引っ越しの際の挨拶をしないという人も増えているようです。どんな人が住んでいるのか分からない環境で暮らすよりも、やっぱり挨拶しあえる仲を築いていく方がなにかと安心ですよね。

引っ越しの際には、旧居・新居ともに挨拶に伺うのが基本です。その際には小さな手土産を用意するといいですね。ギリギリになって慌てないように、事前に準備できることはできるだけ早めにしておくよう気を付けましょう。

食べるとなくなってしまう食品や、どこのご家庭でも使う消耗品などがおすすめです。お互いに気を遣わない程度の気軽なものを選ぶのがポイントです。

百貨店や専門店では、上質なギフトが購入できますが、1000円以下の贈答品はラインナップが少なく、選択肢が狭くなることがあります。気に入ったものが見つかれば、包装紙やのしなども高級なテイストにすることができます。

お菓子は贈答品としても一般的で、金額の幅も広いので、気軽な引っ越し挨拶ギフトとして人気があります。お菓子にするときは、生菓子などは避け、賞味期限に余裕のあるものを選ぶようにしましょう。

こちらはオランダの伝統菓子であるキャラメルワッフルがキュートな缶に入ったギフト向けのスイーツです。外側はカリッと、内側はとろりとした食感は、優雅なティータイムにぴったりです。

四季の富士山をあらわすというキュートなおせんべい。お味は醤油味をベースにした砂糖、胡椒、一味唐辛子、抹茶の計4種類です。愛らしいパッケージにもほっこりと心が安らぎます。

こちらのお菓子は、讃岐地方に嫁入り菓子として伝わる「おいり」というものです。明るい色味のカラフルなお菓子は、華やかでご挨拶の手土産にもぴったり。賞味期限も長いので安心してお渡しできますね。

人気パティシエ、辻口博啓さんが手がける豆スイーツの専門店であるフェーヴ自由が丘。リーズナブルにユニークなお味の組み合わせを楽しむことができます。

お米は毎日食べる方が多いものなので、引っ越し挨拶ギフトにもおすすめの商品です。普段食べているものよりも、少し高級なお米を贈ると喜ばれます。

さまざまなお米がラインナップされているAKOMEYA。オンラインストアではキュートなパッケージのお米も販売されています。洒落たお米ギフトを探せます。

タオルやふきんはいくつあっても困らないものなので、引っ越し挨拶ギフトとして選ぶ方が多い商品のひとつです。ギフトにする際は、ベーシックな色柄で上質なものを選ぶようにするといいでしょう。

カラフルな北欧柄で人気のマリメッコですが、落ち着きのあるグレーをチョイスすれば、年齢を問わず使っていただけそうです。少し大きめサイズのタオルなので、使い勝手がいいんですよ。

究極の肌触りを追求したというこちらのタオルは、誰にでも使ってもらえるベーシックなアイテムです。3年以上、農薬を使わないで保たれた農地で栽培されたオーガニックコットンを使って作られています。

タオルの名産地である愛媛県今治市で染色を行っているというこちらのタオルは鮮やかな発色が特徴です。吸水性も高く、毎日持ち歩きたくなる品質の良さがあります。

倉敷意匠が作るベーシックなガーゼのふきんは、広げて使うのにも便利な長方形をしています。シンプルで使いやすいふきんは何枚あっても重宝します。

何を贈ったらいいのか迷ってしまったら、どこのおうちでも使う消耗品がおすすめ。価格帯もリーズナブルで、送る方ももらう方も気軽なギフトとすることができます。

引っ越し先での挨拶はできるだけ早く行うのがスマートです。新居に引っ越した当日に行くのが一番！遅い時間になってしまった場合は、翌日の明るい時間帯に訪れるといいでしょう。

旧居での挨拶はおおむね一週間前くらいには終わらせておくようにするとスムーズに引っ越しすることができます。引っ越し前日、当日は引っ越し作業自体でバタバタしてしまう上、相手が不在だった場合、再度の訪問ができなくなってしまいます。

引っ越し当日には音が出ることもあります。事前に引っ越し日の予定と「うるさくなることがあるかもしれませんが」と一言、お伝えしておくのも大切です。

引っ越しの挨拶ギフトには、のしをつけるのが普通です。表書きは「御挨拶」、水引は「紅白蝶結び」が一般的です。苗字も小さく入れ、外のしにします。

旧居の挨拶ギフトには「御礼」や「粗品」といった表書きでも大丈夫です。

引っ越しの挨拶は、円滑な人間関係を築くためにとても大切なことです。マナーを守って、スマートに挨拶できたら、上手に大人のお付き合いができそうです。心を配って、新しい生活をスタートさせてみてくださいね♪