たとえば、本が好きな方ならブックカフェ、お花に癒されたい方はお花屋さんが併設しているカフェなど。そんな風に一挙両得で楽しめ、癒されるカフェに出かけてみるのはいかがでしょうか？今回は、都内でおすすめの“カフェ+α”なお店をいくつかご紹介します。

西荻窪駅から徒歩で2～3分の距離、駅前商店街の喧騒を抜けた場所にあるこちらのカフェ。本店は島根県、石見銀山にあるそうです。まるでタイムスリップをしたかのような味のある雰囲気です。

大人気のにぎり善。季節のお野菜を黒米のシャリで握った鮮やかなお寿司たちは、目でも舌でも楽しめる一品。写真中央はなんと苺寿司。苺とシャリ、意外な組み合わせですが酢飯と苺の酸味・甘さが絶妙にマッチして美味しいんですよ。

百合根を茹で丁寧に裏ごしし、生クリームを加えて味付けられた「百合根のモンブラン」は、一番上に百合根がそのまま飾られていたり、モンブランの下にはホワイトチョコレートのクリームが隠れているなど凝った作り方にため息がでそう。

ファッションデザイナーで料理家の中臣美香さんがご主人とともに営んでいる、セレクトショップとカフェのお店「コロモ チャ ヤ （coromo-cya-ya）」。吉祥寺駅から徒歩2～3分ほどの距離にあるこちらのお店は、女子に大人気のカフェ。

デミグラスソースのハンバーグと旬野菜の組み合わせ！お料理も美味しそうですが、器やカトラリーのシンプルなのに可愛い！というところにもセンスを感じます。

期間限定メニューのアールグレイ＆ミルクのかき氷。紅茶の香りと少しの苦味が大人にちょうどいいんです。しかも練乳が添えてあり、お好みで上から少しづつかけられるのも嬉しいですね。

併設されているセレクトショップでお洋服をじっくり選んでから休憩するもよし、腹ごしらえを済ませてからゆっくりお洋服選びするもよし。吉祥寺に来たらぜひ立ち寄ってもらいたいお店です。

JR西荻窪駅から10分ほど歩いた場所にあるこちらのカフェは、ご夫婦で営むカフェ＆フラワーのお店。お花は旦那様、スイーツは奥様が担当されているそうです。

食べるお花「エディブルフラワー」を使用したお花のジンジャーケーキ。卵・牛乳・小麦粉を使用せず、米粉を使用した素朴な味わい。ジンジャーが香ってとっても美味しいです。

お花に囲まれたカフェは至福のリラックタイムを提供してくれます。

お茶とスイーツを楽しみながら、どのお花を連れて帰ろうか？なんてゆっくり考える時間も楽しいですね。

テイクアウトができるハナサブレシリーズのクッキーは、甜菜糖や菜種油を使って作られていて、保存料は使用していません。見た目も可愛くて身体にも優しいクッキーはお土産にもぴったりです。

セレブが住む街として名高いオシャレタウン、広尾には驚きの素敵なお店が！
広尾駅から徒歩1分のところにあるカフェ「レ・グラン・ザルブル」は、フランス語で“大きな木”という意味の通りの外観。1・2階はお花屋さん、3階・屋上テラスがカフェになっていて、ツリーハウスには外に掛かった木製の階段と、2階の踊り場から入れますよ。

カフェメニューは料理研究家の関口絢子さんがプロデュース。こちらは「ひよこ豆のフムスプレート」。フムスは、ひよこ豆に香味野菜やオリーブオイルなどを入れたもの。これにスープとフォカッチャが付いてヘルシーだけどボリューミーな一皿。

オーガニックブレンドコーヒーはお代わり付きなのがとっても嬉しい♪テラスはペット同伴OKなので愛犬とのお散歩がてら立ち寄るのにもおすすめです。

絶対のぞいてほしいのがお花屋さん。そこに立つだけで幻想的な空間に連れて行ってくれるようなディスプレイも素敵です。

色とりどりのお花を眺めながら癒しのひとときを過ごしたら、帰りは自分のためにお花を買って帰るのもいいですね。

駒場公園内にある日本近代文学館併設のカフェ。駒場東大前駅から徒歩8分ほどの公園内にあるのでお散歩がてら立ち寄れるのも嬉しいですね。文学館併設だけあってクローズ時間は早め（16:20）なのでお気を付けください。

メニューは「芥川 AKUTAGAWA」(ブラジル)、「寺山 TERAYAMA」(エチオピア)など、文豪の名前を使ったなんとも面白いネーミング。写真は「鴎外」のアイスコーヒー。アイスコーヒーは日替わりで「芥川」「寺山」「鴎外」「敦」を提供しているそう。

こちらは梶井基次郎の代表的作品『檸檬』がテーマの「檸檬パフェ」。レモンジュレとバニラアイスの組み合わせがとっても爽やか。グラノーラがいいアクセントになっています。

こちらはランチタイムメニューの「牛めし」(味噌汁、漬物、卵 付き)。林芙美子の自伝的小説『放浪記』で、主人公が食す牛めしからインスピレーションされたメニュー。軽食だけでなく、ガッツリ系のメニューがあるのも嬉しいですね。

店内はずらりと本が並んでいます。気になるものを手に取って、ゆっくりと読書にふける時間もまた有意義です。

店内では動物や昆虫・鳥・魚・恐竜・アンモナイトなどの古書や標本、アクセサリー、雑貨などが販売されており、それらに囲まれた空間でお茶をするというユニークな体験ができちゃいます。しっとりと程よい甘さが優しいバナナケーキとコーヒーで一休みしてからまた下北散策に出かけるのもいいですね。

2階にあるラボは展示会やトークショーなどのイベントも開催しているようです。是非下北沢に立ち寄る際はのぞいてみてはいかがでしょうか。

玄米への苦手意識が改革されちゃうかも！？美味しいと評判の「玄米カレー」は食べてみる価値ありです。

広い店内には靴・洋服・雑貨などオリジナルのものが販売されています。何気なく立ち寄ったカフェでお気に入りの雑貨が見つけられると嬉しくなりますよね。

休日のんびりしたい時にはお気に入りのカフェに足を伸ばし、好きなものに囲まれゆったりするのがおすすめ！+αの贅沢が次へ頑張る活力になってくれるはずです。