出典:www.flickr.com(@Evo Flash) 水面と海や山との境界が溶け合って、自然の風景と一体化して感じられるインフィニティプール(温泉)。
シンガポール「マリーナベイサンズ」のプールは世界的に有名ですが、なんともいえない浮遊感や解放感が
日常を忘れさせてくれるのが一番の魅力。
近年、わが国でも、海や山に面したホテルなどでインフィニティプールや露天風呂の新設が相次いでいます。
今回は、神奈川・静岡・山梨の三県にある6つの施設をピックアップしてご紹介。
いずれも都心から150キロ圏内の立地ですから、思い立ったらひとっぱしり、お出かけしませんか?
大磯プリンスホテル【THERMAL SPA S.WAVE】|大磯町
晴れていれば、江ノ島~伊豆半島~富士山を一望するプール。※スパフロアは、中学生未満は利用不可。大人が楽しむ空間として作られています。
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日の出から日の入りまで、空と海が織りなすスペクタルが展開されます。
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「大磯プリンスホテル」へは、JR東海道本線・大磯駅からタクシー(or送迎バス)で10分ほど。
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ホテルに隣接する「THERMAL SPA S.WAVE/サーマル スパ エス ウェーブ」(黒い庇のある建物)は、2017年にオープンホヤホヤ。1.2階にエントランスとレストランがあり、3階が温泉フロア、4階がインフィニティプールのあるスパフロアとなっています。
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ホテルの前面に広がるプール群は、1957年に開業し、日本のプールリゾートの先駆けとなった「大磯ロングビーチ」。ウォータースライダーや波の出るプール、子ども用プールも揃っていますよ。
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ホテルの前身は、1964年「東京五輪」開催時のヨット選手の選手村。こちらも2017年にリノベーションしたばかり。
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絶景日帰り温泉 龍宮殿(りゅうぐうでん)本館 |箱根町
インフィニティ温泉と由緒ある建築が愉しめる日帰り温泉施設。芦ノ湖の上空に浮かんでいるかのような錯覚を覚えるお風呂から、お天気が良ければ、富士山も見渡せます。
源泉は「蛸川(たこがわ)温泉」。泉質は神経痛、筋肉痛、関節痛などに効果があるといわれるカルシウムやナトリウム、硫酸塩泉、塩化物泉。
「龍宮殿本館」まで、東京から、車/公共交通で2時間ほど。国登録有形文化財の建物も趣深い♪
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前身は、1938年、静岡県・浜名湖畔に開業し、皇族をはじめとしたセレブに愛された「浜名湖ホテル」。
箱根駒ケ岳西麓の芦ノ湖畔に移築されて以降、数度のリノベーションを経て、2017年に日帰り温泉「龍宮殿本館」としてリニューアルオープンしました。温泉施設のほか、食事どころや休憩室が併設されています。
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宇治の平等院を模して設計された「浜名湖ホテル」。
現在、内部を見学することはできませんが、1階から2階への階段と吹き抜けに往時の優雅さをしのぶことができます。
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箱根の山並みにしっくりなじんで、もともとこの地にあったようなたたずまい。
江の島大橋(弁天橋)を渡り終えて数10秒で到着。「江の島アイランドスパ」は、レストランやカフェを併設する、日帰り温泉/プール/スパ施設。インフィニティプールを楽しんだ後は、屋内の温泉に浸かってのんびりするのもいいですね♪
どちらもインフィニティな「露天風呂」と「プール」。
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1階「洞窟スパエリア」にある露天風呂。動画でご覧のとおり、こちらも外に出るとインフィニティな眺めが広がります。
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アールが優雅なインフィニティプールは2階「屋外スパエリア」に。
25メートルの長さがあり、空いている時は泳げそうです♪
一番深いところで水深は1.2M。湯加減は35~36℃くらいでしょうか。
相模湾の眺望と、海と一体化したインフィニティ感も抜群。
これ以上言うことありません。完璧です。
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※営業は3月から11月まで。冬季はクローズします。
リラックスルームから東京方面を望む。この距離感が◎
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宿泊は、母屋から独立した木造の離れ。一棟ごとに温泉が引かれた露天風呂つき。
厳密にはインフィニティなつくりではありませんが、滞在中は、思いのままに海の眺望と温泉を堪能できます。泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)。オプションで“湯あみ酒”や“シャンパン&フルーツ”のサービスあり。
メインは何と言っても露天風呂です。目の前いっぱいに広がる海、海の向こうには伊豆大島が
見えました。
波の音が聞こえるほどではありませんが、絶景です。東向きのため、海と日の出を見ながら
温泉に浸かるという何とも至福の時を過ごせました。
お天気が良ければ、朝焼けや夕焼けはもちろん、月光が海を照らす“ムーンロード”も見ることができます。
天気がイマイチで大島が見えなくても…
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翌朝6時頃起きると曇の切れ間から日の光が差し込み
天使の梯子が海を照らす。相方を叩き起こしその時間を楽しむ。
晴れ間は2時間程度でしたがこの幻想的な時間を過ごせた事で
完全にプライスレスだったと言える。
「月のうさぎ」まで、伊豆急・川奈駅からタクシーで10分。
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竹林に囲まれ、母屋を中心に離れ(宿泊棟)が点在しています。
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日帰り利用のプランはありませんが、基本的なメニューが静岡の4大食材“伊勢海老・アワビ・金目鯛・静岡産ふじやま和牛”を駆使したものと聞くと、泊まってみたくなりますね♪
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晴天時には伊豆大島を一望する露天風呂「檜」。内湯・露天風呂は2本の自家源泉から引くかけ流しです。
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水平線までバッチリ海が見渡せます。しばし満喫。男女が翌日入れ替わり制だけど
どちらもよかったなぁ。
夜はムーンライト、朝は朝日と、お風呂につかりながら見る解放感はかなりのものです。
宿まで、伊豆急・伊豆熱川駅から送迎バスで10分。日帰り利用も受け入れています。
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「吉祥CAREN/カレン」は、同じエリア内の「つるや吉祥亭」の別館として2013年にリニューアルオープンしました。
日帰り利用では、ランチとセットになった『日帰りランチ&温泉プラン』があります。
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ロビーに設置されたライブラリー。宿泊者への本の貸し出しあり。
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伊豆北川といえば、魚種が豊富な定置網漁も有名です。
できれば宿泊して、地の新鮮なお刺身を頂きたい♪
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公営の露天風呂「黒根岩風呂(くろねいわぶろ)」への送迎あり。探検してみては☆
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“波打ち際の露天風呂”として首都圏にもファンの多い露天風呂です。インフィニティとは異なる野趣を楽しんで♪混浴ですが、“女性専用タイム”(19時〜21時)があります。※宿泊者は入浴料が無料。荒天時には入浴できません。
口コミが評判を呼び、“絶景露天風呂”の異名をほしいままにする「ほったらかし温泉」。
富士山と甲府盆地の眺望がお客さんを魅了していますが、秘境というロケーションではなく、JR山梨市駅からタクシー(2500円ほど)を使えば電車派にもアクセスしやすい温泉です。
泉質は、子どもや高齢者にも刺激が少なく、疲労回復やストレス解消、お肌スベスベ効果もあるとされるアルカリ性単純温泉。
JR中央本線・山梨市駅(新宿駅から特急あずさで1時間半)からタクシーで10分ほど。
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露天風呂『あっちの湯』『こっちの湯』、内湯、洗い場に加えて、展望テラスや茶屋、休憩スペース、売店と揃っています。
富士山の“ご来光”を見たい人びとのために、日の出の1時間前にはオープン。
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標高700m弱。富士が見えなくても、幻想的な霧の中の温泉も風情のうち♪
どちらも内湯の他、露天風呂は2段。上段は木のお風呂、下段は岩風呂です。広い方の「あっちの湯」の岩風呂は二つに分かれていて、片方は浅く作られているので座ったり半分寝転ぶように入浴できるのもポイント!
訪れるひとのほとんどが口にする名物『温玉揚げ』は、半熟卵を揚げたもの。
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お蕎麦やうどんにトッピングして楽しむひと多し♪
売店では地の果物を使ったジュースや野菜なども販売しています。
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お天気次第ですが、この後、数時間もすると、“ご来光&入浴”希望者が続々と訪れます。
携帯はiPhoneも普通の携帯も圏外でしたが、そんなことどーでもいいさ、と思える大自然です。
都心から車で約2時間ほどで行くことが出来る、山梨県のとっておきの絶景スポット「ほったらかし温泉」。この「ほったらかし温泉」は、山の頂上にあり、その場にほったらかされてるような雰囲気を醸し出しているとっても不思議なスポットなんです。一度そこにたどり着けばもう虜。絶景とお湯の優しさ、そして美味しい食事と、五感を満たしてくれるんです。今回は、日常のストレスから解き放ってくれる魅惑の新名所「ほったらかし温泉」をご紹介したいと思います!
各地のインフィニティプール、行ってみたいけれどなかなかお休みが…なんて諦めないで。
東京から150km圏内のプール/露天風呂にも、リニューアルによってインフィニティに生まれ変わった施設が増えているんですよ♪なにより、自分の入っているプールや露天風呂が海や山の絶景と無限大(infinity)に溶け合う一体感がたまりません。今回ご紹介した施設のご紹介のほとんどが日帰りOK。時間ができたら、ぜひ、この解放感と非日常性に身を委ねてみて☆
水面と海や山との境界が溶け合って、自然の風景と一体化して感じられるインフィニティプール(温泉)。
シンガポール「マリーナベイサンズ」のプールは世界的に有名ですが、なんともいえない浮遊感や解放感が
日常を忘れさせてくれるのが一番の魅力。
近年、わが国でも、海や山に面したホテルなどでインフィニティプールや露天風呂の新設が相次いでいます。
今回は、神奈川・静岡・山梨の三県にある6つの施設をピックアップしてご紹介。
いずれも都心から150キロ圏内の立地ですから、思い立ったらひとっぱしり、お出かけしませんか?