梅雨の「清澄白河」をしっとり歩こう
清澄白河の自然や歴史に触れる
紫陽花を見に「清澄庭園」へ
100年の歴史を学びに「深川図書館」へ
江戸時代を感じる「深川江戸資料館」へ
季節の雑貨を探しに
「Coci la elle(コシラエル)」でステキな傘を探す

半蔵門線の清澄白河駅から歩いて5分、裏路地にひっそりと佇む「Coci la elle(コシラエル)」は、2010年に主宰のひがしちかさんが、1点物の手作りの日傘屋としてスタートしたお店です。

名前の由来は、手仕事への敬意を込めたニュアンスをもつ日本語“拵える”からつけられたそう。

傘は、すべて手作りの一点もの。絵柄はひがしちかさんが布用の絵の具で1本づつ描いており、ガラスや陶器、プラスチックや木などのアンティークボタンのパーツや、長さ、太さ、色にこだわった傘骨など、細部までこだわり抜いて作られています。

雨傘は、ひがしちかさんが描く絵や写真のコラージュを鮮明にプリントした生地で仕立てています。生地をランダムに裁断して縫製するため、同じ原画でも1本ずつ表情が異なるのが魅力的。じめじめ憂鬱な気分になりがちな雨の日にパッと彩りを与えてくれます。

雨が降ったと思えば、強い日差しが照り付ける…この時期に毎日持ち歩きたいのが晴雨兼用傘。UV加工と超撥水加工を施していて、梅雨シーズンから大活躍です。毎年新しい絵柄で登場するのも楽しみ♪
「Glass-Lab(グラスラボ)」で涼しげなガラス製品に出会う

体験では、初めに江戸硝子について説明を受けたり、工場内を案内していただきます。工場の動力となる珍しいキャタピラ型のモーターやガラス加工の機械など、初めて目にする機械やノスタルジックな加工場に雰囲気にワクワクしますね。

その後、数種類の中から好みのデザインを選び、醤油差しの入り口部分を削る作業を体験します。少し緊張しますが、初心者でも丁寧に教えてもらえるので大丈夫。上手にできれば「液だれしにくい醤油差し」が完成します。透明感のあるガラスは、夏の暑さを忘れそうなほど涼しげですね。
「リカシツ」のガラス製品と“苔テラリウム”を楽しむ

リカシツの製品を使ったディスプレイがたくさん。どれもおしゃれで、おうちに飾る時の参考にしたくなるものばかりです。

花瓶にしたり、ハーブやスパイスの保存容器など、使い方は無限に広がりますね。

“苔テラリウム”のワークショップは、6月にも開催予定です。じめじめとした湿気の多い梅雨は、苔が元気になる季節。梅雨ならではの楽しみ方を体験してみませんか?
理科室蒸留所

リカシツの斜め前に「理科室蒸留所」があります。倉庫のような外観が目印。

店内には大きな蒸留器やクリーンブースが設置されていて、まるで実験室のよう。

他にも、フレーバーウォーターの化粧水やリネンウォーターなど展開しています。蒸し暑い季節も、香りで爽やかにリフレッシュしそう。ぜひ覗いてみてくださいね。
清澄白河の駅から歩いて約5分ほどのところにある「清澄庭園」。元々は江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡だった地を、三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎氏が買い取り、造園された歴史があります。
公園の中心にある「泉水」と呼ばれる池に置かれた飛び石は、渡って歩くことができます。広々とした池の眺めが楽しめるだけでなく、歩を進めるたびに景色が変わるように配置されているんですよ。