美しい髪をつくる「つげ櫛」
和装や髪結いのイメージで扱いが難しそう…と思っている方も多いのではないでしょうか。
本来、「つげ櫛」とは柘植の木で作られたものを指しますが、ここでは身近なアイテムを使用して作る「つげ櫛」風コームの作り方をご紹介します。気に入ったら、ぜひいつか本格つげ櫛を迎えてみてくださいね。
簡単手作り!「つげ櫛」風コームをつくってみましょう
お家にあるお気に入りのオイルと、100円ショップで買った櫛で作ることができます。
使用するもの
・櫛
・サランラップやジップロック
(場合によっては紙ヤスリ。これも100均で手に入ります!)
手順
本来のつげ櫛は小さなお皿やケースで漬け込みますが、ここではラップやジップロックで手軽に。オイルも少量ですみますね。オイルの浸透が良いように、ティッシュやキッチンペーパーでくるんでから、ラップで巻くのも良いようです。
ここには注意!作り方と使い方
櫛はドライヤーなどでむりやり乾かさず、自然に乾燥させてください。使用時には、必ず髪を乾かしてから使ってくださいね。水はつげ櫛の大敵です!
椿油やあんず油…。お気に入りのオイルを見つけましょう!
椿油(カメリアオイル)
あんず油(アプリコットオイル)
さらっと軽く、髪になじみやすいあんず油。こちらも熱から髪を守ってくれて、静電気をブロックします。しっとり・さらさらの軽やかな仕上がりになります。ほのかに甘い香りが人気です。
ゆず油
ナチュラルでさわやかな香りが人気のゆず油。こちらもサラっとした使用感で、髪へののび・なじみがよく、しっとりまとまって艶髪に導きます。
アルガンオイル
アーモンドオイル
髪だけでなく頭皮もケアしてくれるアーモンドオイル。さらっとした使い心地とナッツの香りが特徴です。髪には使いすぎて調節が難しいという声もありますが、櫛に浸透させる使い方ならその心配もありませんね。
ベビーオイル
歯ブラシなどを使って。つげ櫛のお手入れの仕方
メンテナンスは作る時と同じようにオイルをしみこませて3日ほど置きます。オイルで汚れを浮かせて、糸ようじや歯ブラシなど柔らかいもので歯の間の汚れをとりましょう。仕上げは柔らかい布で拭きましょう。
ひと手間の装飾で、さらに愛着を
こちらはウッドバーニングで絵をつけたもの。好きなモチーフや名前を焼き付けて、世界にひとつだけの櫛が出来上がります。
好きな布で櫛用のケースをハンドメイド。これで持ち歩きも安心です♪
形はお好みで選んでください。