石鹸の特徴を知ろう*
洗顔石鹸、浴用石鹸、化粧石鹸、どう違うの?
『洗顔石鹸』とは
ナチュラルな成分で、限りなくシンプルな製法で作られているものが多い洗顔石鹸ですが、敏感肌の方や肌が弱い方は、肌トラブルを起こしにくい“完全無添加石鹸”がおすすめです。防腐剤や添加物が入っていない石鹸を選ぶようにしましょう。
『浴用石鹸』とは
浴用石鹸は身体の汚れを洗い落とすことを目的として作られていますので、洗顔石鹸よりも高い洗浄力があります。洗顔として使用すると、汚れと一緒に肌に必要な油分も落としてしまう可能性がありますので、顔用として使うのはできるだけ避けた方が良いでしょう。
基本的に浴用石鹸は溶けにくく作られてはいますが、お気に入りの石鹸をより長く使うためには、使ってそのまま放置…は避けたいところ。使用後は泡をよく切って、ソープホルダーなどを使って水気が残らない状態で保管するようにしましょう。
『化粧石鹸』とは
顔の皮膚は身体の皮膚よりも薄く、とてもデリケート。人によっては刺激が強い場合もありますので、顔に使用する際は化粧品を選ぶ時と同様、自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。
身体用の固形石鹸は、一般に「化粧石鹸」と総称して呼ばれています。さらにその内訳を見ると、「洗顔石鹸」「浴用石鹸」「薬用石鹸(含むデオドラント石鹸)」などが含まれています。また、場合によっては「洗顔石鹸」と「浴用石鹸」をひっくるめたものを「化粧石鹸」と呼んだりします。
石鹸には顔や身体に使えるもの、食器を洗ったり洗濯用に使うもの、工業用などがあります。洗顔石鹸、化粧石鹸、浴用石鹸はこのうちの体に使うためのボディ用石鹸で、さらに「化粧品に属するもの」と「医薬部外品」に属するものがあります。それぞれの特徴をひとつずつ見ていきましょう。