“おひとりさま5個まで”の張り紙のある「クリームパン」は・・・

薄く柔らかな皮の中に溢れんばかりのカスタードクリームがくるまって。ひとつ150gとずっしり。

大粒の栗がそのまま入った『栗あんぱん』もひとつ100gのボリューム。

栗の存在感もさることながら、もっちりと伸びのよい餡が、老舗和菓子屋さんの実力を感じさせる。(筆者撮影)

店名にちなんで亀さんの焼き印が押された食パン。

奥は工房。画像下は群馬産小麦を使ったパン・ドゥ・ミ『ASAMA』。(筆者撮影)

クロワッサン生地にシナモンときび糖を加えた『バトン・シュクレ』など、ヴィエノワズリーも若干あり。
甘にがいチョコレートとバターの風味が溶け合う『パン・オ・ショコラ』（画像）はオトナの味。

神楽坂駅から7－8分。最近"奥神楽坂"と呼ばれはじめた江戸川橋通り沿いに立地するフォカッチャの専門店です。
店名は、オーナーの山本誠さんが修業したイタリア南部ブーリア州の"パンのまち”アルタムーラから。

ショーケースから、好きなものをチョイスして、イートインorテイクアウト。イタリア食材やワインなどのメニューもあります。

イートインは10名まで。

テイクアウトOK。

液体の天然酵母「ルヴァン リキッド」を用い、フランスの伝統的な製法を駆使して作られる同店のパン。
画像は店を代表する『バゲットモンジュ』。皮は固く、内側はもっちりの焼き立てを求め、タイミングを見計らって訪れるお客さん多し。

一番の売れ筋はご想像どおり『クロワッサン』。

立地は毘沙門天の斜め前。
北フランス・リールで19世紀末に開業した老舗も、日本では20カ所あまりにショップが。前出のメゾン・カイザーと同じく、近隣在住のフランス人の姿を頻繁に見かけます。※イートイン併設。

価格札には日仏の言葉でパンの説明つき。

ヴィエノワズリー(卵や牛乳を使った菓子パン)も販売。
こちらはほろ苦な生地にコーヒークリームが絶妙なバランスの『エクレール・カフェ』。

神楽坂下交差点から300mほど北にある飯田橋サクラテラスの1階に、2014年オープン。イートインスペースもあります。

イタリアで修業した森 直史シェフによって2008年、東横線・中目黒に開業して以降、都立大学・学芸大学に進出した「TRASPARENTE(トラスパレンテ)」の系列店です。

ラインナップは、バゲットなどの食事系から総菜パン・・・

フルーツデニッシュなどの甘いパンまで揃っています。小さめサイズもあり、老若男女どなたにも喜ばれそう。
※イートインの場合、食事系パンは温めてもらえます。

日本有数のクラシックホテルとして知られる金谷ホテル（栃木県日光市）直営のパン販売店は、神楽坂のちょうど中腹あたりに立地。

ホテルで朝食に使われている『ロイヤルブレッド』（1斤半）。ホテルのお客さんとそれほど変わらない時差で美味しいトーストを食べたい。そんな一心で、こちらに立ち寄って買い求めるひとが多いのです。

※店ではカットのサービスはありませんので、ご自分でお好きなサイズにどうぞ。

ソーセージや焼きそばが入った総菜パン、メロンパンやチョココロネといった庶民的＆ノスタルジック系のラインナップに加えて、ラスクやクッキーも揃っています。

柔らかなくちどけ。抹茶の美しいマーブル模様、大納言のほのかな甘みが楽しめる『抹茶大納言』は、期間限定で登場することも。

やはりこちらの店では、“歴史的存在感”を放つフランスパンを求めてはいかが。

カフェを併設。屋外にはテラス席もあります。