アンティーク家具が並ぶ店内は、白と茶色を基調としたシックで味わいのある雰囲気。家具はオーナーご夫妻がひとつひとつ集めたそうで、センスと温もりが感じられます。

季節の素材を使ったグラスデザートは、味はもちろん美しい盛り付けに目を奪われます。たとえば、秋は栗の渋皮煮や和栗のペースト、かぼちゃのアイスなどが少しずつ入っていて、ひと口ごとに変わるおいしさを堪能できますよ。

現在、イートインのデザートメニューは日替わりで、グラスデザートはお休みしている日があるので、お店で確認してくださいね。

スイーツは日替わりで、ある日の冷菓は「りんごとクリームチーズのパフェ」。読書をしながらのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか？

なお、現在は席数を減らしているため、できるだけひとりで訪れるのがおすすめです。

木を多く使ったインテリアが気持ち良い空間。店内に広がる紅茶の香りでリラックスできそう。

珍しい紅茶やオリジナルフレーバーが楽しめるのは、専門店ならでは。香り高いフレーバーティーやまろやかなチャイなど、その日の気分や天候に合わせて選んでみては？飲み比べができるティーフリーもおすすめですよ。

駅から歩いて3～4分の場所にある「ロージナ茶房」は、1954年創業の老舗喫茶店です。趣のある使い込まれた扉が印象的で、作家や俳優さんなどが訪れることでも知られています。

創業当時は1階建ての木造でしたが、翌年に地下と2階を増築した独特の建物。隠れ家のような雰囲気が居心地が良く、つい長居したくなります。

学生の街らしい、ボリューム感が魅力の「ザイカレー」。海外旅行のなかで出合った味を店主の好みでアレンジしているそう。酸味と辛みがしっかり感じられて、辛いもの好きな方も満足できる味です。

パスタもボリューム満点。昔懐かしい喫茶店でおなかいっぱいいただけば、学生時代にタイムスリップしたような気分になれそうですね。

レシピはお母さま直伝。スコーンやカップケーキが常時20～30種類ほど並んでいます。季節限定や売り切れてしまう商品も多いので、早めに訪れるのがおすすめ。どれも食べたくなるほど魅力的です。

マンションの1階にある「甘味ゆい」は、シックでスタイリッシュな外観が目印です。オーナーはもともと、夏はかき氷、冬は屋台でたい焼きを販売していましたが、お子さんの誕生をきっかけにこちらのお店を通年営業することに。

カウンターとテーブル席のこじんまりとした店内。竹かごやストーブなど、レトロなアイテムがセンス良く置かれています。

立川市の氷店から取り寄せている氷は、粉雪のような繊細な口どけです。シロップは自家製にこだわり、夏は桃やマスクメロンなどがメイン。ほかにも、抹茶や小豆、キャラメルといった定番をはじめ、写真の「カルダモン」などの個性派も。

最後までおいしく食べられるようにと、3回に分けてかけられているシロップとふわりと溶ける氷のマリアージュを楽しみましょう。