12月に突入し、イルミネーションやツリーなど、街はすっかりクリスマス色に染まってきました。ぜひ休日は、この時期ならではの、クリスマス気分を満喫できる場所に、お出かけしてはいかがでしょう。

ぜひ、秋冬のおでかけリストに加えてほしいのが、「水族館」。魚たちが泳ぐ水槽風景は見た目だけでも涼をとれて、なんとなく夏に行くイメージがあるかもしれません。ですが、実は、クリスマス限定のイルミネーションやショーなどがあり、冬も楽しい企画が充実しているんですよ。

クリスマスイベントをはじめ、オリジナルのショーや、ミニパフォーマンス、フィーディングタイムなど・・。今回は、エンタメ性あふれる演出で魅了する、おすすめの水族館を5施設ご紹介します。アクセスしやすいように、関東近郊で選びましたので、ぜひ、お出かけの参考にしてみてくださいね。

「マクセル アクアパーク品川」は、品川駅から徒歩約2分という好立地にあり、品川プリンスホテルに併設されています。ちなみに、映画館、ボウリング場も併設されていて、1日中遊んで過ごすこともできますよ。

2015年夏にリニューアルされ、タッチパネルやプロジェクションマッピングなど、最先端のテクノロジーが導入されました。音・光・映像と海の動物たちの、総合芸術を楽しめるんです！

なかでも目玉となっているのが、ハイレベルなイルカショー！

計算されたライティングと音楽がイルカたちの動きと融合し、幻想的な世界観を楽しめます。もちろんパフォーマンスも高難易度。これまでのイルカショーのイメージを覆すほどの美しさです。

12月25日（火）までの限定で、館内全体をクリスマス仕様の“没入型”イルミネーションで包みこむ、「STAR AQUARIUM -Bright Christmas-（スターアクアリウム‐ブライトクリスマス‐）Directed BY NAKED」を開催中。「星」をモチーフとしたプロジェクションマッピングやアートワークを、館内のいたるところで楽しめますよ。

こちらの水槽の展示スペースでは、星の瞬きの映像とともに、ゴールドやシルバーの魚たちが優雅に泳ぐ様子を楽しめます。

ミズクラゲなど色んなクラゲがゆらゆら漂う、癒しの大空間「ジェリーフィッシュランブル」も本イベントと連動し、星空の海を泳いでいるかのような雰囲気。

さきほどご紹介したイルカショーも、夜のパフォーマンスでは、星空の演出が加わります♪

ぜひ併設のカフェバーに立ち寄りませんか。机が水槽になっていたり、ブラックライトに照らされた発光サンゴが光を放っていたり・・。幻想的な世界で、軽く飲食を楽しめるようになっています。今は、このような星空をイメージしたオリジナルカクテルも提供中です。

横浜市金沢区八景島にある「横浜・八景島シーパラダイス」。水族館にアトラクション、レストラン、ショッピングモール、ホテルなどを含む、複合型レジャー施設となっています。

横浜・八景島シーパラダイスは、東日本で唯一となる世界最大の魚「ジンベエザメ」や、シロイルカの飼育展示で有名。

施設の構成も特徴的で、『アクアミュージアム』『ドルフィン ファンタジー』『うみファーム』『ふれあいラグーン』という4つの水族館をめぐって、楽しめるようになっています。とても1日では回りきれないほどの広さと展示ですね。

なかでも圧巻なのは『アクアミュージアム』で、700種類、12万点の生きものたちが生活する環境づくりが整えられているんです。こちらでは数万尾のイワシたちの群れも楽しめますよ。

また、『アクアミュージアム』にある「フォレストリウム」では、水辺と森にくらす生きものたちを間近で体感することができます。

また、『ふれあいラグーン』では予約制で、イルカやクジラと泳いだりできるふれあいプログラムもありますよ。

2019年2月28日（木）まで、冬期ナイトイベントとして「Mystical Island 2018」を開催しています。島内のいたるところにイルミネーションが点灯し、『アクアミュージアム』のシンボルでもある三角屋根にも、このようなプロジェクション映像の投射が。

この『アクアミュージアム』前には高さ8ｍを超える、巨大な八角形のツリーも登場しますよ。きらびやかな光の帯が連なるシャンデリアと相まって、雰囲気を盛り上げてくれます。

そして、本イベント一番の見どころは、海の動物たちのショー（ナイトver.）「LIGHTIA（ライティア）」。プロジェクションマッピングだけでなく、レーザー、ムービングライトを駆使した“光のイリュージョン”と、イルカ・トレーナーの動きがシンクロ。イルカと人との絆を描く、約20分間の美しいパフォーマンスを楽しめます。

※「LIGHTIA」は、2/28以降も開催。

館内は 8つのゾーンに分かれており、生きものたちの展示がとても見やすく構成されています。特徴的なのが、水槽内の水が、すべて人工海水になっていること。これは関東では初めての快挙なんだそう。

そんなすみだ水族館で、特に人気なのが、こちらのチンアナゴ水槽。砂の中からひょっこり身体を出して、水中でゆらゆらと揺れている様子には、とっても心が和みますよ。

こちらもはずせない、すみだ水族館のふわふわ系アイドル。ミズクラゲです。幻想的ですね。

ほかにも、よちよち系アイドル？な、マゼランペンギンがいますよ♪

21時まで営業しているすみだ水族館。夜18時を過ぎると、館内の照明がゆっくりと暗くなり、青い照明へとスイッチ。夜の時間を彩る「ブルーナイトアクアリウム」の始まりです。

国内最大級のプール型水槽で泳ぐマゼラペンギンたちが、なんだか夜の海を泳いでるように見えますね＊

今年のすみだ水族館は11月22日（木）から12月25日（火）まで「ペンギンと過ごすクリスマス」を開催しています。

ペンギンプールの底面に1日2回プロジェクションマッピングを投影し、映像と音楽で盛り上げます。

なんともかわいい！館内にあるペンギンカフェでは、このような、ちんあなごチュロスをいただけます。

たくさんのチンアナゴを観賞したあとは、ペンギンカフェで休憩しながら可愛いチュロスで、会話に花を咲かせては♪

クラゲに力を入れていることでも有名で、球型水槽の中でただようクラゲを鑑賞できる、癒しの空間も。

新江ノ島水族館のおすすめは、水深6.5メートルある相模湾大水槽と、有人潜水調査船・しんかい2000を常設展示する「深海コーナー」です。

相模湾大水槽（画像）では、波を造る装置や偽岩を使って、相模湾の自然環境をを忠実に再現。約8,000匹のマイワシの大群も間近で見ることができますよ。分かりやすく解説してくれる、飼育員さんのトークライブも行われています。

館内にはいろいろなツリーが飾られていますが、その中でも必見なのが、こちらのクラゲのツリーです。59個のワイングラスが6段、ツリーのような形に積み上げられているのですが、なんと、その1つ1つにミズクラゲが入っているんです。

下からのライティング効果もあいまって、ミズクラゲがキラキラとした美しさを放ちます。きっと見とれてしまいますよ。

池袋サンシャインシティ内のワールドインポートマートの屋上にあるのが「サンシャイン水族館」。都心の真ん中、地上40ｍにある水族館です。

東池袋駅からサンシャインシティ方向の地下通路を通いて、3分ほどで到着。雨の日でも地下通路を利用すれば、濡れずに到着できるのがうれしいですよね。

こちらも屋外エリアの「マリンガーデン 天空の旅」にある、「天空のペンギン」。その名の通り、ペンギンたちを、下から覗いてみると・・・ペンギンが空を飛んでいるようにも見えます！なんだかファンタジックで、なんだか童心に返りますね♪

12月25日（火）までは、館内がクリスマス仕様に模様替えする『サンシャイン水族館のChristmas Party！』を楽しめますよ。生きものたちと海の泡をイメージしたクリスマスツリーのほか、もちろん、イルミネーションも。16：30以降に点灯され、幻想的な雰囲気に包まれます。

せっかくなので、クリスマス限定のスイーツをご紹介。サンシャイン水族館では、『サンシャイン水族館のChristmas Party！』と同じく12月25日まで、人気のペンギンキャラクター｢ピングー｣とのコラボレーションイベントを実施中。それに伴い、こんなに可愛い「ピングーケーキ」（画像左）をいただけますよ。チョコレートムースベースで、中にオレンジムースがたっぷり。