葉山と逗子のなかほどにある「惠土（えど）」は古民家を改築した趣きのあるお店。店主は、立川にある蕎麦懐石のお店「無庵」で修業を積み、その後独立してこの地にお店を構えました。

広い縁側や掛け軸があるお座敷は、田舎に帰ったようなどこか懐かしい雰囲気。テーブル同士の間隔にゆとりがあるので、ゆったりと過ごせますよ。

お食事は、ランチ・ディナーともに完全予約制の蕎麦懐石。ランチはおまかせコースのみで、地元三浦半島の食材を中心にしたお料理がいただけます。どれも繊細で、季節を感じるものばかり。

お蕎麦は茨城から有機栽培の玄蕎麦を仕入れ、毎日手臼で挽く手挽きせいろです。ふわりと広がる蕎麦の香りと風味が格別で、特別な日に訪れるファンがいるのも納得のお店です。

ランチは、品数やメインが異なる5種類からセレクトできます。ある日の前菜は、佐島漁港で獲れた鮮魚のカルパッチョサラダ。野菜も葉山産のものを使っていて地産地消にこだわっていますよ。

逗子駅から車で15分のところにある「葉山食堂」は、ご夫婦で営むこじんまりとした洋食レストラン。大きな看板が出ているわけではありませんが、連日多くの方が訪れる人気店です。

カジュアルにお食事を楽しめる椅子席や、お集まりにふさわしいお座敷のある個室や離れなど、シーンに合わせて選ぶことができるのも魅力。

日本庭園を眺めながらのお食事は、とても贅沢な時間。日々の忙しさを忘れて優雅に過ごしたいときにぴったりです。

「L'essen Za Hayama（レッセンツァ 葉山）」は、真名瀬（しんなせ）海岸沿いにあるイタリアンレストラン。真っ白な壁に青いファサードの外観が印象的です。

ランチは品数の違うコース2種類。どちらのコースでもいただける前菜は、繊細な味付けと盛り付けが大人好み。ワインのお供にもぴったりですよ。

週替わりで数種類から選べるパスタは、どれもおいしそうで迷ってしまいます。ある日のパスタは、チーズとブラックペッパーを効かせた「カチョエペペ」。濃厚ながら洗練された味わいは、わざわざ遠方から足を運ぶファンがいるほどの人気なんですよ。

パスタまたはピッツァとサラダのシンプルなセットから、前菜やメインをプラスするボリューミーなものまで、3種類のランチがいただけます。手前のパスタは「しらすとロメインレタスのペペロンチーノ」で、湘南名物のしらすをたっぷり使用。素材の味を活かした調理にこだわっていて、絶妙な塩加減が評判です。

イタリア直輸入の石窯で焼き上げるナポリピッツァも、ぜひ食べてみてくださいね。

ドルチェのおいしさにも定評があります。食後はこだわりのスイーツとともに、ゆったり甘いひとときを過ごしましょう。

オーナーシェフが掲げるコンセプトは“FRESH, ORGANIC, LOCAL”。L.A.のスタイルを守りつつ、地元ならではの新鮮材を使っているのが特徴です。ランチのパエリアには、相模湾で獲れた魚介類を使用しているそう。

ボリュームのあるハンバーガーもシーサイドのレストランに似合いますね。開放的な空間で大人のランチタイムを楽しんでください。