いつものファッションに、アーティスティックな柄をプラス*
出典: 普段、シンプルなコーデが多い方でも、気分を変えておしゃれを楽しみたいなと思うことってありますよね。そんなとき、アーティスティックな柄がプリントされたファッションアイテムを投入すると、一気に存在感が増してきらりと光る大人コーデが完成!
出典: 「アート柄」をうまく取り入れるには、ほかのアイテムとのバランスが重要です。柄に使われている色味を、ほかのアイテムで繰り返すとすっきりと全体がこなれて見えます。全身にほどよいリンク感も生まれて、垢抜けた雰囲気に。
出典: 今回は、大人に似合う素敵なアート柄にフォーカスをあて、魅力的なファッションアイテムをご紹介。
自分らしく輝ける「アート柄」を取り入れて、新鮮な気持ちでおしゃれを楽しんでみませんか。
出典: ダマスク柄とは、植物や花、果物などが連なったり、絡まったりを複雑に繰り返すデザイン。
出典: 使う色数は3色までくらいのものが多く、凛とした雰囲気が魅力的。ヨーロッパではインテリアにもよく用いられています。由来は、シリアのダマスカス。
出典: ふんわりと透けるシアー素材に繊細なダマスク柄がよく合ったワンピースです。スタンドカラーにシェルボタンと、ディテールにも凝っています。動くと揺れる、落ち感のあるシルエットがとても素敵ですね。
同系色のワイドパンツやマキシ丈スカートとの相性もよく、大人の女性らしい落ち着きのある装いに仕上がります。
カットスムース ダマスク柄クリスタルプリーツパンツ
出典: ダマスク柄のプリーツパンツです。自然と縦のラインが強調されるので、足がすらりと見えますよね。
落ち着いたダマスク柄デザインなので、気軽にトライしやすいアイテムです。
出典: やわらかな生地をたっぷりと使って仕上げた二段ティアードスカート。ティアードの切り替え位置が高めなので、子どもっぽくならず、落ち着きのある可愛らしさを感じさせてくれます。
薄手の生地を使い、ふんわりと揺れるシルエットで、暗めの色合いのダマスク柄でも軽やかな雰囲気に。トップスにはダマスク柄に使われている色味を選べば、上下のつながり感もばっちりです。
出典: ペイズリー柄とは、松かさや糸杉、菩提樹、植物の種子や胞子、花弁などをモチーフにしているといわれる模様。ペルシャやインドのカシミール地方が発祥とされています。日本語では、勾玉(まがたま)模様、松毬(しょうきゅう)模様と呼ぶこともあります。
出典: クラシカルなシルエットの正統派ワンピースに、2021年のトレンドカラーでもあるブルーのペイズリー柄を合わせて旬顔に。袖口はゴムのシャーリングが入っていて、きちんと感もありますよね。
総柄なので華やかさがあり、お出かけにもぴったり。靴とバッグで、カジュアルダウンもできるので、日常使いにも◎。
出典: 小花模様にも見える連続模様を使ったペイズリーのプリントTシャツ。鮮やかなサックスカラーが爽やかですね。フレンチスリーブで二の腕もすっきり見えます。
ひとつの柄が小さめの総柄なので、柄物初心者さんでも着こなしやすい1着ですよ。
出典: アラベスク柄とは、唐草模様や左右対称の幾何学模様などを繰り返し表す模様。モスクの壁面を飾る美術様式の名前でもあります。
出典: オリエンタルな趣が大きな魅力。アラビア模様と呼ばれることもあります。
出典: たっぷりと布を使って仕上げたティアードワンピース。深みのあるイエローにアラベスク柄がエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。裾に向かってふわりと広がるシルエットが美しく、開放的な気分に浸れそう。
小さく立ち上がりのついたバンドカラーで、顔周りもすっきり見えます。
出典: 透け感のある軽やかな生地を使ったキャミワンピースです。すとんと落ちるラインのワンピースで、総柄のアラベスク模様も落ち着いて見えますよね。
パーカー&スニーカーでカジュアルスタイルに。ボリュームのあるストールに華奢なサンダルを合わせればお出かけ仕様に。1枚で着こなしの幅が広がるワンピースです。
出典: イギリスのデザイナーであり、詩人でもあるウィリアム・モリスがデザインした柄。植物や動物をモチーフにした、繊細で上品なデザインが特徴的。
モリス柄を販売していた「モリス商会」が倒産後、リバティ社がデザインの一部を引き継いだため、モリス柄はリバティ社の代表的なデザインとなっています。
出典: 淡いベージュで描かれた植物モチーフのモリス柄ワンピースです。ボリュームのあるスリーブから、上半身にかけての立体的なデザインが、体のラインをきれいに見せてくれます。
有機的に描かれた植物のデザインですが、色味が淡いので、すっきりとした印象。大人の女性の品の良さを感じます。
MEDE19F|ウィリアム・モリスの世界をまとうプリントワンピース
出典: 肌触りの良いジョーゼット生地にモリス柄を配したAラインシルエットのワンピース。フロント側が一列、ボタン留めになっているので、羽織のように着ることもできます。
繊細な花模様が一面に描かれ、モリスらしい生命力にあふれる躍動感があります。落ち着いたオリーブ色は、デニムにもぴったり。
Afternoon Tea|リバティプリント/タックブラウス
出典: なめらかなコットンブロードのタックブラウス。ウィリアム・モリスの不朽の名作デザインであるストロベリー・シーフ柄を使用しています。
いちご泥棒というネーミングは、モリスが育てていたいちごを鳥が食べてしまったというエピソードに由来しているそう。由来を知ると、可愛らしい鳥といちごの図柄を見るたび、ふと笑顔になってしまいますね。
出典: トワルドジュイ柄とは、18世紀ごろの風景や神話、花などの植物を単色で生地にプリントした模様。フランス語では「Toile de Jouy」と書き、直訳するとジュイの生地という意味。生地の生産地として名を馳せた、ヴェルサイユ近くのジュイ・アン・ジョザス村を由来としているそうです。
フランス伝統の布地「トワル・ド・ジュイ」をご存知でしょうか?マリー・アントワネットやナポレオンも愛したといわれており、その歴史は18世紀にまで遡ります。田園風景や、村での人々の暮らし、神話の神々を描いた、優美なプリントが大きな魅力。ストーリー性も感じられ、世界中にファンがいるのです。フレンチ・クラシックが好きな人なら、必ずそのシックな美しさに心を奪われるでしょう。今回は、そんな「トワル・ド・ジュイ」の軌跡と魅力に迫ってみたいと思います。
出典: 馬たちが気ままに過ごす、のどかな自然がデザインされたシャツ。やわらかなポリエステル素材で、ゆったりとリラクシーな雰囲気がトワルドジュイ柄とよく合っています。
出典: 大きめにとった袖口の切り替えが特徴的で、クラシカルなスタイルのアクセントに。同柄のスカートとセットアップで着ることもできますよ。
MEDE19F|トワル・ド・ジュイ プリーツロングスカート
出典: トワル・ド・ジュイ美術館のアーカイブ図案をベースにデザインされたスカートです。ランダムプリーツ加工が施され、動くたびに違った表情を楽しめる1着に仕上がっています。
足首が見えるロング丈で、サンダルはもちろん、スニーカーやバレエシューズなどさまざまなスタイルで着こなせます。白と青の配色の分量が見事で、軽やかで爽やか。凛とした大人の女性の美しさを感じます。
出典: シノワズリ柄とは、17世紀ごろ、ヨーロッパで流行した中国風のデザインの総称。家具や壁紙、陶磁器などに用いられていました。ヨーロッパの人たちのイメージにある中国がモチーフとなっているそうです。
出典: 余白を活かした、左右非対称のデザインが多いです。絵画のような美しさですね。
出典: やや透け感のあるやわらかな生地で作ったシノワズリのプリントワンピースです。風に舞うような植物が大胆にデザインされ、優美で女性的なワンピースに仕上がっています。
ウエストにはギャザーが入り、ゆるくウエストをマーク。左右で長さが違うイレギュラーヘムの裾で、おしゃれレベルもワンランクアップですね。
cardo fabrica|シノワズリパネルプリント ペンシルラインスリットワンピース
出典: 残念ながら既に販売終了アイテムではありますが、cardo fabrica(カルドファブリカ)のシノワズリプリントのワンピースを、素敵なデザインの例としてピックアップ。
スズランなどの植物がモチーフ。ところどころ茎がくねくねと曲がっていて、エキゾチックな雰囲気たっぷり。トーンをおさえた配色で、華美になりすぎず品のいいデザインに仕上げられています。
出典: バティックとは、インドネシアやマレーシアの伝統的なろうけつ染めの布のこと。植物や幾何学模様をモチーフにしたものが多く、レトロでエキゾチックなデザインに人気があります。それぞれのバティックの柄には文化に根差した、信念や哲学があるそう。
JOURNAL STANDARD relume|バティックフラワートラペーズワンピース
出典: バティック柄によく使われるお花をたくさんあしらったワンピース。グリーンの中にピンクのお花が映えるデザインで、異国情緒が漂いますね。
肌触りのよいインド綿を使用しており、デザインだけでなく生地も、本国インドネシアのバティックに近い着心地を楽しめますよ。
MADEMOISELLE ROPE'|バックオープンバティックスカート
出典: ほっそりとしたIラインが素敵なバティック柄のスカートです。縦に連なる波状の模様が、縦のラインをより強調して、すっきりスリムな装いに。涼し気な足もとと相性がいいですね*
出典: マーブル柄とは絵の具をゆるく流し入れたようにも見える、大理石のような模様のこと。単色のものも、複数の色を重ねて、幾重にも重なった流線型を描くものもあります。
出典: わずかに裾が広がった台形シルエットのマーブル柄スカートです。後ろ側はゴム仕様で、ウエストにきれいに沿うようになっています。くるぶしのあたりに来るロング丈で、サンダルはもちろん、スニーカーやバレエシューズとのバランスも取りやすい1着です。
マーブル柄は柄としての主張が激しすぎないので、アート柄初心者さんでも取り入れやすい柄のひとつ。マーブル柄の色を選べば、トップス選びも簡単です。
出典: 縦に大きくマーブル柄が入った長め丈のワイドパンツ。細かいプリーツ加工が施されているので、縦長ラインの印象をさらに強めています。
ゆったりめのワイドパンツで、こなれ感も抜群!トップスをルーズに前だけインすると今っぽさもプラスできますね。
frames RAY CASSIN|マーブル柄キャミワンピセット
出典: まるで水に広がる絵の具のように柔らかい印象を受けるマーブル柄のキャミワンピ。
シアー素材のトップスと合わせて、よりフェミニンな雰囲気に。もたつきのないすっきりシルエットで、軽やかに着こなせます。
出典: スカーフ柄は、文字通り、スカーフをモチーフにした柄で存在感のあるディテールが特徴です。レトロ感やヴィンテージ感のあるモチーフが多く使われています。
nina mew (ニーナミュウ)|スカーフ柄スカート
出典: 幾重にも重なるネックレスのようなモチーフがおしゃれなスカーフ柄のスカートです。
なめらかな素材感がスカーフ柄とよく合っています。トップスやシューズには裾の切り替えと同じ色味を繰り返すと、全体がすっきりとまとまりますね。
WILLSELECTION|フラワースカーフプリントプリーツスカート
出典: 透け感のある軽やかなシフォン素材を使ったフワラースカーフ柄のプリーツスカート。細かいプリーツがスカーフ柄を立体的に見せてくれます。柄がヴィンテージ風デザインということもあり、クラシカルな装いにもぴったり。
「アート柄」を取り入れて、存在感のある大人コーデを楽しんで
出典: シンプルなコーデにさらりとプラスするだけで、着こなしの主役になってくれる「アート柄」のファッションアイテム。大人の女性だからこそ似合う「アート柄」を取り入れて、定番のコーデをブラッシュアップしてみましょう。
出典: お気に入りの「アート柄」を見つけたら、おしゃれをして出かけるひとときが、より楽しいものになりそうです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ダマスク柄とは、植物や花、果物などが連なったり、絡まったりを複雑に繰り返すデザイン。