・・。
トスカーナは、芸術と文化の街。古き良き伝統を色濃く残した街並みは、きっと心奪われるはず。
ちなみに、作品に登場する『ジュリエットの家』という、レンガ造りの建物。ジュリエット宛に自分の恋愛の悩みをつづった手紙を送る(家の壁一面に貼る)という、恋愛相談のためのスポットととなっていますが、実は実際にある場所なんです。恋愛成就の願掛けに、訪れてみても♪
ヨーロッパ特有のなだらかな丘陵地や、ぶどう畑、オリーブ畑の広がる田舎の風景など、穏やかな自然も見所です。
イタリアの夏の定番、ジェラート。作品の中でも、ジェラートを食べる楽しいシーンがあります。ついつい、手を伸ばしてジェラートを頬張りたくなりますよ♪
Amazon.co.jp:プライム・ビデオ:レンタル期間は30 日間で、一度視聴を開始すると48 時間でレンタル期間が終了します。
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
フードトラックで、マイアミ~ロサンゼルスへと移動販売。アメリカを旅している気分を味わえる作品です。
[簡単なあらすじ]
ロサンゼルスのレストランで総料理長を務めていたものの、オーナーとそりが合わずクビになってしまったカール。失意の中訪れたマイアミで、キューバサンドを食べ、その美味しさに感動。フードトラックでキューバサンドの屋台を始め、マイアミ~ロサンゼルスへと、アメリカ各地で、絶品サンドを提供します。そんな美味しい旅をしながら、カールは徐々に、本当に大切なものに気づいていきます。
マイアミの陽気な空気、すがすがしい空と海、そして美味しい食べ物に溢れる、人情味豊かな作品です。
本作の見所は、アメリカ横断における、各地の風景や人との出会いはもちろんですが、なによりもキューバサンドが美味しそう!ということ。鉄板でカリカリに焼いたサンドで、中にはとろ〜りとしたチーズ、ジューシーなハムが。マイアミへ行って、本場のキューバサンドを食べたくなりますよ。
主人公のカールは、一流シェフであり、美食家でもあります。
マイアミからロサンゼルスへ帰る途中、ニューオリンズで寄り道するシーンがあるのですが、そこでは「ベニエ」を頬張ります。
フランス式ドーナツのようなもので、こちらも美味しそう!色んなローカルフードが出てきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
かもめ食堂
こちらも、現地の美味しいが詰まっている一作。フィンランド・ヘルシンキを舞台にした「かもめ食堂」。いつ観ても、ロケ地となったお店を訪れたくなりますよ。
[簡単なあらすじ]
日本人女性のサチエさんが、フィンランドのヘルシンキで開業した、日本食レストラン「かもめ食堂」でのお話。はじめはお客さんがゼロだったものの、徐々にお店を手伝ってくれる日本人女性も加わって、ポツポツと人気が出始めます。ちょっとしたトラブルが起こるたびに新たな友人ができたりと、ヘルシンキに流れるほのぼのとした空気感を楽しめる作品。
フィンランドの色んなスポットが登場するわけではなく、話が展開していく舞台は、この「かもめ食堂」というお店。ですが、イッタラ(iittala)の食器や、アルテック(artek)のインテリア、マリメッコ(Marimekko)のお店や洋服など、心躍るフィンランドのデザインがたくさん登場しますよ。
そして、この「かもめ食堂」を訪れるお客さんも、魅力的なフィンランド人ばかり。観光スポットを巡らずとも、現地の魅力が伝わってきます。
ちなみに、もともとお店の舞台となった建物は、「カハヴィラ・スオミ」という食堂だったそう。しかし2016年春に、映画のタイトルのとおり、「かもめ食堂(Ravintola KAMOME)」(画像)としてリニューアルオープンしています。
マダム・イン・ニューヨーク
インド映画の「マダム・イン・ニューヨーク」もおすすめです。タイトルからお察しできるとおり、本作の舞台はインドではありません。インドのマダムが、ニューヨークに滞在することからはじまる物語です。
[簡単なあらすじ]
家事、育児と、日々家族に尽くして暮らしている、インド人マダムのシャシ。ニューヨークにいる姪っ子の結婚式の準備のためニューヨークに長期滞在することになります。しかし、彼女は英語がまったく話せず、英語を話せる子どもからバカにされてしまうほど。そこでニューヨークに渡ったシャシは、まず英会話教室へ通い出し・・。
摩天楼の高さに圧倒されたりと、エキサイティングでファッショナブルなニューヨークの街並みにびっくりする一方、なんとかこの街に馴染んで、英語を身に付けようする、シャシの姿には勇気をもらえるはず。彼女が徐々に、堂々として、自信をつけていく様子が印象的です。
シャシが初めて一人で訪れる、ワシントンスクエアパーク。ニューヨークといえば、セントラルパークが有名ですが、このワシントンスクエアパークもニューヨーカーの憩いの場所なんですよ。
凱旋門と噴水が公園のシンボル。和気藹々とした雰囲気で、あなたも訪れてみたくなるはず* ぜひコーヒーとお気に入りの本を片手に、ニューヨーカー気分に浸ってみては♪
ボンジュール、アン
「ボンジュール、アン」は、南フランスの美しい景色を満喫できる作品。フランス人の暮らしって、こんなに穏やかで優雅なの?と、羨ましくなりますよ*
[簡単なあらすじ]
子育てに一区切りがつき、心にぽっかりと空いた穴を抱えながら暮らしていたアン。映画プロデューサーの夫とともにフランスのカンヌ国際映画祭を訪れるが、耳の不調によって飛行機に乗って帰ることができず、夫の友人に車でカンヌからパリへ送ってもらうことになります。寄り道ばかりのドライブの中で、アンは徐々に日常の喜びを見つけていき・・・。
カンヌからパリまで戻るまでのドライブは、寄り道ばかりの、一泊二日旅行に。
美しい景色、美味しい料理と、感動に満ちた道のりに。このようなプロヴァンスのラベンダー畑も登場し、一度は直接見て見たいと思わせる絶景です。
疲れていたアンの心も解きほぐれていき、いつしか自分を見つめ直す旅に。
人生の楽しむためのヒントが詰まっている作品でもありますよ。
最後に。
いかがでしたでしょうか?
その土地の美しい景色に触れ、美味しいものを食べ、人々の心に触れ合う旅は、新しい日々の活力になります。ぜひご紹介した映画で、海外旅行気分を満喫してみてくださいね。広い世界に触れることで視野が開けてきて、気持ちよくリフレッシュできるはずです♪
外の天気が悪い日など、時には1日中、お家でゆっくり過ごすのもいいものですよね。
冬の季節なら、ブランケットやホットドリンクを用意して、あたたかなリラックスタイムを♪
今回は、そんなひとときにぴったりな映画をご紹介。