ゆっくり食べたい朝は「ムニュ ナチュール」がおすすめ。スモークサーモンやサラダなどが彩りよく盛り付けられていますが、中でもおすすめなのは温かいパンにフィリングをたっぷり挟んだホットサンド。サクサクのクロワッサンも絶品です。休日はもちろん、出張前にここでモーニングというのも良いですね。

「アトリウム」は、駅舎の屋根裏空間にあるゲストラウンジです。最大9ｍ、広さ400平方メートルを超える店内は、天窓から太陽の光が差し込み開放感たっぷり。朝食は宿泊者のみという特別感も良いですね。

朝食はブッフェ形式で、“本当に美味しい朝食を届けたい”という想いから、シェフ自ら全ての素材を厳選しているそう。和食や洋食、フルーツやスイーツなど、お料理は全部で110種類以上もあるんですよ。

こちらで朝ごはんをいただくなら「モンテクリストサンド」がおすすめ。フレンチトーストにチーズとベーコンを挟んで焼いたお料理ですが、こちらではホテル自家製のパンに卵液をたっぷりと浸し、ぷるぷるに仕上げています。パンの甘さとチーズのコク、ベーコンの香ばしさが絶妙で、幸せ気分になれること間違いなしです。

本館5階にある「熊魚菴 たん熊北店」は、京都に本店を構える老舗。クラシックホテルでいただく京料理も粋ですよね。先付や焚き合わせなど、京都の伝統の技が光る繊細な和朝食。ごはんは、餡のかかったお粥どちらかを選ぶことができますよ。

明治時代はロビーとして使われていた場所を、1936年（昭和11年）の改装時にメインダイニングルームにリニューアルしました。木々の緑がやさしく包み込む中ゆったりとお食事を楽しめます。

シェフが焼いてくれる卵料理も絶品です。絶妙な焼き加減と、見るからにやわらかさが伝わってくるプレーンオムレツは、まさにプロの技。熟練のシェフだけが作ることを許されたというこだわりの味は、贅沢な朝食にぴったり。

レトロ感のあるゴージャスな雰囲気のメインダイニングルーム。クラシックホテルと聞くと敷居が高いイメージがありますが、温かみがあり肩肘張らずに過ごせるのが魅力です。

テラス席からは、竹島や三河湾を望めます。お天気が良い日は、ぜひこちらで朝食をいただきたいですね。

朝食は宿泊者限定。洋朝食はサラダやヨーグルト、卵料理などがいただけます。白いプレートにブルーで描かれたホテルと竹島が美しく、お料理を引き立ててくれます。

よく磨かれたシルバーのトレーが懐かしい雰囲気。温かいパンにバターやジャムをつけていただけば、至福の朝食タイムが過ごせそう。

和朝食は、前日の20時までの完全予約制です。地元の食材を使った小鉢などがおいしいと評判。同じグループでも、ひとりずつ和洋を選べる細やかさにも、昭和初期から受け継がれているホスピタリティが感じられます。