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小田原は、小田原城の城下町として戦国時代から栄えた町。明治時代以降は、多くの政治家や財界人、作家などを輩出したことでも知られています。
海と山に囲まれた温暖な気候で、冬でも過ごしやすいことから1年を通して多くの観光客が訪れる人気にエリア。そんな小田原の魅力に触れてみませんか?
小田原は都内からアクセスしやすいので、週末のぶらり旅にぴったりのエリアです。
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◆列車でのアクセス方法
・東海道山陽新幹線:東京駅からから約35分
・東海道本線 快速アクティー:東京駅から約1時間15分
・小田急小田原線 急行:新宿駅から1時間35分
・ロマンスカー:新宿駅から1時間10分
◆車でのアクセス方法
・東名高速道路~小田原厚木道路:東京方面から約1時間
小田原は電車、車どちらでもアクセスしやすい場所です。週末のぶらり旅にぴったりのエリアですね。
小田原城周辺をまわるなら、駅周辺の有料駐車場を利用すると便利です。小田原漁港付近をまわる周遊バスもあるので、車を停めてバスで観光するのもおすすめですよ。
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小田原駅周辺には観光案内所があるので、到着したらここで情報収集するのがおすすめ。JRの改札口正面や駅ビル内の「街かど案内所」に立ち寄ってみてくださいね。
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小田原城周辺の遺構や、見どころなどが紹介されてている観光マップはHPからダウンロードできます。事前にチェックしてルートを考えておくのも良いですね。
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戦国時代に北条氏の本拠地とされていた「小田原城」。上杉謙信や武田信玄といった名だたる武将も陥落させることができなかった‟難攻不落”のお城として知られています。関東大震災によって江戸時代の姿が失われてしまいましたが、何度かの修復を経て、平成21年(2009年)に現在の姿に生まれ変わりました。
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小田原城にある2つの城門のひとつが、本丸の正門にあたる「常盤木門(ときわぎもん)」です。重要な防御拠点だったため、他の門よりも大きく、堅牢な造りが特徴。書物によると、江戸時代初期からここに設けられていたとされています。
数回にわたり崩壊してしまったため、現在の常盤木門は昭和46年(1971年)に再建されたもの。お城の知識がない方も、その造りに圧倒されるのではないでしょうか?
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市内のあちこちから見える天守閣は、小田原市のシンボル。江戸時代に造られた雛型や引き図と呼ばれる設計図を元に、昭和35年(1960年)に江戸時代の姿として外観が復元されました。
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天守閣にのぼることもできるんですよ。天守閣の高さは標高約60m。最上階からは相模湾が一望でき、晴れた日は房総半島まで見渡すこともできます。当時の武将たちもこの景色を眺めていたかと思うと感慨深いですね。
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城址公園内には、こども遊園地があります。豆汽車やバッテリーカーなど、お子さんと一緒に童心に返って楽しんでみてはいかがでしょうか?
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神奈川県屈指の水揚げ高を誇る「小田原漁港」。鯵や鰯などが多く獲れることでも知られています。個人で漁港を見学することはできませんが、毎月第4土曜日にはその日の朝に水揚げされた鮮魚を販売する朝市が開かれていますよ。
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せっかく漁港を訪れたなら、小田原魚市場2階の「魚市場食堂」で鮮度抜群のお魚料理をいただいてみませんか?市場関係者お墨付きの地魚料理が人気ですよ。
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お刺身やフライ、煮付けなど、魚のおいしさを知り尽くしているプロならではのメニューがずらりと並びます。どれもボリューム満点なので、おなかを空かせて訪れてくださいね。
早川 / 食堂
- 住所
- 小田原市早川1-10-1 小田原魚市場 2F
- 営業時間
- 《 朝ごはん~昼ごはん 》
朝10時~午後3時(ラストオーダー)
- 定休日
- ★水曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥2,000~¥2,999
データ提供:
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小田原には明治時代頃から多くの著名人が別邸を構えていて、「清閑亭(せいかんてい)」もそのひとつ。豊臣秀吉の家臣だった黒田官兵衛の子孫、黒田長成(ながしげ)侯爵の別邸で数寄屋風の立派な建物が今も残っています。
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当時のままの室内灯や、屋根裏の構造をあえて見せるように造った「掛け込み天井」、美しい透かし彫りの欄間など、部屋のあちこちに贅を凝らした造りに、黒田長成伯爵のこだわりが詰まっています。
手入れの行き届いた日本庭園を眺めながら、ゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか?
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小田原城址公園にある「報徳二宮神社」は、二宮尊徳を御祭神とする神社。二宮尊徳翁の生誕地であることから、明治27年(1894年)小田原に神社が創建されました。
こちらの社殿は明治42年(1909年)に新築・改築などが行われ、現在の姿になりました。
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境内にある「二宮金次郎」の像は、昭和3年(1928年)に昭和天皇即位御大礼記念として寄進されたもの。当時、全国の小学校に同じ像が1,000体贈られましたが、現存しているのはこの一体だけなんです。
誰もが一度は耳にしたことがある二宮金次郎の姿を見ていると、背筋がしゃんとしそうです。
地産地消にこだわる「一夜城 ヨロイヅカ・ファーム」
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世界的シェフ・鎧塚俊彦氏が手がける「一夜城 ヨロイヅカ・ファーム」は、石垣山一夜城歴史公園のそばにあります。高台に建つ施設には、レストランやパティスリー、直売所のほかに畑もあり、地産地消にこだわったスイーツがいただけます。
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早川レモンを使ったタルトなど、スイーツに小田原の食材を取り入れているのがこだわりです。オーガニックショコラのケーキなど、さまざまなスイーツが並ぶショーケースは、まるでジュエリーボックスのよう。
スイーツはテイクアウトもできますし、店内でいただくこともできますよ。
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朝摘みの果実で作る「ブルーベリーフロマージュソフト」も人気。相模湾を見ながらのスイーツタイムは、開放的な気分になりますね。
入生田 / ケーキ
- 住所
- 小田原市早川1352-110
- 営業時間
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
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「汐風のカフェ」は、箱根登山鉄道の風祭駅からすぐの「鈴廣かまぼこ かまぼこの里」に併設しているので、お土産を買うついでに立ち寄ってみませんか?
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フルーツをたくさん使ったスイーツが人気。こちらの「お陽さまのシフォン」は、地鶏卵を使い、ふわふわに仕上ったパティシエ自慢のひと品。添えられたフルーツは、魚の有機肥料で栽培されているんですよ。
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毎年春と秋に開催される箱根スイーツコレクションに合わせて期間限定で登場する「かまぼこのかたちのケーキ」は、オリジナリティあふれる逸品。2019年春には「かまぼこのかたちの初恋ケーキ~苺・レモン仕立て~」が登場しました。チーズケーキとムース、ラズベリーのムースなどを米粉のスポンジでくるりと巻いた華やかなデザートプレートは、目でも舌でも楽しめます。
風祭 / カフェ
- 住所
- 小田原市風祭245 かまぼこの里 鈴なり市場
- 営業時間
- [平日]
9:00~18:00(L.O. 17:00)
[土日祝]
9:00~18:00(L.O. 17:00)
- 定休日
- 1月1日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
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小田原の城山で30年近く親しまれている「cafe空(カフェクウ)」は閑静な住宅街にある静かなカフェ。数種類あるランチのなかでも「ホロホロポークサンド」は気軽に食べられるスタイルが人気です。
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アツアツのトーストは、三軒茶屋のOBSCURA COFFEE ROASTERSから仕入れたスペシャルブレンドコーヒーと一緒にいただきましょう。オーナーは陶芸家としても活躍されていて、こだわりのカップやお皿でより楽しいカフェタイムを満喫できますよ。
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夏季限定の「花氷」も人気のメニュー。こちらの「花氷デラックス」は、巨峰やメロン、イチジク、パイン、バナナ、ブラックベリーなど、たくさんのフルーツを小田原オレンジの特製蜜で凍らせた贅沢なスイーツ。美しい盛り付けにも目を奪われます。シーズン中に訪れたら、ぜひ食べてみてくださいね。
小田原 / 喫茶店
- 住所
- 小田原市城山2-27-12
- 営業時間
- 11:00~19:00(L.O.18:30)
Lunch 11:30~14:00(L.O)
- 定休日
- 火曜定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
古民家でヘルシーごはん「nico cafe(ニコカフェ)」
出典:
「nico cafe(ニコカフェ)」は、築90年以上の元建具店をリノベーションしたカフェ。ギターや古時計、小物などがセンス色置かれた店内は、デザイン会社を営むオーナーご夫妻の人柄が伝わってくるような落ち着いた空間です。
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ランチの人気は、ジューシーな唐揚げに日替わりのおかずがのった「元祖サクサク梅酢からあげごはん」。いろいろなおかずを少しずつ食べたい女性好みのワンプレートですね。
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デザートもおすすめで、こちらの「黒光りチーズケーキ」は、奄美の黒糖を使っていて中ががほんのり緑がかっているのが特徴。チーズのコクと合わさって格別のおいしさと評判です。
緑町 / カフェ
- 住所
- 小田原市栄町2-15-26
- 営業時間
- 10:30~17:00
- 定休日
- ほぼ毎日営業 不定休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
ナポリピザの人気店「Lacco Ameno(ラッコ アメーノ)」
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小田原駅から歩いて5~6分のところにある「Lacco Ameno(ラッコ アメーノ)」。平日でも行列ができることの多い人気店で、絶品ナポリピザを食べてみませんか?
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シェフは、ナポリで修業を積んだ後にナポリピッツァ協会認定店で腕を磨いてきたベテラン。開業以来、多くのお客さんがその味を求めて訪れています。
薪釜で焼くピザは、素材の魅力を活かすようにじっくりと焼き上げるのが特徴。旨みや香りが堪能できますよ。
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小田原で水揚げされた魚介類や地元野菜など、地産地消の味を楽しめるのも旅の醍醐味ですね。予約ができるので、お店に問い合わせておくのがおすすめ。
小田原 / ピザ
- 住所
- 小田原市栄町2-11-30
- 営業時間
- 11:30~14:00(L.O.)
17:30~21:00(L.O.)
- 定休日
- 平均予算
- ¥6,000~¥7,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
極上フレンチで贅沢ランチ「la MATIERE f(ラ マティエール エフ)」
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ちょっと奮発してランチを楽しみたい日は、「la MATIERE f(ラ マティエール エフ)」がおすすめ。完全予約制の上質な空間で、しっとり大人のランチタイムはいかがでしょうか?
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お料理は「おまかせコース」のみ。アミューズ、前菜、スープ、魚、肉、デザート…どれも季節が感じられれるものばかりです。
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味はもちろん、目でも楽しめるのがフレンチの魅力。遊び心あふれるデザートに思わず笑みがこぼれます。
小田原 / フレンチ
- 住所
- 小田原市城山4-1-11
- 営業時間
- ランチ11:30~14:00
ディナー18:00~22:00
- 定休日
- 不定休(年末は31日ランチまで年始は2日より営業します)
- 平均予算
- ¥10,000~¥14,999 /¥8,000~¥9,999
データ提供:
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小田原を代表する名産品のひとつ「かまぼこ」。「鈴廣かまぼこの里」は、広い店内にさまざまなかまぼこや練り製品が並んでいます。150年以上続く、伝統の味をお土産にいかがですか?
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思わず手にとってしまうかわいいかまぼこは、「ドラゴンクエストウォーク」とのコラボ商品。「スライム」と「スライムベス」が1本ずつ入ったセットで、切っても切ってもキュートなお顔が出てきます。お弁当に入れたらお子さんが喜びそうですね。
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ちくわやさつま揚げなども種類が豊富で、あれもこれも食べたくなってしまうほど。個包装されているものなら、ご近所やお友だちに渡しやすいですね。もちろん、ご自宅用も忘れずに買いましょう♪
風祭 / その他
- 住所
- 小田原市風祭245
- 営業時間
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
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歌舞伎の「外郎(ういろう)売り」のセリフに登場するのが、国道1号線沿いにある「ういろう」です。お城のような建物なので、初めての方もすぐに分かりますよ。
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室町時代に、外郎家が国賓のおもてなしとして考案したのが「ういろう」の始まりです。米粉を蒸したこのお菓子が評判となり、名字からこのように呼ばれるようになりました。
外郎家ではもともと万能薬を作っていたことから、こちらを「お菓子のういろう」と呼んで区別しているそう。
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お餅のようなもっちり食感と、やさしい甘さがういろうの特徴。現在は、写真の抹茶のほかに小豆や白砂糖、黒糖など数種類のラインナップがありますよ。
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ころんと丸い形がかわいらしい「錦甘露(きんかんろ)」もお土産におすすめ。小田原の季節の露をイメージしていて、柚子や梅など6種類が入っています。おいしい日本茶と一緒にいただきましょう。
小田原 / 和菓子
- 住所
- 小田原市本町1-13-17
- 営業時間
- [月~土]
10:00~1730(4月~10月)
10:00~17:00(11月~3月)
[日]
10:00~1700
- 定休日
- 水曜、第3木曜、大晦日 、元旦
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
梅干し専門店「ちん里う本店 (ちんりう ほんてん)」
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小田原は、江戸時代から梅の栽培が盛んになり、行き交う旅人に梅干しが重宝されました。「ちん里う本店 (ちんりう ほんてん)」は明治4年(1871年)創業の老舗梅干し店。小田原の梅干しは、年代を問わずお土産に喜ばれますよ。
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契約農家で栽培された梅のうち、熟した果実だけを選び丁寧に摘み取って塩漬けにするのがこだわり。昔ながらのしょっぱい梅干しから、お茶請けにも人気のはちみつ梅や、しそを巻いたものなど種類がたくさんあるので、食べ比べるのも楽しそう。
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完熟梅を砂糖とはちみつに漬けた、お店の名物「梅納糖」を混ぜ込んだ「梅ブラウニー」は、洋菓子好きな方へのお土産にぴったり。甘酸っぱい梅納糖と、ほろ苦いチョコレート、カリカリのクルミのハーモニーは、ここでしか味わえないと評判です。
小田原 / その他
- 住所
- 小田原市栄町1-2-1
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- 第2水曜日(祝日の場合は翌水曜日)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
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小田原で和菓子屋さんといえばここ、言われるほど有名な「どらやき屋・菜の花」。地下115mから湧き出た水を使うあんこは、さしい甘さのなかに繊細な味わいが感じられると評判です。
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1番人気の「小田原うさぎ」は、お店オリジナルのどら焼き。しっとり生地に自家製のあんことバターがサンドされていますよ。洋菓子好きな方も、和菓子好きな方も虜なるおいしさ。
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おうちで食べるときは、ほんの少し電子レンジで温めるのがおすすめ。生地にバターがじゅわっと溶けて、さらにおいしくなりますよ。
小田原 / どら焼き
- 住所
- 小田原市本町2-7-5
- 営業時間
- [月~金]
10:00~18:00
[土・日・祝]
10:00~18:00
- 定休日
- 毎週水曜日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
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小田原は都心からの日帰り旅にちょうど良い場所で、見どころもたくさん。お城や寺社めぐりで歴史に触れたり、地産地消のグルメを味わったりと、いろいろな楽しみ方ができるのが魅力ですね。海と山の自然を感じつつお買い物もできるので、女子旅にぴったり。
まだ行ったことがないという方は、ぜひ小田原に足を運んでみてはいかがでしょうか?
戦国時代に北条氏の本拠地とされていた「小田原城」。上杉謙信や武田信玄といった名だたる武将も陥落させることができなかった‟難攻不落”のお城として知られています。関東大震災によって江戸時代の姿が失われてしまいましたが、何度かの修復を経て、平成21年(2009年)に現在の姿に生まれ変わりました。