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東急東横線/東急大井町線・自由が丘駅前。街歩きのスタートはここから。
地元の人びとの〈お気に入り店〉にも足を運びませんか
東京・城南エリアに位置し、住みたいまちとしても人気が高い自由が丘。
ブランド系や今を時めく有名スイーツ店が多くのひとを集める一方、まちに奥行きを与えるのが
〈昭和年間〉に誕生したお店たちです。都心に勤務(通学)し、最先端のモノやコトに触れている
地元民がほっとひと息ついたり、幼なじみとお茶や食事を愉しむのはそんな店。いぶし銀の存在感を
放つ7軒をピックアップしました。
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【九品仏緑道】沿い。1980年代から歴史を紡ぐ〈3店〉
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駅の南側に位置する九品仏(くほんぶつ)緑道。1974年、世田谷区の古刹「九品仏(くほんぶつ)浄真寺」の裏手から目黒区にかけて流れる九品仏川(くほんぶつがわ)に蓋掛けして作られました。
車の往来が激しい中心部に対して、そぞろ歩きやひと休みできる貴重な空間となっています。
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直火によって自家焙煎したコーヒー豆を使い、ドリップで提供してくれる店。スイーツや食事メニューもあります。
1980年のオープン当時はログハウス風なインテリアが話題になりましたが、ビルの建て替えを経てテラス席以外はモダンにさま変わり。
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シート高が低めでくつろげる木製家具は現在も大切に使われています。
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チーズがふんだんに使われたベイクドチーズケーキはお店の“顔”。民芸風なカップがいい味わい。※自家焙煎コーヒー豆が購入できます。
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気候が良い時期は、外のテーブルで頂いても。コーヒーやスイーツ以外の人気者は『自家製ビーフカレー』。オープン当初から続くメニューです。
カレールーはさらりとしたタイプで適度な辛さ。
具は牛肉、じゃが芋、人参。
牛肉は柔らかく煮込まれていました。
ライスは固めに炊いてあり、ゆで玉子1切れのトッピング。
自由が丘 / カフェ
- 住所
- 世田谷区奥沢5-26-12 XAREA自由が丘 1F
- 営業時間
- 【営業時間】
10:30~22:00
【ランチタイム】
11:00〜15:00
【バータイム】
18:00~22:00
※バータイム時もコーヒーメニューの提供も可
- 定休日
- なし
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /~¥999
データ提供:
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こちらも自家焙煎コーヒー店。店の印は、入口の金属製サインだけですが…。
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ガラス窓越しの焙煎機でそれと分かる♪深煎りの豆をネルドリップで淹れてくれる喫茶店です。
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“THE 昭和”なたたずまいは、最近のカフェに慣れた方には新鮮に映るかも。BGMはジャズ~ロック系。
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画像は『シフォンケーキ』。コーヒーは『オリジナルブレンド』をはじめ『マンデリン』『ブラジル・サントス』『ボリビア』など。
しっとりしゅわしゅわのスポンジ生地。
生クリームも甘すぎず、とろんととろける口当たりのもので私好み。
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垣間見える、マスターのコダワリ。店のリズムに合わせてゆったりくつろぎたい。
自由が丘 / コーヒー専門店
- 住所
- 目黒区自由が丘1-8-5 中島ビル 1F
- 営業時間
- 現在の店舗の営業時間は
11:30〜20:00です。
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
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九品仏川(くほんぶつがわ)緑道と自由通りが交差する角地に、1980年にオープン。昭和なたたずまいを守るパンケーキの店です。
もちもち【パンケーキ】の老舗。40年来通うお客さんも。
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パンケーキのメニューは季節限定を含めると50種類あまり!
画像はキャラメリゼしたナッツとピスタチオのアイスクリームがトッピングされた『チョコピスタチオ』。チョコレートクリームがサンドされた2枚のパンケーキには、苺とチョコレートのソースがかけられ、ピスタチオがぱらぱらと散らされて♪
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しっとり&もちもちの質感、画像からもよくわかりますね。
こちらは目玉焼きとコールスロー、飲み物が付いた『モーニングセット』。
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『べーコンエッグ』。食事系のメニューを頼んでも、メープルシロップと蜂蜜を添えてくれるのがうれしい♪メープルシロップは100%カナダ産を使っているそう。
飽きたらメープルシロップかハチミツをかけて甘くして食べる事もできます。
甘いのもしょっぱいのも食べたいのが女子なので(笑)、とても嬉しいです(笑)
自由が丘 / パンケーキ
- 住所
- 目黒区自由が丘1-7-3 自由が丘第一マンション 1F
- 営業時間
- [月~金]
9:30~17:00
[土・日・祝]
9:30~18:00
- 定休日
- 12月31日~1月2日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
漆喰壁に曲げ木の椅子。元祖“ヨーロッパ田舎家風“カフェ
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店名はフランス語で“角の看板”の意。1975年の開業当初、静かなブームとなった原宿店に次いで、1985年にオープンしました。
東急大井町線の線路沿いにありますが、外とは一線を画したお店の雰囲気が心を落ち着かせてくれます。23時までオープン。“夜カフェ”可能。
今日はどこにしようかな。カウンター/少人数/グループ席。変化に富む客席構成。
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原宿店と同じく、建築デザイナー・松樹新平さんによる“ヨーロッパの田舎家風”な内装。
大テーブルには、14本の大輪のバラが活けられて。バラ専門店「ローズギャラリー」から取り寄せているそう。
大きなテーブルは、いつも生花の薔薇が活けてあり美しい。薔薇の本数は、
いついかなるときにも14本と決まっているそうです。
相席になる場合があるのを気にしないなら良いお席。
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コーヒー豆専門店「コクテール堂」から取り寄せた深煎りのオールドビーンズをネルドリップで淹れた『ブレンド』。カップ&ソーサーはリチャードジノリをはじめとしたヨーロッパの名窯が使われています。
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アイスコーヒーにクリームを浮かべた『琥珀の女王』も人気の一杯。
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『自家製チーズケーキ』はフワッとしたくちどけのスフレ系。ここ自由が丘店で焼き、原宿本店、広尾店へ配達しているそう。
お店のウェブサイトはありません。下記をご参考に。※2019年11月現在【喫煙可】。
自由が丘 / 喫茶店
- 住所
- 目黒区自由が丘1-13-6 鳥井ビル 1F
- 営業時間
- 10:00~21:00
- 定休日
- 無休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /~¥999
データ提供:
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学園通りと自由通りの中間に、1977年オープン。初めてのイタリアンは家族で出かけたこの店、という地元民多し*
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温かみのある照明と木質系のインテリアは、気取らず飾らず…の雰囲気。
パスタやピッツァはもちろん、コース料理や『飲み放題プラン』、ワインも揃って。
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『アンチョビのピザ』。カットしやすいスクエア型で提供してくれます。ランチに付いてくるコーヒーはお代わり自由。
四角いピザ。これはピッツアというよりもジャパニーズピザ。
アンチョビの塩気は強気がアテには良いです。
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お天気のよい日の女子会ランチ、テラスで乾杯‼もいいね♪
今も昔も雰囲気は変わらず。
自由が丘で生活する人・寄った人に気軽で居心地良い空間を提供し続けています。
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宵闇に輝くネオン管の店名サイン。“80年代風”と懐かしがる人あり、“新鮮”と面白がる人あり…。
お店のウェブサイトはありません。下記をご参考に。※ペットOK。
自由が丘 / カフェ
- 住所
- 目黒区自由が丘2-9-23
- 営業時間
- 11:00~22:30
お食事は11:30から
L.O. 22:00
当日ご予約のお客様は直接お店にご連絡くださいますようお願い致します。
- 定休日
- 無休
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
企業美術館の喫茶室=知る人ぞ知る“アールヌーボー空間”
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駅前にある時計・宝飾店「一誠堂」から数分歩いたビルの地下1階に。同店が運営する「一誠堂美術館」に隣接する喫茶室です。
美術館への入館は有料ですが、喫茶だけの利用もOKです。
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クラシカルなインテリア。ミュシャのリトグラフ20点あまりに囲まれて。ミュシャ・ファンにもおすすめ♪
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喫茶室のもうひとつの主役は、エミール・ガレやドーム兄弟をはじめとしたアールヌーボーのガラス器たちの展示。目の保養としても十分楽しめます。
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コーヒーはポットで運ばれてきます。カップ&ソーサーは、リチャードジノリ。カトラリーは銀製。
“ワイワイガヤガヤ”がない点がお気に入りという方も。
なによりもすばらしいご馳走は、この静けさ。
今日は、うるさいおしゃべりが、世間話が、全く聞こえない!!
これ以上の贅沢はない、という珠玉の時間でした。
自由が丘 / 喫茶店
- 住所
- 目黒区自由が丘1丁目25-9 セザーム自由が丘 B1F
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
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スイーツの新名店が集中する近年の自由が丘で、最古の歴史を誇る老舗洋菓子店です。
1933(昭和8)年、碑文谷(ひもんや。現・学芸大学駅付近)で開業。大戦終戦後の1945(昭和20)年に自由が丘に移ってきました。店名の由来は、創業者の迫田千万億(さこたちまお)氏がスイス旅行の折、アルプスのモンブランに魅了されたことから。早速、スイスの関係各所の許可をとり、登録商標にしたそう。
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店名だけでなく、わが国初の『モンブラン』を作り、販売したことでも知られています。製法は現在も当時のまま。
お店の説明から。
↓↓↓
土台のカステラの中をくりぬいて、そこに
バニラクリームと甘露煮にした栗が
丸ごと1個入っています。
その上にバタークリームがあって。
生クリームがきて。おだまきで絞った栗の
クリームに白いメレンゲがのって・・・
こうしてモンブランの形ができたんです。
ぱっと見た感じ、栗のクリームの下から
白いバタークリームが見えているのが、
こぎれいなように見えないかもしれませんが、
この加減が、うちのモンブランなんですよ。
東郷青児(とうごうせいじ)氏描く女性画に包まれる店内。
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ショップの奥に広がるティールーム。〈昭和〉へのタイムスリップ感いっぱい。
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迫田千万億氏と東郷青児氏はともに鹿児島県屋久島の出身。親しい友人同士だったそうですが、お店だけでなく、包装紙やボックスまでイメージが統一されています。今でいうブランディングの元祖だったのですね。
自由が丘 / ケーキ
- 住所
- 目黒区自由が丘1-29-3
- 営業時間
- 11:00~19:00
- 定休日
- 不定休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
トレンドの店、歴史ある店。自由が丘の多面性を愉しんで
“ホームタウン・自由が丘”の、幼い頃から親しんだお店たち。歴史あるお店ならではの、時代のセンスを取り込みながらも一貫した〈味〉や〈雰囲気)が、折に触れて無性に恋しくなる。代々の地元民に支持されてきたお店ばかりピックアップしました。初めて足を運ぶ方にはちょっと入りにくい?いえいえ、どこも気取らず、自由が丘(とそこに暮らす人びと)の素顔が感じられるお店ばかり。気軽にドアを押してみて☆
※お出かけ前に、ウェブサイトやSNSにて、お店の最新情報をご確認ください。
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1950年、自由が丘駅の前広場を見渡す角地に創業以来、70年近くまちの移り変わりを見つめてきた和菓子店「蜂の家」(はちのや)。画像はお店を代表する『繭最中』(まゆもなか)。5色のひとくち最中に、しっとり重めの小倉、胡麻、白つぶし、柚子、黒糖の5種の餡が、それぞれ繭玉のカタチでおさめられています。濃厚な甘み。お煎茶を淹れて召し上がれ。
自由が丘 / 和菓子
- 住所
- 目黒区自由が丘2-10-6
- 営業時間
- 9:30~20:00
- 定休日
- 年中無休
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
データ提供:
大人の街「自由が丘」は、おしゃれな雑貨屋さんやアパレルショップが立ち並ぶ女性に人気のスポットです。ショッピングの合間にランチをするなら、ステキなお店を選びたいもの。そこで今回は、おしゃれカフェをはじめ、和食・洋食・イタリアン・フレンチ・エスニックなど、ジャンル別に人気のお店をご紹介します。
ナチュラルテイストのアイテムを扱う雑貨店も多く、大人の女性に人気の街、自由が丘。ゆったりとした気持ちでのんびりと散策を楽しむのに最適なエリアです。こぢんまりとしたお店が集まり、何度訪れても楽しめる街ですよね。たっぷり歩き回ってちょっぴり疲れを感じたら、ほっとひと息つける素敵なカフェで足を休めてみるのはいかがでしょう?自由が丘に行ったら立ち寄りたいお洒落なカフェをご紹介していきます。
東急東横線/東急大井町線・自由が丘駅前。街歩きのスタートはここから。