なんだかうまくいかない…そんな時はちょっと離れてみる
行き詰ってしまったと感じたら、原因を突き詰めることは後回しにして、少しだけ離れてみましょう。
離れてみることで初めて自分を客観的に見ることができ、“こんな感情があったんだ”と、今までは知りえなかった新しい自分を見つけることができるかもしれません。
あれもこれもと、頑張らなくていい
1つ解決したらまた1つ…と、気持ちが焦っているときに限って、次から次へと増える悩みごと。
今は頑張りすぎなくても大丈夫。思い切って今やっていることをストップして、少し肩の力を抜いてみませんか?
こんなに頑張ってきたのに、ここで諦めるの?と思うかもしれません。
でも思うようにできない自分がいるのなら、いっそのこと離れてみて、手放してみる決断も大切です。
人は機械じゃないので、それぞれのできることには限りがあります。そんな中でも少しだけ楽したり、たまには誰かに寄りかかってみたり、第三者の意見を聞いてみることも大切です。また、自分だけの“回避法”を見つけておければ、悪循環になることも少なくなりそうです。
自分だけの“回避法”とは?
“回避法”=リラックス法は人ぞれぞれ。
親しい友人にとことん話を聞いてもらう人、好きな映画を観たり、湯船にゆっくり浸かったり…。中でも一番大切なのは、自分自身がリラックスできることです。
頑張りすぎてしまったときは、まずはふーっと深呼吸。
そして自分に合った回避法で、リラックスできる時間を意識的にとるようにしましょう。
自分自身を客観的に見る大切さ
『客観的に自分をみる』という言葉はよく聞きますが、“客観的に”とはいったいどういうことなのでしょう?
主観的と客観的の違い
客観的…自分の考えから離れ、物事の判断ができること。
けして、主観的な考えが悪いわけではありません。
ですが今回のように行き詰ってしまったとき、大事になってくるのは自分自身を分析できる冷静な考え方。
回避法でリラックスできたのなら、必ず向き合わないといけなってくるその原因。
日ごろから客観的に物事を判断できる、感情的にならない、どうしてそうなってしまったのか?と考える習慣を癖付けていくようにしましょう。
自分を客観的に見ることができると…
行き詰ってしまった原因を根本から理解ができたり、感情に左右されなくなったりとたくさんのメリットが生まれます。
自分にとって一番主観的であった感情さえも、冷静に分析することができるようになります。
一番分かっているはずが、実は一番分かっていなかった自分自身のこと。
一度離れて自分を客観的にみることを覚えると、“私はこうしたかったのか。”と本当の事が見えてくるかもしれません。
頑張っている自分をたまには褒めてあげましょう。
大人になると人に褒められることもほぼなくなり、自分の欠点ばかりが目についてしまうかもしれません。
なにをやっても上手くいかないんじゃないかと、自分にヤキモキしてしまうことも多いですよね。
そんな時は小さなことでいいんです。
早起きをしてお弁当を作れた自分。いつもより効率よく仕事ができた自分。お得に夕飯の食材をゲットできた自分。
小さな嬉しかったことと一緒に自分も褒めてあげる習慣をつけましょう。
初めてのことにも目を向けてみる。
今まで興味のなかったこと、最初からできないと諦めていたことはありませんか?
全部空っぽな今だからこそ、絶対にやらなかったことに目を向けてみれば、今後の自分に繋がるヒントが得られるかもしれません。
人生は誰かのためじゃなくて、自分のためのもの
当たり前ですが、人生は誰のためでもなくあなた自身のものです。
今ある地位や名誉、大切な人や生活を手放すことはとっても怖いこと。でも、それがもしあなたを生きにくくしてしまっているのなら…いっそのこと離れてみることをおすすめします。1歩も2歩も離れ、そこからまた新しい自分を見つけてみるのもまた素晴らしいあなただけの人生です。
あれもこれもしたい、でも時間がたりなくて全部中途半端。
そんなとき自分を責めて、悪循環になってしまっていませんか?