唯一無二の個性を放つ真鍮のオブジェやアクセサリー
秋野さんは個展などで展示されるオブジェはもちろん、普段のコーディネートをグッとランクアップさせてくれそうなブレスレットやピアスまで。芸術を身近に感じられるような作品を日々制作されています。
作家・秋野ちひろさんのプロフィール
武蔵野美術大学工芸工業デザイン・金工専攻 卒業。真鍮を使ったオブジェやアクセサリーなどの制作を行う。
2017年9月2日~ 東京目白「FUURO」にて個展を予定。
秋野ちひろ
普段使いもOKな真鍮のアクセサリー
ブローチ
線を描くような感覚で紐を編み込んだというブローチは、可愛らしさと大人っぽさが共存する作品に。
浮き出る模様と独特な質感が、とても個性的で素敵なブローチ。2つとして同じものがないという魅力を再認識するアクセサリーです。
ブローチとしても、バックチャームとしてもポイントになる素敵な作品たち。今日はどの子を連れて行こう、なんて毎日悩むのも楽しめそう。
ネックレス
弧を描くような形の真鍮を紐で繋いだネックレス。シンプルさが真鍮のさりげない輝きをより美しく魅せてくれます。
真鍮のオブジェにアンティークパーツを繋いで。ひとつひとつが個性を持ちながらも繊細な美しさを放っています。
ピアス
存在感のある大ぶりなピアス。おしゃれ気分をグッとアップさせてくれるデイリーアイテムになりそうですね。
ブレスレット
大振りで存在感のあるブレスレット。無骨な中にも女性らしさを感じられるデザインです。
こちらは真鍮に銀を貼り合わせて作ったブレスレット。秋野さんにしては、珍しいタイプのアクセサリーとなったようです。
切り絵のようなイメージで作られたブレスレット。洋服の上から付けても素敵なアクセントになりそうです。
アーティスティックな展示も人気
秋野ちひろ個展「RAY」
「光」「光線」「ひとすじの光」をイメージしながら作られた、立体作品がメインの展示です。
秋野ちひろ個展「ドローイング オンザ ウォール」
目白のFUUROさんで行われた個展「ドローイング オンザ ウォール」。壁に絵を描くような感覚で作ったオブジェやアクセサリーが展示されました。
FUUROさんにある気持ちのよい壁と光が、秋野さんの作品をより美しく魅力的に見せる手助けをしてくれたそうです。
秋野ちひろ個展「charm」
こちらは麻布台のGallery SUさんで行われた個展「charm」。
お守りやタグのようなものをイメージして作られた作品たちは、いつまでも壁に大切に飾っておきたい魅力溢れるものばかり。
制作中はcharmの並んだ景色を想像しながら、真鍮を叩いたそう。アクセサリーのようにも見えるcharmが壁に連なる様子は、まさに秋野さんの世界を具現化していたのではないでしょうか。
秋野ちひろ個展「ΦTOY ΣOY」
こちらは八丁堀にあるpragmata(プラグマタ)で行われた個展「ΦTOY ΣOY」の様子。プラグマタではオーナーのペトロスさんがディスプレイを行うという、変わった展示の方法をとっています。
展示するところまでを考えて作品を作っていた秋野さんにとって初めての試みだったようですが、新しい世界を見ることができたと感謝の気持ちをブログで綴られています。
秋野ちひろ個展「馬と花」
西荻窪のフランス古道具店・Le Midiさんで行われた展示「馬と花」。
古道具と共に馬と花がある景色を、秋野さんならではの世界観で表現しています。
秋野ちひろ個展「今日のスプーン」
こちらもLe Midiさんで開催された個展「今日のスプーン」。ギャラリーではないLe Midiさんでしかできないことを考えたときにお皿とスプーンが浮かんだそう。
正統派なスプーンは 私が作るべきではない。
古いものの写しも違う。
スプーンは ものをすくい取るへこみと 手に持つ柄の部分で成り立っている立体。
「その2つの要素がある 気持ち良い自由な立体」を並べたいと思った。
いわゆる正統派のスプーンとは違う魅力を持った秋野さんのスプーンに、様々な可能性を感じます。
きっと真鍮の新たな魅力に気付かされるはず
ひとつひとつが繊細な個性を放つ秋野ちひろさんの作品達。普段から真鍮に馴染みのない方も、きっと秋野さんの真鍮アクセサリーを一目見れば、身に付けたくなってしまう程に魅力を感じてしまうはず。
まずは是非、個展に足を運んでその美しい芸術に触れて見てください。
洗練された細やかさと個性が合わさった、真鍮のオブジェやアクセサリー。デザイン、色合い、纏う雰囲気…どれをとっても作家・秋野ちひろさんにしか作り出せない独自の世界観がそこにはあります。